「買い出し」とは?意味や類語!英語や使い方!
イベントを行う時に「買い出しに行く」という言葉を使うことがあります。
どの様な意味があるのか使い方や例文などを紹介します。
目次
- 「買い出し」とは?意味
- 「買い出し」の表現の使い方
- 「買い出し」の英語と解釈
- 「買い出し」の類語や言い換え
- 「買い出し」を使った例文と意味を解釈
「買い出し」とは?意味
「買い出し」の意味は以下2つです。
- 「必要な品物を買い集めること」の意味
- 「食料を不足の時代に都会から農村まで出かけて分けて貰っていたこと」の意味
「必要な品物を買い集めること」の意味
必要なものが最初から決まっていて、まとめて買いに出かけることを言います。
小売店だけではなく、市場や産地などに行き、必要なものを一定量集めることが目的です。
「食料を不足の時代に都会から農村まで出かけて分けて貰っていたこと」の意味
戦時中や戦後の食糧難では、配給される量ではとても足りませんでした。
家族が多い家庭では、都会から遠くの農村まで行き、現地の農家にお願いして米や芋などの食料と、お金や着物などを交換して貰っていたのです。
主に食料を買う為に出向いて行ったことを意味していますが、現在では使われません。
「買い出し」の表現の使い方
「買い出し」の表現の使い方を紹介します。
- 「買い出し」と「ショッピング」の違い
- 「買い出し」と「買い物」の違い
「買い出し」と「ショッピング」の違い
「ショッピング」は英語で“shopping”で意味は「買い物をすること」になります。
ものを買うという行為に関しては同じですが、使い方違ってきます。
「買い出し」は、どうしても必要なものがあり、それをまとめて買いに出かけることを言います。
最初から欲しいものが決まっていて、それを目当てに出かける行為です。
「ショッピング」は、ものを買うだけではなく見て楽しむ行為も含まれています。
何も買わなくても出かけていくことを「ショッピング」と言い、それだけ自由度が高い行為です。
「買い出し」と「ショッピング」の違いは「買うモノがはっきりと決まっているかどうか」という点です。
「買い出し」と「買い物」の違い
「買い出し」は「目的と行く場所がはっきりとしている時」に使われます。
行く場所も買うものも非常に限定されているのです。
「買い物」は「目的によっては複数のお店を回ることもある時」に使われます。
小売店に行くこともあれば、ショッピングモールなどで見てからどこで買うか決めることもあります。
「買い出し」と「買い物」の違いは「目的と場所が決まっているかどうか」という点です。
「買い出し」の英語と解釈
“They go shopping to buy groceries.”
「彼らは食料を買い出しに出かけた」になります。
英語では「買い物」も「買い出し」も“shopping”ですが、“groceries”(食料)を付けることで「食料品の買い出し」という意味になります。
「買い出し」の類語や言い換え
「買い出し」の類語を紹介します。
- 「調達」【ちょうたつ】
- 「買付け」【かいつけ】
「調達」【ちょうたつ】
「品物やお金、労働力などを用意すること」です。
孤立した環境の中で「食料を調達する」として使われることもあります。
「買付け」【かいつけ】
「業者が農家など生産地に直接出向いて品物を大量に仕入れてくること」です。
食料に関しても使われることがあります。
「買い出し」を使った例文と意味を解釈
「買い出し」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「買い出し」を使った例文1
- 「買い出し」を使った例文2
「買い出し」を使った例文1
「イベントの買い出しに出かけるけれども何か必要なものはありませんか」
イベントに必要な材料を買いに出かける時の言葉です。
この場合、行き先はバラエティショップやホームセンターなど限られていることが多くなります。
「買い出し」を使った例文2
「週末に台風が来るというので食料の買い出しに行った」
週末に台風が来ると買い物に出かけられなかったり、お店が閉まってしまうことがあります。
先に必要な分の食料を買い揃えて台風に備えることを表しています。
「買い出し」は現在では「必要な品物を買い集めること」の意味で使われています。
目的が決まっていて、限定された場所に行く時に使われる言葉です。
特定のものを買いに出かける時に「買い出しに行く」として使ってみましょう。