「我が強い」とは?意味や使い方!「我が強い人」の特徴を紹介
「我が強い」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「我が強い」を使った例文や、「我が強い」の類語などを紹介して行きます。
目次
- 「我が強い」とは?
- 「我が強い人」の特徴
- 「我が強い」の類語や類似表現や似た言葉
- 「我が強い」を使った例文や短文など
「我が強い」とは?
「我が強い」という言葉を知っているでしょうか。
同じ職場に「我が強い」同僚がいて、困っている人もいるかもしれません。
一方で、「我が強い」という言葉の意味すら、分からない人もいるかもしれません。
そこで「我が強い」という言葉の読み方や意味を紹介します。
- 「我が強い」の読み方
- 「我が強い」の意味
「我が強い」の読み方
「我が強い」は「ががつよい」と読みます。
「我」は「われ」ではなく、「が」と読みます。
これを機会に、「我が強い」は「ががつよい」と読むようにしましょう。
「我が強い」の意味
「我が強い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「我が強い」には、「強情」「意地が強い」という意味があります。
また「我が強い」には、「自分の考えをしっかり持ち、押し通そうとする意志が強い」という意味もあります。
さらには「他人と協調できない」などの意味もあります。
「私の友達は、我が強い」という時は、友達が強情である、または、友達は自分の考えを押し通そうとするなどの意味があります。
「強気」などと違い「迷惑性格」という意味で使われることが多く、基本的に「悪口のひとつ」として使われます。
このように「我が強い」には「強情である」または「自分の考えをしっかり持ち、押し通そうとする意志が強い」などの意味があります。
「我が強い人」の特徴
「我が強い人」には、どのような特徴があるでしょうか。
身の回りにいる人が、「我が強い人」かどうかを知るため、共通する特徴を紹介して行きます。
- 「謝らない」【あやまらない】
- 「言い訳をする」【いいわけをする】
- 「仕切りたがる」【しきりたがる】
- 「自分の話ばかりする」【じぶんのはなしばかりする】
- 「妥協しない」【だきょうしない】
「謝らない」【あやまらない】
「我が強い人」の特徴のひとつに、「謝らない」というものがあります。
「我が強い人」は自分の意見を押し通そうとするため、自分の意見が間違っていると気付いても、謝らずに押し通そうとすることがあります。
明らかに間違っているのに、謝らず意見を押し通そうとされると、イライラするだけでなく時間の無駄になります。
面倒だからと「我が強い人」の意見を採用すれば、仕事や作業を失敗してしまうため、やっかいな存在です。
「言い訳をする」【いいわけをする】
「我が強い人」は、意地っ張りなため、自分のミスを認めたがらないという特徴があります。
そのため、適当な言い訳をして、その場をごまかそうとします。
分かりやすい嘘をついて、言い訳をされることは、ミスをされるよりも腹が立つ行為かもしれません。
「仕切りたがる」【しきりたがる】
「我が強い人」は、場を仕切りたがるという特徴があります。
その場の中心になり、自分が目立っていないと、気分が悪いためでしょう。
「自分の話ばかりする」【じぶんのはなしばかりする】
雑談をしている時に、誰かの話の途中で自分の話を始める人がいます。
このような人は、自己主張が強く、また「仕切りたがる」のと同様に、その場の中心にいないと気が済まないためです。
誰かが自分に起こった幸運についての話をしたら、もっと自分は幸運だと主張します。
「妥協しない」【だきょうしない】
「我が強い」人は「妥協しない」という特徴があります。
意見が割れた時、どちらかの意見を採用する場合もあれば、妥協して、折衷案を採用するのは、当たり前の行為です。
しかし、自分の意見以外は受け付けず、折衷案すら拒否するのが「我が強い人」です。
周囲の人が気遣っていることに気付けず、自分の意見を押し付けるタイプの人です。
「我が強い」の類語や類似表現や似た言葉
「我が強い」の類語や、類似表現を紹介します。
「我が強い」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「わがまま」【わがまま】
- 「自分勝手」【じぶんかって】
- 「エゴイスティック」【えごいすてぃっく】
「わがまま」【わがまま】
「わがまま」という言葉には、「他人のことを考えず、自分のことだけを考えて行動すること」という意味があります。
例えば、合コンの時に、参加している仲間のことを考えず、自分にだけ彼氏や彼女ができればいいと考えて、単独プレーをするような人は、「わがまま」と呼ばれます。
人の性格はいろいろあり、「気弱」「強気」「優しい」「親切」など、その人のもっとも目立った性格で称される傾向があります。
例えば「A君は優しい」「B君は強気な人」という感じです。
しかし「C君はわがまま」と「わがまま」が代名詞になってしまう人は、「我が強い」と同様に、あまり好かれているとは言えないかもしれません。
「自分勝手」【じぶんかって】
「自分勝手」は「人の都合を考えず、自分の都合だけを考えること」を意味します。
「わばまま」とほとんど同じ意味があります。
「エゴイスティック」【えごいすてぃっく】
「エゴイスティック」というカタカナ語があります。
「エゴイスティック」には、「利己的な様子」「自分本位な様子」という意味があります。
「彼は、エゴイスティックなので、気を付けなよ」などと、「利己的な人のため、距離を置くように」という意味で使われます。
「我が強い」を使った例文や短文など
「我が強い」という言葉を使った例文や短文を紹介して行きます。
「我が強い」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「我が強い」を使った例文1
- 「我が強い」を使った例文2
「我が強い」を使った例文1
「『我が強い』上司を持つと苦労する」
この例文のように、自分勝手で、自分の意見ばかり押し通そうとする上司を持つと苦労します。
人の上に立つ人は、自分のエゴを抑えて、周囲の人の意見を尊重できなければ、務まらないはずです。
人の上に立つ機会ができたら、自分がわがままな振る舞いをしていないか、客観的に見てみる必要があるかもしれません。
「我が強い」を使った例文2
「私が振られる理由は、『我が強い』という理由だ」
この例文のように、恋愛が失敗する理由の一つに「我が強い」という点があります。
恋愛や結婚はひとりではできません。
恋人と協調できない人は、パートナーとして認められないため、振られてしまう可能性が高いでしょう。
「我が強い」という言葉について見てきました。
周囲に「我が強い人」がいると、イライラすることが多くなります。
適度な距離を置くようにしましょう。
また自分のことを「我が強い」と感じている人は、人のことを考えて行動するよう心がけてみましょう。