「あまりにも」とは?意味や使い方!例文や解釈
「あまりにも」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「あまりにも」を使った言葉を紹介し、「あまりにも」の類語や、「あまりにも」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「あまりにも」とは?
- 「あまりにも」を使った言葉
- 「あまりにも」の類語や類似表現や似た言葉
- 「あまりにも」を使った例文や短文など
「あまりにも」とは?
みなさんは、「あまりにも」という言葉を知っているでしょうか。
「あまりにも悲しい」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「あまりにも」という言葉の意味を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「あまりにも」の意味を紹介します。
- 「あまりにも」の漢字
- 「あまりにも」の意味
「あまりにも」の漢字
「あまりにも」は、漢字表記できます。
「あまりにも」は「余りにも」という漢字を使えます。
これを機会に「あまりにも」は「余りにも」と書けることを知っておきましょう。
「あまりにも」の意味
「あまりにも」という言葉には、「普通の程度をひどく超して」という意味があります。
また「普通の程度をはるかに超える悪い物事」という意味もあります。
普通よりもはるかに程度が上のことに対して、悪い意味、良い意味で使えます。
例えば「あまりにも悲しい」という言葉には、「悲しみの度合いが、ふつうの程度をはるかに超えている」という意味があります。
「とても悲しい」「悲しすぎる」などの意味があります。
このように「あまりにも」には、「普通の程度をひどく超して」という意味があります。
「あまりにも」を使った言葉
次に「あまりにも」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「あまりにも」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「あまりにもひどい」【あまりにもひどい】
- 「あまりにも辛い」【あまりにもつらい】
- 「あまりにも変わった」【あまりにもかわった】
- 「あまりにも親切」【あまりにもしんせつ】
- 「あまりにも速い」【あまりにもはやい】
- 「あまりにも強い」【あまりにもつよい】
「あまりにもひどい」【あまりにもひどい】
「あまりにもひどい」という言葉があります。
「あまりにもひどい」には、「普通の程度をひどく超えて、ひどい」という意味になります。
例えば、付き合っているカップルの片割れが浮気をしているだけで、普通にひどい状態ですが、三股や四股を掛けている場合、「あまりにもひどい」ということになります。
「あまりにも辛い」【あまりにもつらい】
「あまりにも辛い」という言葉を、口に出したことがあるかもしれません。
普通に「辛い」という程度をはるかに超えて、「辛すぎる」「半端じゃなく辛い」という時に、「あまりにも辛い」という言葉が出ます。
例えば一日残業するだけでも、翌日の体調が悪くなり「辛い」ですが、三日残業が続けば「あまりにも辛い」という言葉が出てきそうです。
「あまりにも変わった」【あまりにもかわった】
「あまりにも変わった」という言葉も良く使われます。
例えば結婚した二人が、この言葉を使うことがあります。
結婚前は優しかった女性が、結婚した直後、豹変するという話があります。
また結婚前は真面目に働いていた男性が、急に働かなくなることがあります。
このような時、パートナーを見て「変わりすぎ」という意味を込め、「あまりにも変わった」と言います。
「あまりにも親切」【あまりにもしんせつ】
「あまりにも親切」という言葉もあります。
「あまりにも親切」は、「親切過ぎて、度を越している」人に対して使われます。
友達の家に泊まりに行った時、食事だけでなく、お風呂や寝具まできちんと用意されていて、翌朝の朝食などもしっかり作ってもらえると、「あまりにも親切で、恐縮しちゃうよ」などという感想が湧いてくるでしょう。
「あまりにも速い」【あまりにもはやい】
「あまりにも速い」には、「速すぎる」「度を超えて速い」という意味があります。
インターハイに出場するような陸上選手と、学校の授業で一緒に走ったりすると、あまりの速さに驚くのではないでしょうか。
きっと「あまりにも速い」と言ってしまうでしょう。
「あまりにも強い」【あまりにもつよい】
「あまりにも強い」は、格闘技などを見ている時、口をついて出てくる言葉かもしれません。
ボクシングのタイトルマッチで、初回KOなどを見せつけられると、「あまりにも強い」と強すぎるボクサーを見て思うでしょう。
「あまりにも」の類語や類似表現や似た言葉
「あまりにも」という言葉の類語や、類似表現を紹介します。
「あまりにも」に似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「桁外れ」【けたはずれ】
- 「過度」【かど】
- 「とびきり」【とびきり】
- 「スーパー」【すーぱー】
「桁外れ」【けたはずれ】
「桁外れ」には「水準から、かけ離れていること」という意味があります。
「桁外れに美味しい」という料理は、一般的な料理の水準から、かけ離れて美味しい料理という意味になります。
「とても美味しい」という意味があります。
「過度」【かど】
「過度」には、「程度を越していること」という意味があります。
「過度に緊張する」という時は、「普通の程度以上に緊張する」という意味があります。
「とびきり」【とびきり】
「とびきり」という言葉を使うことがあるかもしれません。
「とびきり」には、「ずば抜けていること」という意味があります。
例えば会社の中の異性で、ダントツに素敵な人がいる時、「とびきり素敵」と言います。
「スーパー」【すーぱー】
「スーパー」には、「ずっと上の」「超」という意味があります。
「超楽しい」という言葉を、「スーパー楽しい」に言い換えられます。
「あまりにも」を使った例文や短文など
「あまりにも」という言葉を使った例文や短文を紹介して行きます。
「あまりにも」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「あまりにも」を使った例文1
- 「あまりにも」を使った例文2
「あまりにも」を使った例文1
「仕事がうまく行って『あまりにも』嬉しい」
仕事が成功した時は、とても嬉しいものです。
しかも、自分の手柄で仕事が成功した時、自分が高く評価された時は、度を超えて嬉しいと感じるでしょう。
このような感情を「あまりにも嬉しい」と表現します。
「あまりにも」を使った例文2
「『あまりにも』切ない、ラブストーリー」
この例文のようなラブストーリーを、小説や映画などで目にしたことがあるかもしれません。
ラブストーリーはたいてい切ないものですが、涙が止まらないくらい度を超えて切ないラブストーリーがあるかもしれません。
このような小説や映画を見た時、「あまりにも切ない」と言いたくなるかもしれません。
「あまりにも」という言葉について見てきました。
度を越えた感情を、人に対して伝えたい時に、「あまりにも」という言葉を使ってみましょう。