「おねだり」とは?意味や類語!「おねだり」と「ゆすり」の表現の違い
「おねだり」という言葉の漢字や意味を紹介します。
また「おねだり」と「ゆすり」との違いなどを紹介して行きます。
さらに「おねだり」をする時の注意点や顔などを、紹介して行きます。
目次
- 「おねだり」とは?
- 「おねだり」をするときの定番の顔
- 彼氏に「おねだり」をするときの注意点
- 「おねだり」を使った例文や短文など
「おねだり」とは?
みなさんは「おねだり」という言葉を知っているでしょうか。
現在でも「おねだり」を親や恋人にしている人がいるかもしれません。
一方で、「おねだり」という言葉を今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「おねだり」の意味や漢字などを紹介して行きます。
- 「おねだり」の漢字
- 「おねだり」の意味
- 「おねだり」と「ゆすり」の表現の違い
「おねだり」の漢字
「おねだり」という言葉を、漢字にするとどのような表記になるでしょうか。
「おねだり」は漢字で、「お強請り」になります。
思っていたよりも、やや怖いイメージの漢字がついて、驚いた人もいるかもしれません。
このように「おねだり」は漢字にすると、「お強請り」になることを覚えておきましょう。
「おねだり」の意味
「おねだり」には、どのような意味があるでしょうか。
「おねだり」には、「甘えて欲しがる」という意味があり、「ぐずぐず欲しがる」という意味もあります。
子供が親に対して、「お菓子を買って」「ゲームを買って」と言う時、甘えたポーズをしたり、甘えた声を出して欲しがるかもしれません。
また買ってくれるまで粘り、ぐずぐずと欲しがる様子を見せることがあります。
このような様子を「おねだり」と言います。
「おねだり」と「ゆすり」の表現の違い
「おねだり」を漢字にすると、「お強請り」になります。
実は「強請」は「ゆすり」と読みます。
一気に犯罪色が強くなり、戸惑った人もいるかもしれません。
それでは「おねだり」と「ゆすり」には、どのような違いがあるでしょうか。
「ゆすり」は、「人の弱みにつけこみ、脅して金品をねだること」という意味があります。
「おねだり」は甘えて何かをねだるのに対して、「ゆすり」の場合は、人の弱みにつけこみ、脅すという違いがあります。
例えば、不倫している男性に対して、「家族にばらされたくなければ、お金を都合しろ」などと脅すのは「ゆすり」になります。
二つの言葉には「甘える」か「脅かす」かの違いがあります。
「おねだり」をするときの定番の顔
次に「おねだり」をする時の定番の顔について見て行きましょう。
人は何かをねだる時、どのような表情をするのでしょうか。
- 「上目遣い」【うわめづかい】
- 「涙目」【なみだめ】
「上目遣い」【うわめづかい】
「おねだり」は「甘えて欲しがる」ため、自分を可愛い存在と見せる必要があります。
自分を可愛く見せる定番の表情に「上目遣い」があります。
下から上をじっと見上げると、「上目遣い」ができます。
容姿が良く、可愛いとされる女性が「上目遣い」をすると、男性は甘やかしてしまうという特徴があります。
アイドル並みの容姿を持つ女性は、「上目遣い」で可愛い声を出せば、ほとんどの場合、欲しい物を手に入れられるかもしれません。
「涙目」【なみだめ】
女性が「おねだり」をする時の、定番の表情に、「涙目」があります。
「涙目」は「涙をたたえた瞳」という意味があり、うるうると、涙をにじませる時の表情になります。
男性は女性に泣かれるのが苦手なので、慌ててしまいます。
結果的に「おねだり」に応えて、欲しい物を買ってしまうかもしれません。
ただし男性は女性が泣いた時、「困った」と思っても、「可愛い」とは思っていない可能性が高いでしょう。
そのためいつも涙を見せる女性は「面倒な女性」と思われて、会うのを避けられるようになるかもしれません。
彼氏に「おねだり」をするときの注意点
続いて、彼氏に「おねだり」をする時の注意点を紹介します。
恋人から何かを「おねだり」する時、どのような点に注意すればいいでしょうか。
- 「記念日にする」【きねんびにする】
- 「彼氏の経済状況を考える」【かれしのけいざいじょうきょうをかんがえる】
「記念日にする」【きねんびにする】
彼氏は、「おねだり」をしても許してくれる、貴重な存在です。
だからといって、甘え過ぎて、年がら年中「おねだり」すれば、彼氏の心が冷めてしまうかもしれません。
「俺は財布か」と感じ、付き合うのをやめるかもしれません。
そこで「おねだり」をするのは「記念日」だけにしておきましょう。
誕生日とクリスマス、さらに付き合い始めの日などの記念日だけ、「おねだり」するようにしましょう。
「彼氏の経済状況を考える」【かれしのけいざいじょうきょうをかんがえる】
彼氏に「おねだり」する時、彼氏の経済状況を考えましょう。
経済的に苦しい彼氏に、ブランド物のバッグを「おねだり」するのは考え物です。
彼氏はローンを組んで購入してくれるかもしれませんが、返済が滞り、破産してしまうかもしれません。
また、経済事情を無視して、高いプレゼントを「おねだり」する女性に対して、嫌気がさす可能性も高いでしょう。
経済状況に合ったプレゼントをリクエストするのが、彼女の心得と言えるでしょう。
「おねだり」を使った例文や短文など
最後に「おねだり」を使った例文や短文を紹介します。
「おねだり」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「おねだり」を使った例文1
- 「おねだり」を使った例文2
「おねだり」を使った例文1
「今でも親に『おねだり』して買ってもらったピアノを使っている」
この例文のように、子供の頃に「おねだり」して買ってもらったものを、大人になっても大切に使っている人がいるかもしれません。
「おねだり」された親も、大切に使い続けてくれれば、嬉しいはずです。
「おねだり」を使った例文2
「彼氏に『おねだり』しすぎて、今年に入って振られてしまった」
この例文のように「おねだり」をし過ぎて、彼氏に振られてしまった女性がいるかもしれません。
基本的に男性と女性は、フィフティフィフティの立場であると考え、「おねだり」しすぎるのはやめましょう。
彼氏に「おねだり」したら、次は彼氏にプレゼントするように、お互いが損をしない関係性を築くことが大切です。
長続きするカップルは、片方の負担が大きすぎるようなことはないでしょう。
また「おねだり」の仕方が悪く、彼氏を脅かすような口調になれば、「ゆすり」と変わらなくなるため注意が必要です。
「おねだり」という言葉について見てきました。
あなたが女性で恋人がいるなら、「おねだり」ができる環境かもしれません。
しかし、「おねだり」をする時も「親しい中にも礼儀あり」と思い、マナーを守るようにしましょう。