「感慨深いものがある」とは?意味!使い方や例文!類語や言い換え
会話や文章において「感慨深いものがある」という表現はよく使われます。
それでは「感慨深いものがある」という言葉の意味、使い方、類語などまとめてみましたので一緒に理解を深めていきましょう。
目次
- 「感慨深いものがある」とは?意味
- 「感慨深いものがある」の表現の使い方
- 「感慨深いものがある」を使った例文や解釈
- 「感慨深いものがある」の類語や言い換え
「感慨深いものがある」とは?意味
「感慨深いものがある」の意味を説明していきましょう。
まず「感慨」とは心に深く感じる、しみじみと思うことという意味があります。
「感慨深い」は形容詞となり、しみじみと深く感じているということを言い表す言葉です。
「感慨深いものがある」となれば「しみじみと深く感じさせられることだなあ」と万感の思いにかられる意味となります。
「感慨深いものがある」の表現の使い方
「感慨深いものがある」という表現はよく使われます。
仕事でも子育てでも、しみじみと深く感じる場面、万感の思いにかられることはあることでしょう。
例えば、自分が苦労、努力して手掛けてきたことが軌道に乗り成功した時、子が立派に成長し、結婚した時などこれまでのことを考えると胸に迫るものがあるでしょう。
こういった時に「感慨深いものがある」と使います。
自分で言うこともありますし、人が人に対して「これまでのことを思って、感慨深いものがあるでしょうね」と言うこともあります。
「感慨深いものがある」を使った例文や解釈
「感慨深いものがある」を使った例文を紹介、解釈をしていきます。
言葉の意味を理解して、使い方のイメージを掴んでみてください。
- 「感慨深いものがある」を使った例文1
- 「感慨深いものがある」を使った例文2
「感慨深いものがある」を使った例文1
「彼にとっては思い出の場所だから感慨深いものがあるだろうね」
何か思い出がある場所、思い入れのあることというのは、他の人にははかり知れない気持ちがあるものです。
それは悲しい気持ちだったり、嬉しくなることだったり人によって違いますが、色々と考えさせられる、しみじみと思うといったことがあるのです。
何年かぶりに思い出がある場所を訪れると、その当時の思い出や、今日までの暮らしなど一気に気持ちが押し寄せてきたりもするものです。
一言で言うならば「感慨深いものがある」となるわけです。
「感慨深いものがある」を使った例文2
「これまでの苦労を思うと、本当に感慨深いものがある」
苦労してようやく報われた時、成功を掴んだ時など、嬉しさはもちろんですが、これまでのことを思い返すと何とも言えない気持ちになるでしょう。
特に苦労したこと、辛かったことは、いくら幸せになっても忘れることはないでしょう。
あの時の苦しい経験があったから今があるとは言っても、もう一度同じ苦労をしろと言われたら誰でも「嫌だ」と感じるのではないでしょうか。
そのような色々な思いが駆け巡ることを「感慨深いものがある」と言い表すのです。
「感慨深いものがある」の類語や言い換え
「感慨深いものがある」の類語、言い換えを見ていきましょう。
- 「感無量」【かんむりょう】
- 「心にしみる」【こころにしみる】
「感無量」【かんむりょう】
「感無量」とは「感慨無量」と同じ意味となりますが、はかり知れないほど身にしみて感じることを言います。
嬉しい時に「感無量です」などと言ったりします。
それは「嬉しくて何て言ったらいいのかわからないほど嬉しいのです」ということを言っているのです。
「心にしみる」【こころにしみる】
「心にしみる」とはじわじわと感慨深い気持ちになること、しみじみと思う様子を言う言葉です。
「心にしみる小説」「心にしみる歌声」など会話でも文章の中にも、よく使われる言葉でもあります。
いかがでしたでしょうか。
「感慨深いものがある」という言葉の意味、使い方などお伝えしました。
会話でも文章でもよく使われる表現ですので、これを機会に覚えて使ってみてください。