「身をもって感じる」とは?意味!使い方や例文!類語や言い換え
「身をもって感じる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「身をもって感じる」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「身をもって感じる」とは?
- 「身をもって感じる」の使い方
- 「身をもって感じる」を使った例文や解釈
「身をもって感じる」とは?
「身をもって感じる」という言葉を知っているでしょうか。
身の回りの誰かが「最近、身をもって感じるようになった」などという場面に出会ったことがあるかもしれません。
一方で「身をもって感じる」という言葉を、今回初めて目にした人もいるでしょう。
そこで「身をもって感じる」という言葉の意味を紹介して行きます。
- 「身をもって」の意味
- 「身をもって感じる」の意味
「身をもって」の意味
「身をもって感じる」の「身をもって」には、どのような意味があるでしょうか。
「身をもって」には、「自分の体で」または「自分自身の体験として」という意味があります。
例えばバイトを通じて、働くことの大変さを知った時、「身をもって働くことの、大変さを知る」と表現できます。
テレビや本などを通じて仕入れた知識が、自分の経験を通じた時、体を通して知った時などに、「身をもって」という言葉を使います。
「身をもって感じる」の意味
「身をもって感じる」の意味を紹介します。
「身をもって感じる」には、「自分の体を通じて知覚する」「自分自身の体験として、何かしらの感情を抱く」という意味があります。
本の中の出来事を、疑似体験した時に何かしらの感情を抱いたのではなく、実体験を通じて何かしらの感情を抱いた時に、「身をもって感じる」という言葉を使いましょう。
「身をもって感じる」の使い方
「身をもって感じる」という言葉の使い方を紹介します。
「身をもって感じる」は実体験を通じて、何かを知覚したり、感情を持つ時に使う言葉です。
例えばビジネスシーンでは、「職場の人間関係の大変さ」を、先輩などの話を通じて知っていた人が、実際に働き始めて、あらためて人間関係の大変さを感じた時、「身をもって、人間関係の大変さを感じる」と言います。
また運動をしたことがない人が、テレビでスポーツ中継を見ている時、アスリートの凄さは何となく分かるものの、それほど実感がわかないかもしれません。
しかし草野球を始めてみると、140kmのスピードボールがどれだけ速いか、打席に立ち身をもって知れるでしょう。
このような時も、「140kmのボールの凄さを、身をもって感じる」と言えます。
実際に体験して感じたことに対して、「身をもって感じる」という言葉を使ってみましょう。
「身をもって感じる」を使った例文や解釈
続いて「身をもって感じる」を使った例文や解釈を紹介して行きます。
「身をもって感じる」を使った例文はどのような文章になるのでしょうか。
- 「身をもって感じる」を使った例文1
- 「身をもって感じる」を使った例文2
「身をもって感じる」を使った例文1
「一人暮らしの寂しさを『身をもって感じる』」
この例文のように、初めて一人暮らしをしてみて、一人で暮らすことの大変さを感じるかもしれません。
誰もいない家に帰ることの寂しさは、友達や兄弟から聞いていたイメージよりも、強烈かもしれません。
「身をもって感じる」を使った例文2
「失恋の辛さを『身をもって感じる』」
この例文のような体験を、最近した人もいるかもしれません。
漫画やドラマを通じて感じた失恋の辛さは、実際に体験してみると、まるで違うものかもしれません。
このように実体験として失恋の辛さを感じると、他の人が失恋した時に、優しくできるようになります。
辛い思いを、「身をもって感じる」のは、まるで無駄とは言えないでしょう。
「身をもって感じる」という言葉についてみてきました。
みなさんも仕事を始めた時、新生活を送った時に、初めて気付くような感覚があるかもしれません。
自分の体験を通じて感じたことを、「身をもって感じる」という言葉で表現してみましょう。