5月10日「メイドの日」とは?どんな日?正式な記念日?などの疑問を解説!
日本記念日協会という団体によって、様々な記念日が定められていることをご存知の人も多いと思います。
そのように定められるには、この団体に理由や目的などを申請し、認められる必要があります。
目次
- 「メイドの日」とは?
- 「メイドの日」には何が起こる?
- 「メイドの日」は正式な日ではない?
「メイドの日」とは?
近年では、毎年の5月10日を「メイドの日」と呼ぶようになりました。
語源は、「メイド」の「メイ」を英語の「may」(5月)、「ド」=「10」としたもので、発祥は定かではありませんが、いわゆる「メイド喫茶」と呼ばれる飲食店が流行してから、そのようなお店が好きな人、またはそこで働いている人などに広まった記念日です。
メイド喫茶でメイドさんの格好をした店員や、コスプレでやっているものは別として、メイドと言えば、下働きの為に雇われている身分の低い存在です。
よって、本来そのような存在の為の記念日など作られる訳がありませんが、日本では先の「メイド喫茶」でのメイドさんのイメージから、このような記念日を発想してしまったものと考えられています。
「メイドの日」には何が起こる?
この「メイドの日」には、各種のSNSでメイドさんの格好をしたコスプレ写真が貼られたり、各メイド喫茶では、特別なイベントが開催されていることも多いです。
ツイッターなどのSNSで「#メイドの日」というハッシュタグで検索をすると、この日にちなんだ様々な各お店のイベント情報や、コスプレ写真が見付かるでしょう。
しかし、大々的な公式のイベントなどが行われる訳ではなく、あくまでメイドさんに絡んだビジネスなどの為の日だと考えておいてください。
「メイドの日」は正式な日ではない?
実はこの「メイドの日」は、日本記念日協会に認められている「記念日」ではなく、勝手にそのように呼んでいるだけです。
日本記念日協会が認めている記念日には、様々なものがあり、中には「うまい棒の日」(6月1日)や、「チャリンコ(自転車)の日」(8月8日)などもありますが、「メイドの日」は認められていません。
さすがに対象が「メイド」では認められなかったのか、特に申請がされていないのかは定かではありませんが、記念日として認定されたとしても、祝日になるような訳ではないので、それについては誰もあまり気にしていないのかも知れません。
「メイドの日」は、勝手にそのように呼んでいるだけの日ですが、それに絡む各店でのイベントなどが多く開催される日なので、メイドさんが好きな人は覚えておいて損はないでしょう。