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「真骨頂」とは?使い方や例文!

人には様々な面・姿がありますが、その全てを見せているわけではありません。

時にはずっと見せていない姿がある時・あるきっかけで垣間見えることもあります。

その際、相手を評価・称賛する意味で「真骨頂」と表現する場合もあります。

しかし「真骨頂」は綾又使い方・解釈をされることも多く、どのような意味か紹介していきます。

真骨頂

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「真骨頂」とは?使い方や例文!>


目次

  • 「真骨頂」とは?
  • 「真骨頂」の言葉・表現の使い方
  • 「真骨頂」を使った言葉と意味を解釈
  • 「真骨頂」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「真骨頂」の類語や類似表現や言い換え


「真骨頂」とは?

「真骨頂」とは?

「真骨頂」という言葉の意味として「その者が持つ本来の姿・本当の姿」といった意味を持ちます。

またその姿は意図的に隠しているわけではなく、見せる・出す場面や機会がないことが多いです。

そのためある時に不意・偶然にこれまで見せてこなかった姿を見せるため、「本来持っている姿」という意味になります。

また「真骨頂」における姿は潜在的に持っているポテンシャルを表す意味合いもあります。

見せる場面も悪い状況ではなくいい結果につながる場合が多いです。

そのためこれまで見せることがなかった姿は褒める意味で解釈されています。

  • 「真骨頂」の語源や由来

「真骨頂」の語源や由来

「真骨頂」という言葉は漢字三文字で構成されますが、それぞれ「真」「骨頂」の2つに分けられます。

その語源・由来として「骨頂」は元々「骨張」とされています。

「骨張」の意味として骨のでっぱりですが、そこから意味が転じて「意地を張る」と解釈されるようになります。

そして更に「張本」と大元の意味をもつ言葉に変化し、そこから「真の姿」という意味に変化していきました。

さらにその姿の程度を表すために「骨頂」という最上の意味を持つ言葉があてられるようになったことが語源・由来とされています。

それに合わさる「真」について、この意味としては真実のように本当のことを意味する言葉ですが、「骨頂」における姿の意味をより強調する役割とされています。



「真骨頂」の言葉・表現の使い方

「真骨頂」の言葉・表現の使い方

「真骨頂」という言葉の使い方として、多くは相手を褒める意味で用いられます。

「真骨頂」における本来・本当の姿という意味はこれまでに見せてこなかった姿を意味していますが、それには状況・場面によって善し悪しが伴います。

しかし「真骨頂」においては良い意味で「見せていなかった・知られていなかった姿があった」と表現されており、その機会としては実力が問われるときが多いとされていることから、褒める意味とされています。

また自身で使うよりも多くは他者評価の中で用いられます。

直接本人に伝える場合もあれば、その人の周囲で使う場合もあります。

後者の場合、その人の特徴としてどのような姿を持っているか説明・紹介する使い方もされています。

「真骨頂」を使った言葉と意味を解釈

「真骨頂」を使った言葉と意味を解釈

「真骨頂」という言葉は単語単体でもその意味は通じますが、使う際はその前後の言葉と合わさって用いられます。

また熟語・慣用句なども存在しており、実際に「真骨頂」を使った言葉がどのようになるか、例を紹介していきます。

  • 「真骨頂を発揮」
  • 「彼の真骨頂」

「真骨頂を発揮」

この場合の発揮の対象は真骨頂となります。

そのため本来持っている力や才能など、ポテンシャルを表に出す意味となります。

「彼の真骨頂」

この場合は「彼」とされる人物の紹介に用いられています。

彼とされる人物の持つ普段見せない姿がどのようなものかの意味となります。



「真骨頂」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「真骨頂」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「真骨頂」という言葉は会話・文章と様々な場面で用いられます。

また認知度も高い言葉のため、使い方を誤ると恥をかきかねません。

実際に使う際にはどのような使い方になるか、例文・短文を紹介します。

  • 「真骨頂」を使った例文1
  • 「真骨頂」を使った例文2

「真骨頂」を使った例文1

「新曲を聞き『これがあの歌手の真骨頂だと分かった』と友人と語った」

この場合、友人との会話の中で「真骨頂」という言葉が用いられています。

またその対象は歌手の新曲です。

新曲を聞いてその歌手の本来の姿と評価・称賛する旨を友人と語り合っています。

「真骨頂」を使った例文2

「仕事にて『職場の先輩はいつも後輩思いで気配りも上手だった。だけど役職に就いて上司がになってから更にすごくなり、上司の真骨頂を見たよ。』と同僚に話した」

ここでは上司の持つ姿について同僚に話しています。

上司がまだ先輩の時代から部下の面倒見は良かったが、上司になってからさらに拍車がかかったとしています。

そして今の上司としての立場の中で見せる姿こそが、本来持つ姿だと分かったとしています。

「真骨頂」の類語や類似表現や言い換え

「真骨頂」の類語や類似表現や言い換え

「真骨頂」という言葉は様々な場面で用いられますが、全ての場面に適応する言葉ではありません。

そのため時には類語・類似した表現・言い換えた言葉などが使われる場合もあります。

実際にどのような言葉が存在するか、例を紹介していきます。

  • 「本領」【ほんりょう】
  • 「真価」【しんか】
  • 「真髄」【しんずい】

「本領」【ほんりょう】

「本領」という言葉の意味として、その人の持つ・備えている才能や性質・能力などを意味します。

またその対象はその人独自・独特の物であることが多いため、他者に容易に真真似できないようなものとなります。

そのため多くは得意分野という解釈もされます。

「本領」「真骨頂」のような姿を現す意味はありませんが、その背景における能力・才能などは同義となるため、類語に分類されます。

「真価」【しんか】

「真価」という言葉の意味として値打ちの正しさ・真実性を意味しています。

その対象とは物以外にも人の持つ能力にも適応します。

そのため人に用いる際にはその人の持つ能力・才能などを表す意味となります。

そのため「真骨頂」と類似した意味となり類語とされています。

「真髄」【しんずい】

「真面目(しんめんもく)」

「真面目」という言葉には「まじめ」という読み方とは別に「しんめんもく」とも読みます。

後者の意味としては本来持つ姿や形とされています。

icon まとめ

「真骨頂」という言葉は生活の中でも見聞きする機会はたくさんあり、学生のころよりも社会人になってからの方が多いとされます。

しかしその意味を正しく理解し使いこなすことが出来る人は少ないです。

それに対し言葉の認知度は高いことから誤って用いる・解釈することで誤解・トラブルや恥をかく可能性もあります。

それを避ける上でも「真骨頂」という言葉を正しく理解して用いることが求められます。