「勝ち確煽り」とは?意味・行う人の心理とは?
人と対戦するゲームでは、ルール上では問題なくても、あまり褒められたものではない行為というものがあります。
目次
- 「勝ち確煽り」とは?
- 「勝ち確煽り」がよく行われるゲーム
- 「勝ち確煽り」 をする人の心理
「勝ち確煽り」とは?
この「勝ち確煽り」とは、対戦ゲームにおいて、ほぼ勝ちが確定している状態になった時に、無用な行動をとることです。
あと一撃の攻撃で(それが大した攻撃でなくても)勝利となる場面で、その攻撃を行わず、無用なチャージ(回復や攻撃力、防御力のアップなど)に励んでみたり、場合によってはわざと(負けにならない程度に)相手に攻撃させてみるといった行為です。
大体のゲームにおいて、課金によって強くなれるのは当たり前なので、それをわざわざ見せ付けるような行為は格好が悪いだけです。
「勝ち確煽り」がよく行われるゲーム
最近のオンラインゲームでは、シャドウバースという対戦型のカードゲームでよくこの「勝ち確煽り」が行われています。
一部ではそれが常識だとも言われているほどになっており、人気ゲームなだけに、とても残念だとしか言えません。
また、最近では多くなった将棋のオンライン対戦ゲームにおいても、とっくに詰みが見えていて、自玉も完全に安全という状態から、相手の駒を1つ残らず取るような「勝ち確煽り」が行われています。
もちろん将棋のルール上、すぐに詰ます必要はありませんが、こちらもマナーとしては最悪です。
「勝ち確煽り」 をする人の心理
この「勝ち確煽り」をする人の心理についての考察です。
その多くは最初の理由からだと考えられています。
- 「相手にされることが多い為、勝った時くらいやり返したい」
- 「圧倒的な実力差を誇示したい」
「相手にされることが多い為、勝った時くらいやり返したい」
加えて言えば、負けることの方が多く、そのストレスからの行為だという点も挙げられるでしょう。
確かに、いつも相手にそのような腹立たしいことをされていると、条件が揃えばやり返したいと思う気持ちも分からなくもありません。
ですが、それによって(自分が原因で)腹立たしく思う人が居ることを決して忘れてはいけません。
「圧倒的な実力差を誇示したい」
多くのオンラインゲームでは、プレイ時間よりも、課金(いくらそのゲームにお金を掛けたか)によって強さが大きく左右する仕組みになっています。
そのような作りでないと運営側の売上げが上がらないので、いた仕方のない部分だと言えますが、その課金した金額を誇示するような「勝ち確煽り」も多く行われているのが実情です。
例え「勝ち確煽り」をされたとしても、やり返すようなことはやめておきましょう。
自分がされると気分がよくない行為は、相手もそう感じるに違いないからです。
相手からしてみれば、もう勝ち目がないので早く勝負を終わらせて欲しいと考えているに他ならず、そのような場面で無駄に煽ることなので、ルール上では何も問題がないとしても、マナーとしてこれより悪い行為もそうはありません。