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「卵が先か鶏が先か」とは?読み方・使い方【類語・英語】

「卵が先か鶏が先か?」という言葉はどこかで聞いたことがある、という方が多いかもしれません。

使ったことはない、よく考えたことはない、という方も、ぜひこの機会に、「卵が先か鶏が先か?」という言葉について考えてみましょう。

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「卵が先か鶏が先か」とは?読み方・使い方【類語・英語】>


目次

  • 「卵が先か鶏が先か?」とは?意味
  • 「卵が先か鶏が先か?」について徹底解釈
  • 「卵が先か鶏が先か?」を使った例文
  • 「卵が先か鶏が先か?」の言葉や表現の使い方
  • 「卵が先か鶏が先か?」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「卵が先か鶏が先か?」の英語と解釈


「卵が先か鶏が先か?」とは?意味

「卵が先か鶏が先か?」とは、説明のしようがない、堂々巡りになる事を意味する言葉です。

また、「鶏が先か、卵が先か」と言う場合もあるようですが、どちらも同じ意味で使われていますので、あまり気後れせずに使われるといいでしょう。

  • 「卵が先か鶏が先か?」の読み方

「卵が先か鶏が先か?」の読み方

「卵が先か鶏が先か?」は、「たまご(が)さき(か)にわとり(が)さき(か)」と読みます。

「鶏」「とり」と読みたくなりますが、「にわとり」ですので、間違えないようにしてください。

ほかの漢字はとくに難しい読み方のものはないので、あまり読み間違えることもないでしょう。



「卵が先か鶏が先か?」について徹底解釈

「卵が先か鶏が先か?」というのは、昔の哲学者にとっては、世界の起源を考えるための命題の一つとして考えられてきました。

この世に生物というものが生まれたとき、果たしてどのような形態で生まれ落ちたのでしょう?それを短的に言い表したのが、「卵が先か鶏が先か?」という、誰にでも覚えやすい語句になります。

  • 「卵が先か鶏が先か?」
  • 「卵が先か鶏が先か?」の答え

「卵が先か鶏が先か?」

親となる個体がいなければ、卵を産むことはできません。

しかし、卵がなければ親となる個体が産まれることもありません。

その卵は誰が作ったのかというと、やはり親となる個体がいなければつじつまがあいません。

このように、いくら考えても答えが出ず、堂々巡りになることを「卵が先か鶏が先か?」といいます。

「卵が先か鶏が先か?」の答え

科学者のほかにも、神学者、仏教学者など、さまざまな研究者たちが頭を悩ませ、それぞえの理論に基づいて答えを出そうと苦心してきましたが、この問題にはっきりとした答えを出せた人はまだ一人もいません。

同じ分野の学者ですら意見が食い違うため、「卵が先」なのか、「鶏が先?」なのかは、分からない、ということです。

これだけ文明や科学が発達した現代でも解けない謎なのですから、堂々巡り、という意味の言葉にふさわしいですね。

「卵が先か鶏が先か?」を使った例文

では、「卵が先か鶏が先か?」という語句を使用した例文をご紹介します。

どんなときに使えばいいのかわからない、という方は参考にしてください。

  • 「卵が先か鶏が先か?」を使った例文1
  • 「卵が先か鶏が先か?」を使った例文2

「卵が先か鶏が先か?」を使った例文1

「どちらが先に手を挙げたのか本人たちに聞いても、卵が先か鶏が先か?というような具合で、一向に埒があかない」 子ども同士の取っ組み合いの喧嘩では、お互いに相手の言動が気に食わず勃発することが多くあります。

そのようなときには、どっちが先に手を出したの?と聞いても、AはBが先だといい、BはAが先だ、ということもよくあります。

このように堂々巡りで答えが出ない問題について「卵が先か鶏が先か?」といいます。

「卵が先か鶏が先か?」を使った例文2

「卵が先か鶏が先か?という命題を考えるうえで重要なことは、自分がどの視点に立っているかによって、見方が異なるかもしれない、ということではないか」 ある学者は鶏が先だといい、ほかのある学者は卵が先だといい、また別の学者は、どちらともいえない、というのがこの問題ですから、自分がどの立場に立ってものを考えるかによって、正解が変わるのかもしれません。

その中で、相手の立場になって考えるということや、自分の考えだけが正解ではない、ということを導き出せるのではないでしょうか。



「卵が先か鶏が先か?」の言葉や表現の使い方

「卵が先か鶏が先か?」という語句は、実際に「卵が先か鶏が先か?」という命題について話すこともできますし、例文1のように、堂々巡りになってしまう、ということの比喩として使用することもできます。

どちらの場合も、聞いて意味がわからない、という人は少なそうですが、すこし回りくどい言い方だ、と思われる場合もあります。

「卵が先か鶏が先か?」の類語や類似表現や似た言葉

次に、「卵が先か鶏が先か?」の類語表現をいくつか紹介します。

似た表現を知っていると、より理解が深まります。

  • 「堂々巡り」
  • 「イタチごっこ」
  • 「水掛け論」

「堂々巡り」

「彼と話していても堂々巡りになるだけで課題が解決しない」 祈願のためにお堂の周りをくるくると回っているようすからできた言葉のようですが、同じような考えばかりしていて、先に進まないようすを表す言葉として知られています。

「イタチごっこ」

「ウイルスとワクチンの関係はいつまでも終わらないイタチごっこのようだ」 「イタチごっこ」「ねずみごっこ」などと呼ばれた子どもの手遊びに由来する言葉ですが、終わりがないこと、埒があかないことをいいます。

ウイルスに対して効果のあるワクチンができても、また、そのワクチンに耐性を持つウイルスが生まれてくるのが世の常ですので、例文として挙げています。

「水掛け論」

「このままでは水掛け論になりかねないので、自分から身を引こうと思う」 田んぼに水を引きたかっただけなのに口論となり、最後には互いに水を掛け合った、という話からできた言葉です。

悪口を言った、言ってない、などのように、いつまでも解決の糸口が見えないようなことで口論を続けるようなことをいいます。

「卵が先か鶏が先か?」の英語と解釈

“Which came first, the chicken or the egg?”

最後に「卵が先か鶏が先か?」を表す英語を見ておきましょう。

英語でも上記のように、「鶏か卵、どちらが先でしょう?」ということで、同じ問題を提起することができます。

また、“a chicken and egg situation”という言い方もできます。

こちらのほうがカジュアルな印象を与えますので、使い分けるといいでしょう。

icon まとめ

「卵が先か鶏が先か?」とは、堂々巡りになることを意味する言葉であり、かつ、生命の起源を辿る命題として古くから考えられてきた問題を表す言葉でもある、ということがわかりました。