「誼を通じる」とは?意味!例文や使い方!
「誼を通じる」という言葉の読み方や意味を紹介します。
また「誼を通じる」を分解して、解釈して行きます。
さらに「誼を通じる」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「誼を通じる」とは?
- 「誼を通じる」を分解して解釈
- 「誼を通じる」を使った例文や短文など
「誼を通じる」とは?
みなさんは「誼を通じる」という言葉を知っているでしょうか。
今回初めて目にするという人が多いかもしれません。
そこで「誼を通じる」という言葉の読み方や意味を紹介します。
- 「誼を通じる」の読み方
- 「誼を通じる」の意味
「誼を通じる」の読み方
「誼を通じる」の読み方を紹介します。
「誼を通じる」は「よしみをつうじる」と読みます。
「誼」は「よしみ」、「通じる」は「つうじる」と読みます。
特に「誼」という言葉は読みにくい言葉のため、これを機会に「誼を通じる」は「よしみをつうじる」と読むことを覚えておきましょう。
「誼を通じる」の意味
「誼を通じる」にはどのような意味があるでしょうか。
「誼を通じる」には「新しい関係を結ぼうと働きかける」という意味があります。
例えば、Aという人と新しい関係を結びたいと思った時に、「Aさんと誼を通じたいと思う」と言います。
例えば大学に進学した時は、友達が一人もいないかもしれません。
そのような場面で周囲にいる学生と、親しい関係を築くことを「誼を通じる」と言います。
「学友と誼を通じる」などと言います。
「誼を通じる」を分解して解釈
次に「誼を通じる」という言葉を分解して解釈して行きます。
「誼を通じる」は「誼」と「通じる」に分けられます。
それぞれの意味を理解し、「誼を通じる」の意味を深く理解しましょう。
- 「誼」【よしみ】
- 「通じる」【つうじる】
「誼」【よしみ】
「誼」には、どのような意味があるでしょうか。
「誼」には、「親しい間柄」という意味があります。
また「親しい交わり」という意味もあります。
さらに「親しい間柄から生まれる情や好意」という意味があります。
友達に感じる親しみの感情を「誼」と呼ぶこともあります。
「昔の誼」という言い回しは良く使われますが、「昔から知っている人に対する情」という意味があります。
「通じる」【つうじる】
「通じる」という言葉には、様々な意味があります。
例えば「ある道筋を経由し、一方から他方に達する」という意味が、『通じる』にはあります。
例えば「トンネルが通じる」は、この意味で使われています。
また「気持ちや言葉が、相手に伝わり、さらに理解される」という意味があります。
例えば英語を話した時に、相手に意味が伝わった時、「英語が通じる」と言います。
「誼を通じる」を使った例文や短文など
続いて「誼を通じる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「誼を通じる」の使い方のコツを、例文を通じて覚えましょう。
- 「誼を通じる」を使った例文1
- 「誼を通じる」を使った例文2
「誼を通じる」を使った例文1
「取引先の有力者と『誼を通じたい』と願う」
仕事を有利に進めるためには、人間関係を築くことが大切です。
取引先の会社の有力な社員と、関係を築ければ、今後の仕事は有利に進められるでしょう。
そのような場面を切り取ったのが、この例文になります。
「誼を通じる」を使った例文2
「悪い人と『誼を通じて』いたことが発覚し、謹慎処分になる」
この例文のように、社会的に悪人とされている人と交際を持つと、制裁を受けることがあります。
実際に芸能人が暴力団と通じていると、謹慎処分になったり、引退を迫られることもあります。
このように、悪い人と関係を結んでいることも「誼を通じる」という言葉で表現できます。
「誼を通じる」という言葉について見てきました。
「誼」という言葉は難しい言葉ですが、「親しい間柄」という意味だと知ると、使い勝手が良いと感じられるでしょう。
新しい人間関係を築きたい時などに、「誼を通じる」という言葉を使ってみましょう。