「センスがいい」とは?意味や使い方や例文!誉め言葉での使い方
人をほめる時に「センスがいい」と言うことがあります。
具体的にはどんな点が良くてほめているのでしょうか、詳しく紹介します。
目次
- 「センスがいい」とは?
- 「センスがいい」を徹底解釈
- 「センスがいい」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「センスがいい」の反対の意味の言葉
- 「センスがいい」の類語や類似表現や言い換え
- 「センスがいい」の英語と解釈
「センスがいい」とは?
「センスがいい」の意味と具体的な特徴について紹介します。
- 「センスがいい」の意味
- 「センスがいい」人の特徴やイメージ1:「オシャレである」
- 「センスがいい」人の特徴やイメージ2:「言葉の使い方が上手」
- 「センスがいい」人の特徴やイメージ3:「理性を保てる」
「センスがいい」の意味
「センスがいい」の意味は、「ものごとに対して感性が鋭く、誰もがいいと思う様な表現ができる人」のことです。
目に見えるものではなく、普段の身のこなしや言動があか抜けていてすてきだな、と思わせることを言います。
その中には優しい、性格が良い、判断力があるなど、その人の本質的な要素も含まれるのです。
「センスがいい」人の特徴やイメージ1:「オシャレである」
「センスがいい」人の特徴といって最も思い浮かべるのが「オシャレである」という点です。
派手であったり目立つものではなく、シンプルでも清潔感があったり、さりげなく洋服の素材や色遣いを統一したりして、上品にコーディネートができるのです。
これはその人が自分に最も似合っているものが分っているからで、その人の欠点をカバーして、魅力を引き出す様な着こなしをしているのです。
「センスがいい」人の特徴やイメージ2:「言葉の使い方が上手」
「センスがいい」人は、会話をしていてとても心地良く感じるものです。
言葉の選び方や使い方が非常に上手く、同じことを言っても心に響いたり、イメージが湧き易いのです。
ただ「スゴイね」だけでなく「ステキだね」「素晴らしいね」と言い換えるだけでも上品に聞こえます。
また、人の悪口や噂話をせずに、ちょっとしたことにも良い点を見出してポジティブな会話を心がけるなど、人を良い気分にさせる為に色々と考えているのです。
「センスがいい」人の特徴やイメージ3:「理性を保てる」
「センスがいい」人は、大勢で飲み会などに行き盛り上がった時にも理性を保てます。
決して黙っている訳ではなく、一緒に笑ったり話にノッたりするのですが、騒ぎ過ぎたり暴れたりなど人に迷惑をかけることはありません。
誰かから挑発的なことを言われても相手にしなかったり、すっと身を引いたりしてケンカになる様なこともしないのです。
周囲の空気を読みながら行動できるので、周囲がドン引きする様な醜態を晒さずに済むのです。
「センスがいい」を徹底解釈
「センスがいい」をより理解する為に詳しく解釈します。
- 「センス」とは?
- 「センスがいい」の誉め言葉での使い方
「センス」とは?
「センス」とは英語の“sense”から来ていて、意味は「ものごとの状態を本質的な面まで理解できる感覚のこと」「判断力や常識的な考え」の2つがあります。
「センス」は自分が判断するものではなく、相手が良し悪しを判断するものになります。
自分の感覚が相手に受け入れられて好まれれば良いセンス、相手に理解して貰えなければ悪いセンスということになります。
但し、一般的に人の感覚は常識的に判断するので似通っていて、多くの人が良いと感じるものは大抵一致しています。
誰かが「センスがいい」と思う人は大体他の人からも「センスがいい」と思われているのです。
「センスがいい」の誉め言葉での使い方
「センスがいい」を褒め言葉として使う時には、相手が何か人と違うことをした時を見逃さないことが大切です。
例えばいつもと違うファッションをしてきて、色使いがとても良いと感じたら「今日のコーディネートはセンスがいいね」とほめます。
また、バッグを買い替えた時に季節感があったり、トレンドを意識していたりした場合にも「そのバッグ、センスがいいね」と言えます。
相手が何かした時に自分がいいなと思ったら、さりげなく「センスがいいね」とほめると良いでしょう。
「センスがいい」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「センスがいい」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「センスがいい」を使った例文1
- 「センスがいい」を使った例文2
「センスがいい」を使った例文1
「彼はいつもお店選びのセンスがいい」
その人が幹事になり飲み会を開くと、いつも感じの良いお店に決めてくれて、皆が満足できることを表しています。
お店を選ぶのはその人の感覚が大切で、うるさ過ぎたり店員の態度が悪いと、折角の楽しいひとときが台無しになります。
皆が楽しいと思って過ごせるお店選びができる人はそれだけ感性が優れている証拠なのです。
「センスがいい」を使った例文2
「彼女の部屋はすごくセンスがいいと思った」
一人暮らしの場合、部屋のコーディネートにはこだわるものです。
中には家具だけではなく、壁紙やキッチンなどもテーマを決めて統一感を出している人もいます。
訪ねて行った友人が「ステキだな」と思う様な部屋であったことを表しています。
「センスがいい」の反対の意味の言葉
「センスがいい」の反対語は「センスがない」です。
具体的には、いつもだらしのない格好をしていたり、時代遅れの話題をしたり、着てるものとアクセサリーが見合っていなかったりすることを言います。
何かにつけて「もう少し人からどう見られるかを気にすればいいのに」と思われる様な人に対して使われます。
「センスがいい」の類語や類似表現や言い換え
「センスがいい」の類語は以下の通りです。
- 「ハイセンス」【はいせんす】
- 「垢抜けた」【あかぬけた】
- 「洗練された」【せんれんされた】
「ハイセンス」【はいせんす】
趣味は好みが非常に上品で高尚なことを言います。
高級外車が好きだったり、クラシックの音楽鑑賞が趣味だったりなど、一般人とは違う方向性を持っています。
ブランド品でも上手に着こなせるので、感覚的に優れていると言えます。
「垢抜けた」【あかぬけた】
大勢の中にいても自然に目立つ様な、人を惹き付けるものを持っている人のことです。
見た目ではなくその人の本質的な部分できらりと光るものがある時に使われます。
「洗練された」【せんれんされた】
人よりも身なりや振る舞いが上品で、経済的にも精神的にもゆとりを感じさせることです。
同じものを身に付けていてもその人の身のこなしにより人より優れて見えるのです。
「センスがいい」の英語と解釈
“You have a good taste in clothes.”
「あなたは洋服のセンスがいいね」になります。
“good taste in 〇〇”は「〇〇のセンスがいい」として幅広く使える熟語です。
「センスがいい」は、「ものごとに対する感覚が鋭く、誰もがいいと思う様な表現ができること」です。
目に見えるものではなく、他人が良い悪いを判断するものです。
ほめ言葉として使えますので、自分がいいと思ったら相手に対して使ってみましょう。