「オープンな性格」とは?わかりやすく解釈!使い方や例文!言い換え
「あの人はオープンな性格だ」と耳にすることがあります。
一体どの様な意味で使われているのでしょうか、意味や特徴などについて紹介します。
目次
- 「オープンな性格」とは?
- 「オープンな性格」を分解して解釈
- 「オープンな性格」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「オープンな性格」の反対の意味の言葉
- 「オープンな性格」の類語や類似表現や言い換え
- 「オープンな性格」の英語と解釈
「オープンな性格」とは?
「オープンな性格」の意味と特徴について紹介します。
- 「オープンな性格」の意味
- 「オープンな性格」の特徴やイメージ1:「社交的である」
- 「オープンな性格」の特徴やイメージ2:「裏表がない」
- 「オープンな性格」の特徴やイメージ3:「飾らない」
「オープンな性格」の意味
「オープンな性格」とは、「誰に対してでも同じ様に受け入れられる性格」のことです。
人には本音と建前があり、社会人になると少しでも苦手だと思う人から話しかけられると緊張したり嫌なことを言われるのではと身構えたりするものです。
しかし「オープンな性格の人」は、誰とでも打ち解けて話せて、自分の考えを素直に相手に話せるのです。
相手を受け入れられからこそ正直になれると言って良いでしょう。
但し、あくまで社交的に必要な内容であり、プライベートに関して自分が不利になる様なことを何でもかんでも喋る訳ではありません。
「オープンな性格」の特徴やイメージ1:「社交的である」
「オープンな性格」の特徴として思い浮かぶのは、社交的で初対面の人とも気後れせずに話せるという点です。
自分の考えを話すことに抵抗がないので、相手から何を言われても怖くないのです。
自分からどんどん人に話しかけたり、相手が緊張している様ならばまず自分のことから話題にして「あなたはどうですか?」と話題を振ったりします。
コミュニケーション力があり、自分の考えを言いながら相手の言いたいことを引き出していけるのです。
「オープンな性格」の特徴やイメージ2:「裏表がない」
「オープンな性格」の人は、本音と建前がなく、素直に自分の考えを相手に伝えられます。
イエス・ノーをはっきりと言い、少し性格がきつく思われてしまうこともありますが、ウソはつかないので長く付き合う程信頼できる様になります。
但し、最初の意味の章で紹介しましたが、なんでも話す訳ではなく話したくないことは黙っていて、噂話や悪口を言いふらす様なことはしません。
あくまで「相手に対して誠実であること」であり、一切隠し事がない訳ではないのです。
「オープンな性格」の特徴やイメージ3:「飾らない」
「オープンな性格」の人は、人から自分がどう思われるかということを気にしません。
気にしていると自分の考えを話せなくなってしまうからです。
「私はこういう性格だから」と相手に自分を見せて、後は友達になるかどうかは相手に判断させる人が多くなります。
自分を良く見せる為にアピールしたり、相手の気を引く為に駆け引きをすることはないのです。
「来るものは拒まず、去る者は追わず」という大らかな面を持っているのです。
「オープンな性格」を分解して解釈
「オープンな性格」をより理解する為に言葉を分解して解釈します。
- 「オープン」
- 「性格」
「オープン」
「オープン」は英語の“open”から来ています。
意味は「開放的な」「隠し立てをしない」で、ビジネスでも良く使われます。
海外ではビジネスで会った相手が「私はオープンな性格だから何でも気軽に言ってくれ」と言うことがあります。
但しこれは「何でも話すから」ではなく「聞く耳を持つよ」という意味に解釈しておいた方が良いでしょう。
基本的に「オープン」であるかどうかは他人が判断するもので、自己申告ではありません。
「性格」
「性格」の意味は「その人特有の意志や感情により行動する様子」「特定のものごとに関して見られる傾向」です。
「オープンな性格」の場合は最初の意味になります。
性格は持って生まれたものですので中々変えられないもので、「オープンな性格」の人は一生その傾向が続くと思って良いでしょう。
「オープンな性格」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「オープンな性格」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「オープンな性格」を使った例文1
- 「オープンな性格」を使った例文2
「オープンな性格」を使った例文1
「取引先の社長はオープンな性格で、打ち合わせにも積極的に出席してくれる」
一般的に企業の取引の打合せは担当者レベルで行うもので、上司と言っても部長クラスまでです。
ところが取引先では社長が自らさまざまな取引に対して知りたいと思い、打ち合わせにも出席するのです。
こちらとしてはトーク次第で社長に興味を持って貰えれば取引がスムーズに進むので有難いのですが、相手先にとっては社長が出てきてしまってはやりにくいと思う面もあるでしょう。
オープン過ぎる社長で困っているのかも知れません。
「オープンな性格」を使った例文2
「ホームステイ先の奥さんがとてもオープンな性格だった」
日本人がホームステイをした時に、受け入れ先の家族がオープンだとメリット・デメリットがあります。
ポジティブ思考の人にとってはイエス・ノーをはっきりと言ってくれる為に相手が考えていることが分り易いのですが、気の弱い日本人にとってはあまりはきはきとものを言われると「怒られているのでは」と感じてしまうのです。
この場合後者の方で、日本と海外のギャップを感じたことでしょう。
「オープンな性格」の反対の意味の言葉
「オープンな性格」の反対の意味の言葉は「内向的な性格」です。
常に自分の考えていることを口に出せずに、人間関係を広めたり深められません。
気を遣い過ぎることで自分の意見をはっきりと言えずにチャンスを逃してしまうことも多いのです。
「オープンな性格」の類語や類似表現や言い換え
「オープンな性格」の類語は以下の通りです。
- 「開けっぴろげ」【あけっぴろげ】
- 「気取らない」【きどらない】
- 「気さくな」【きさくな】
「開けっぴろげ」【あけっぴろげ】
「誰に対してでも大らかに接すること」という意味です。
こちらは「オープンな性格」よりも更に大らかで、すこしずさんな面もあることを含みます。
「気取らない」【きどらない】
「上品ぶったりもったいぶったりしないこと」という意味です。
言いたいことを言える相手なので、こちらも気を遣わずに済みます。
「気さくな」【きさくな】
「さっぱりとしていて細かいことにこだわらない」という意味です。
どちらかというと大雑把な性格の人が多くなります。
「オープンな性格」の英語と解釈
“He is a open-minded person.”
「彼はオープンな性格だ」になります。
英語では「オープンな性格」は“open-minded”と表現します。
「オープンな性格」は、「誰に対しても同じように受け入れられる性格」のことです。
人に対して自分の考えを素直に言える人です。
お喋りなのではなく、正直で許容量がある人、と解釈しましょう。