「快方に向かう」とは？意味と使い方！

「快方に向かう」とは?

みなさんは「快方に向かう」という言葉を知っているでしょうか。

今回初めて耳にしたという人も多いかもしれません。

そこで「快方に向かう」の読み方や意味を紹介します。

• 「快方に向かう」の読み方
• 「快方に向かう」の意味

「快方に向かう」の読み方

「快方に向かう」は「かいほうにむかう」と読みます。

「快方」は「かいかた」ではなく「かいほう」と読みますので注意しましょう。

これを機会に「快方に向かう」は「かいほうにむかう」と覚えましょう。

「快方に向かう」の意味

「快方に向かう」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「快方に向かう」には、「病気が良くなっている」という意味があります。

患者さんに医者が「快方に向かっていますよ」という時は、「病気が良くなっていますよ」という意味になります。

「快方に向かう」を分解して解釈

次に「快方に向かう」という言葉を分解して解釈して行きます。

「快方に向かう」は「快方」と「向かう」という言葉に分けられます。

それぞれの言葉には、どのような意味があるでしょうか。

• 「快方」【かいほう】
• 「向かう」【むかう】

「快方」【かいほう】

「快方」には、「病気やケガが良くなっていること」「回復すること」という意味があります。

例えば入院をする患者さんは、それなりに重い病気を抱えています。

入院しながら治療を受けることで、重かった病気が良くなっていくでしょう。

このような病気が良くなること、またはケガが良くなることを「快方」と言います。

「向かう」【むかう】

「向かう」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「向かう」には、まず「ある方向を正面に見る」という意味があります。

例えば彼氏に「向かって」話すという場合は、彼を正面に見て話すということになります。

また「相手にする」という意味があります。

「教師が生徒に『向かう』」という場合、教師が生徒を相手にするという意味があります。

さらに「ある方向に動いて行くこと」という意味もあります。

「快方に向かう」はこの意味での「向かう」になります。

病気が良い方向に進むことを「快方に向かう」と言います。

「快方に向かう」の言葉や表現の使い方

「快方に向かう」という言葉の使い方を紹介します。

「快方に向かう」は病気が良い方向に進む、つまり治癒方向に進むという意味になります。

そのため、まず病気になっている人や、ケガをした人に対して使いましょう。

もともと元気な人に対しては「快方に向かう」という言葉は使いません。

病気やケガをしていて、その症状が治ったり、体調が良くなっている人に対して「快方に向かう」という言葉を使ってみましょう。

「快方に向かう」を使った例文や短文など

次に「快方に向かう」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「快方に向かう」という言葉の使い方のコツを、例文を通じて覚えましょう。

• 「快方に向かう」を使った例文1
• 「快方に向かう」を使った例文2

「快方に向かう」を使った例文1

「事故で折れた足が、『快方に向かう』」

交通事故などに遭ってしまい、足を骨折してしまう人がいます。

そのような人も、病院に通い続ければしだいに治癒して行くはずです。

ケガの具合が良くなっていると実感した時、例文のような文章になります。

「快方に向かう」を使った例文2

「病気が『快方に向かう』ように祈る」

この例文のように、友達や家族の病気が良くなるように、祈った経験がある人もいるでしょう。

病気を治すためには医者と本人の力が大切で、周囲の人は気持ちの面を支えたり、祈ることしかできないかもしれません。

「快方に向かう」の類語や言い換え

続いて「快方に向かう」の類語や言いかえられる似た意味の言葉を紹介します。

「快方に向かう」と似た意味の言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「治る」【なおる】
• 「治癒」【ちゆ】
• 「快癒」【かいゆ】

「治る」【なおる】

「治る」には、「病気やケガが健康な状態に戻る」という意味があります。

「病気が治る」「ケガが治る」などの使い方をします。

「治癒」【ちゆ】

「治癒」は「病気やケガが治ること」という意味がある言葉です。

「病気が治癒する」「治癒の見込みがある」などという使い方をします。

「快癒」【かいゆ】

「快癒」には「すっかり治ること」という意味があります。

例えば骨折をして松葉づえをついて歩いていた人が、何も持たずに、元気だったころと同じように歩けるようになる時、「快癒」という言葉を使います。