「ジモティー」とは?意味や使い方「ジモティー」の由来
少し前に友達を紹介する時に「ジモティ―」という言葉が使われていました。
一体どの様な意味で、現在でも使われているのでしょうか。
目次
- 「ジモティー」とは?
- 「ジモティー」の由来
- 「ジモティー」はいつごろ使われた言葉?死語?
- 地元の掲示板ジモティーとは?
「ジモティー」とは?
「ジモティー」とは、「地元の人のこと」を言います。
地元とは「その近隣地域や町」ということで、当然その町の小中学校を卒業している人達です。
基本的には学校を卒業してその町を離れて暮らしている若者が、同郷の人に対して「地元同士」という意味で使ったり、全く違う地域に住んでいる人がその地域を訪ねてきて地元の人達と知り合った時に「自分達は地元の人間です」と紹介する時などに使います。
「ジモティー」の由来
「ジモティ―」の由来は、若い人が自分達のことを「地元民」と言っていたことから始まります。
英語で単語の終わりに「ee」を付けて「〜される人」という意味の言葉にすることがあり、例として「employee」[trainee」などがあります。
これに習って「地元・jimoto」に「ee」をつけて「ジモティ―」として言い易くしたのが由来です。
「ジモティー」はいつごろ使われた言葉?死語?
「ジモティ―」は1990年代半ばに使われ始めた言葉です。
若者が地元で開催されるお祭りなどの季節のイベントに参加した時に自己紹介替わりとして「全員ジモティ―」などとして使われていました。
現在では若い人の出会いの場やコミュニケーションはほぼSNSやラインで行われていて、或る日出会って自己紹介というシーンはあまり見かけなくなりました。
それに従い日常会話での「ジモティ―」は死語になっていったのです。
地元の掲示板ジモティーとは?
「ジモティ―」という言葉は死語になりましたが、「地元の掲示板ジモティー」は人気のサイトです。
「地元の掲示板ジモティ―」は、幅広い地元の情報を掲載しているサイトです。
求人情報やイベント情報、不動産情報など数多くのジャンルがあるのですが、中でも人気なのが「売ります・あげます」のカテゴリーです。
自宅の近くで直接取引きができるので、直接取りに来られる人ならば配送費がかからずに済みます。
単なるフリマやオークションサイトではなく、地元の人達の為になる情報を掲載していることで支持されています。
「ジモティ―」は若者が使う「地元の人」という意味の言葉です。
ネットでコミュニケーションを取る時代になり、その様な自己紹介をする機会が減り、死語となりました。
「地元の掲示板ジモティ―」は地元住民のためになる情報を掲載したサイトで、現在でも多くの人が利用しています。