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「興奮冷めやらぬ」とは?意味と使い方!敬語での言い換え

スポーツの試合で白熱した時に「興奮冷めやらぬ」と言うことがあります。

どの様な意味なのか、例文や類語なども併せて紹介します。

興奮冷めやらぬ

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「興奮冷めやらぬ」とは?意味と使い方!敬語での言い換え>


目次

  • 「興奮冷めやらぬ」とは?
  • 「興奮冷めやらぬ」を分解して解釈
  • 「興奮冷めやらぬ」の使い方
  • 「興奮冷めやらぬ」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「興奮冷めやらぬ」の類語や言い換え


「興奮冷めやらぬ」とは?

「興奮冷めやらぬ」とは?

「興奮冷めやらぬ」の意味について紹介します。

  • 「興奮冷めやらぬ」の「やらぬ」とは?
  • 「興奮さめやらぬ」の意味
  • 「興奮さめやまぬ」は間違い

「興奮冷めやらぬ」の「やらぬ」とは?

「興奮冷めやらぬ」「やらぬ」は、「遣る+打消しの助動詞『ず』の連体形『ぬ』」から成り立っている言葉です。

「遣る」には非常に多くの意味がありすが、「やらぬ」と使う時のみ「動作が十分最後まで及ぶ、或いは完了する」という意味になります。

打ち消しの「ぬ」により「まだものごとが終り切らない」「何かをしきれない状態」を意味します。

「冷めやらぬ」の他にも「消えやらぬ」「明けやらぬ」などに使われます。

「興奮さめやらぬ」の意味

「興奮冷めやらぬ」の意味は、何かで非常に感情がたかぶった状態が続き、そのものごとが終ったにもかかわらずまだ完全に落ち着きを取り戻していないことを言います。

ピーク時よりも下がってきているのですが、まだ熱い気持ちが残っていて、心がとらわれた状態になっています。

その時の思い出話をすると再度熱い気持ちがよみがえるのす。

「興奮さめやまぬ」は間違い

「興奮さめやらぬ」「興奮さめやまぬ」と言う人がいますが、間違いです。

「やらぬ」には上記で紹介した様に「ものごとが終り切らない様子」という意味がある言葉で、決まった使い方をします。



「興奮冷めやらぬ」を分解して解釈

「興奮冷めやらぬ」を分解して解釈

「興奮冷めやらぬ」の言葉の成り立ちを分解して解釈します。

  • 「興奮」【こうふん】
  • 「冷めやらぬ」【さめやらぬ】

「興奮」【こうふん】

生物学的に言えば「生き物や身体の器官が、何らかの刺激に反応して活性化すること」「神経系統や筋肉が活性化すること」という意味です。

これらの反応が身体に起きると当然脳も刺激されて、「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。

「アドレナリン」には、精神の状態をたかめて運動に適した状態にする役割があるのです。

この「ヤル気」「精神の高揚」が伴いピークに達すると「興奮」状態にになるのです。

「冷めやらぬ」【さめやらぬ】

「冷めやらぬ」「冷める+やらぬ」から成り立っています。

「冷める」「高い状態にあったものごとへの興味や熱い感情が薄らいでいくこと」という意味です。

「やらぬ」は既に紹介した通り「まだものごとが終り切らない状態」という意味です。

「冷めやらぬ」は、「たかぶった感情がまだなくなり切っていない状態」という意味になります。

「興奮冷めやらぬ」の使い方

「興奮冷めやらぬ」の使い方

「興奮冷めやらぬ」の使い方には以下のポイントがあります。

  • 「冷めやらぬ」は「覚めやらぬ」の使い分け

「冷めやらぬ」は「覚めやらぬ」の使い分け

「冷めやらぬ」「覚めやらぬ」の違いは、「温度に関することか脳の状態か」という点です。

「冷めやらぬ」「熱いものの温度が低くなり切らないこと」という意味です。

「覚めやらぬ」「意識のある状態に戻り切れないこと」或いは「迷いが消えないこと」という意味です。

熱を持っているものか、知覚的なことであるかという違いで使い分けます。

興奮や感動をしている状態ならば「冷めやらぬ」「迷っていたりまだ半分夢を見ている状態ならば「覚めやらぬ」を使います。



「興奮冷めやらぬ」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「興奮冷めやらぬ」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「興奮冷めやらぬ」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「興奮冷めやらぬ」を使った例文1
  • 「興奮冷めやらぬ」を使った例文2
  • 「興奮冷めやらぬ」を使った例文2

「興奮冷めやらぬ」を使った例文1

「大逆転で勝利してまだ興奮冷めやらぬ状態だ」

スポーツの試合でチームが大逆転の末勝利したことで、メンバーはもちろんサポーターも大喜びです。

試合が終わった後もまだ感情がたかぶっていることを表しています。

「興奮冷めやらぬ」を使った例文2

「彼女は憧れのタレントに会えて興奮冷めやらぬことになっている」

憧れのタレントの出待ちなどをして会えたことですっかりのぼせ上がってしまい、しばらく時間が経ってもそのことを思い返してぼうっとしていることを表しています。

「興奮冷めやらぬ」を使った例文2

「コンサートの後で興奮冷めやらぬファン達」

人気アーティストのコンサートで大盛り上がりをして、終了した後も会場が熱気で包まれています。

明らかに興奮して顔を赤くしたファン達が少しずつ移動して帰路に着く状態を表しています。

「興奮冷めやらぬ」の類語や言い換え

「興奮冷めやらぬ」の類語や言い換え

「興奮冷めやらぬ」の類語は以下の通りです。

  • 「余韻に浸る」【よいんにひたる】
  • 「熱に浮かされた」【ねつにうかされた】
  • 「異様な熱気の」【いようなねっきの】

「余韻に浸る」【よいんにひたる】

何か非常に刺激になることがあり、その後しばらくそのことが頭から離れないことです。

しばらくの間そのことを思い出しながら幸せな気分を味わうのです。

「熱に浮かされた」【ねつにうかされた】

前後を忘れて夢中になってしまうことを言います。

こちらはどちらかと言えば興奮している最中のことを言います。

「異様な熱気の」【いようなねっきの】

コンサートの直前や直後に、興奮したファンの熱気が伝わる雰囲気を表します。

関係のない人から見れば明らかに普通の集団とは違う空気だることが分ります。

icon まとめ

「興奮冷めやらぬ」は、「感情がたかぶり、終わった後もまだ冷静になりきれない様子」のことです。

何か非常に盛り上がるイベントを経験した後に使ってみると良いでしょう。