「一片の曇りない」とは？意味や使い方！北斗の拳の「わが生涯に...」とは？

「一片の曇りない」とは?

「一片の曇りない」という言葉を知っているでしょうか。

この言葉を今回初めて知ったという人も多いかもしれません。

そこで「一片の曇りない」という言葉の読み方や意味を紹介して行きます。

• 「一片の曇りない」の読み方
• 「一片の曇りない」の意味

「一片の曇りない」の読み方

「一片の曇りない」という言葉は、どのように読めばいいでしょうか。

「一片の曇りない」は「いっぺんのくもりない」と読みます。

「一片」は「いっぺん」、「曇り」は「くもり」と読みます。

これを機会に「一片の曇りない」という言葉は「いっぺんのくもりない」と読むことを覚えておきましょう。

「一片の曇りない」の意味

「一片の曇りない」にはどのような意味があるでしょうか。

「一片の曇りない」には、「少しも悪い部分がないこと」「少しも気になるところがないこと」「完璧なこと」などの意味があります。

例えば、Aさんという人がいて、この人の容姿や性格が満点で、少しも悪い部分が見えない場合、「Aさんは『一片の曇りない』人だ」などと言います。

また、旅行を終えて振り返った時に、嫌な思い出がない場合は、「『一片の曇りない』、素晴らしい旅だった」などと言います。

「一片の曇りない」の類語や言い換え

「一片の曇りない」という言葉の類語や、言い換えられる似た意味の言葉を紹介します。

「一般の曇りない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「完璧」【かんぺき】
• 「純粋」【じゅんすい】

「完璧」【かんぺき】

「完璧」という言葉には、「欠点が全く見当たらないこと」「非常に立派なこと」などの意味があります。

「完璧な人」と呼ばれる人は、容姿端麗で性格が良く、運動神経も抜群で家柄も良いなど、欠点と言えるような部分が無い人でしょう。

また「完璧」を目指して、それゆえに苦労する人を「完璧主義」と言います。

「純粋」【じゅんすい】

「純粋」には「混じりけがないこと」「不純な点がないこと」などの意味があります。

「純粋な性格」「純粋な気持ち」などという使い方をします。

「一片の曇りない」を使った例文や短文など

続いて「一片の曇りない」を使った例文や短文を紹介します。

この言葉の使い方のコツを、「一片の曇りない」を使った例文を通じて覚えましょう。

• 「一片の曇りない」を使った例文1
• 「一片の曇りない」を使った例文2

「一片の曇りない」を使った例文1

「試合には敗れたが心は『一片の曇りない』」

この例文のように、自分の実力を発揮できたと感じられる人は、試合に敗れても後悔したりしません。

爽やかな気持ちに満たされて、心に曇りがないため「一片の曇りない」と感想を口にします。

「一片の曇りない」を使った例文2

「『一片の曇りない』よう、受験勉強を頑張ろう」

受験に失敗した時に、勉強をおろそかにしていた場合は、後悔しか残りません。

そのような後悔が無いよう、この例文のように「一片の曇りない」ように努力すべきかもしれません。

「わが生涯に一片の悔い無し」とは?北斗の拳

北斗神拳の使い手ケンシロウの物語を描いた人気漫画に、「北斗の拳」があります。

「北斗の拳」の作品中で、ケンシロウの長兄であるラオウが「わが生涯に一片の悔い無し」と言います。

ラオウはケンシロウとの戦いに敗れて死にますが、死ぬ間際に、自分の人生を振り返り後悔するところがまるでないと感じます。

そして「わが生涯に一片の悔い無し」と叫んで、天に召されました。