「想像するだに」とは意味や例文を紹介します!
「想像するだに」の意味や使い方を紹介します。
さらに「想像するだに」を使った例や短文などを紹介して行きます。

目次
- 「想像するだに」とは?
- 「想像するだに」の使い方
- 「想像するだに」を使った例文や短文など
「想像するだに」とは?

「想像するだに」という言葉を知っているでしょうか。
今回初めて知ったという人もいるでしょう。
そこで「想像するだに」の意味を紹介します。
- 「だに」の意味
- 「想像するだに」の意味
「だに」の意味
まず「想像するだに」の「だに」について見て行きましょう。
まず昔の人が感嘆のセリフを言う時「○○だに」などと言いました。
この場合は「だからなぁ」などの意味があります。
また「だに」には、「せめて…だけでも」「でさへ」などの意味があります。
「想像するだに」の意味
「想像するだに」という言葉には、「想像する」という言葉と、「でさえ」という意味がある「だに」が合わさってできた言葉です。
そのため「想像することさえ」「想像するのですら」などの意味があります。
「想像するだに」の使い方

「想像するだに」は、どのような場面で使えばいいでしょうか。
「想像するだに」には「想像することさえ」「想像するのですら」という意味あり、続く言葉はネガティブな言葉になります。
例えば「想像するだに難しい」「想像するだに恐ろしい」などという文章になります。
意味としては「想像することですら難しい」という意味になり、ましてや実現するはずがない、という含みがあります。
また「想像するだに恐ろしい」には、「想像するだけで、十分に怖い」という意味があります。
「想像するだけで十分に怖いのに、もし実現してしまったら…」というような風味があります。
このように「想像するだに」+「ネガティブな言葉」というセットで使ってみましょう。
「想像するだに」を使った例文や短文など

続いて「想像するだに」を使った例文や短文を紹介します。
「想像するだに」の使い方のコツを覚えましょう。
- 「想像するだに恐ろしい」を使った例文1
- 「想像するだに腹が立つ」を使った例文2
「想像するだに恐ろしい」を使った例文1
「地球が滅亡する瞬間は、『想像するだに恐ろしい』」
この例文には、地球が滅亡してしまう瞬間を想像するだけでも恐ろしいのに、もし実現したとすれば、耐えられないほどの恐怖に襲われるだろうという意味があります。
「想像するだに腹が立つ」を使った例文2
「彼女を他の男性に取られるなんて、『想像するだに腹が立つ」
この例文には、自分が好きな女性が他の男性に横取りされた光景を思い浮かべて、想像するだけで腹が立ってくると思っている男性の気持ちを文章にしたものです。
このようなことを時々想像してしまう男性は少なくないかもしれません。
「想像するだに」について見てきました。
難しく感じがちな言葉ですが、意味さえ理解すれば使いやすい言葉ではないでしょうか。