「叫び声」とは?意味と使い方!例文!類語や英語を紹介!文字での表現方法
「叫び声」というと女性の悲鳴を思い浮かべるものです。
「叫び声」とはどの様な声なのか、例文やシーン別叫び声の文字表現なども紹介します。
目次
- 「叫び声」の意味とは?
- 「叫び声」の読み方
- 「叫び声」の言葉の使い方
- 「叫び声」を使った言葉と意味を解釈
- 「叫び声」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「叫び声」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え
- 「叫び声」の英語(解釈)・例文など
- 叫び声の文字での表現例
「叫び声」の意味とは?
「叫び声」の意味と言葉の成り立ちについて紹介します。
- 「叫び声」の意味
- 「叫び声」の言葉の成り立ち
「叫び声」の意味
「叫び声」の意味は「大きく張り上げた声のこと」です。
文章にすると簡単なのですが、叫び声にも様々なパターンがあります。
「助けて」と意味の通った言葉を大きく張り上げることもあれば、「きゃあーっ」と言葉にならない悲鳴のこともあります。
「叫び声」のイメージは女性の声ですが、この言葉に性別は定義されていないので、当然男性にも使えます。
その為に、「叫び声=高い声」とは限らず、男性の低い声でも大きく張り上げれば「叫び声」になるのです。
「叫び声」の言葉の成り立ち
「叫び声」は「叫び+声」から成りったっています。
「叫び」は「叫ぶ」の連用形で、「大声をあげること、或いはその声」の他に「誰かに対して必死に主張を伝える様子」という意味があります。
「声なき叫び」という言葉もありますが、一般的には実際に大声を出す方の意味が使われます。
「声」は「人や動物が声帯を振動させて出す音声」という意味の他に「人々の意見や考え」という意味もあります。
「街の声」という言葉もあるのですが、今回は「喉から出る音声」の方の意味です。
上記の言葉が組み合わさり「大きく張り上げた声」という意味で使われています。
「叫び声」の読み方
「叫び声」は「さけびごえ」と読みます。
人によっては「さけびこえ」と読むこともありますが、一般的には「さけびごえ」です。
「叫び声」の言葉の使い方
「叫び声」という言葉は、叫んだ本人が言うのではなく「叫び声」を聞いた人が使います。
以下の様なシーンで「叫び声」が使われます。
- 恐怖体験をした時に
- 驚いた時に
- 嬉しい時に
恐怖体験をした時に
お化け屋敷に行ったりホラー映画を見た時、遊園地でジェットコースターに乗った時など、恐怖体験をした時に大声で叫ぶことがあります。
本人ではなくそれを聞いた人が「叫び声がした」などと言うのです。
驚いた時に
急に誰かに驚かされたり、いる筈のない人がいた時等にビックリして大声を出すことがあります。
この時も本人ではなくその場にいた人が「すごい叫び声だった」などと言います。
嬉しい時に
「叫び声」は悪いシーンで使われるだけではありません。
非常に嬉しい時や感極まった時にも使われます。
人気タレントに会えた時や、コンサート会場で盛り上がった時、または受験で難関校に受かった時などにも使われます。
「叫び声」を使った言葉と意味を解釈
「叫び声」を使った言葉と解釈を紹介します。
- 「叫び声をあげる」【さけびごえをあげる】
- 「叫び声が聞こえる」【さけびごえがきこえる】
「叫び声をあげる」【さけびごえをあげる】
「声を張り上げて周囲に聞こえる様に出すこと」です。
「あげる」には「大きな声を発する」という意味があり、意味を強調している表現です。
「叫び声が聞こえる」【さけびごえがきこえる】
「どこかで誰かが声を張り上げて叫んでいる声が遠くの人にまでとどくこと」です。
叫んでいる人の姿は見えなくても声だけ聞こえる状態のことを言います。
「叫び声」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「叫び声」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「叫び声」を使った例文1
- 「叫び声」を使った例文2
「叫び声」を使った例文1
「深夜どこかで女性の叫び声が聞こえた」
夜遅くまで女性が仕事をしていると、帰宅する時に痴漢や通り魔などに狙われる可能性があります。
深夜は特に周囲が静かですので、叫び声は遠くまで響くことでしょう。
女性の悲鳴か「助けて」などの大きな声が聞こえて心配している様子を表しています。
「叫び声」を使った例文2
「アイドルが登場すると一斉に叫び声があがった」
コンサートやイベントのオープニングで、アイドルが登場するとファンが大声を張り上げて名前を呼んだり「愛してる」などと叫ぶものです。
嬉しい時に張り上げている声なので皆が幸せそうな表情をしています。
また、叫び声を上げることでストレス発散にもつながるので決して悪いことではないのです。
「叫び声」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え
「叫び声」の類語は以下の通りです。
- 「絶叫」【ぜっきょう】
- 「金切り声」【かなきりごえ】
- 「悲鳴」【ひめい】
「絶叫」【ぜっきょう】
意味は「出せる限りの大きな声をあげること」です。
「絶叫」の「絶」は「この上なく」という意味があり、「絶大」「壮絶」などに使われています。
単なる「叫び声」よりも更に強く大きな声を表します。
「金切り声」【かなきりごえ】
意味は「主に女性が高く張り上げた声を出すこと、またはその声」という意味です。
元々の意味は金属を切る時に細くて甲高い音が出ることから来ています。
「悲鳴」【ひめい】
意味は「驚いた時や恐怖体験をした時に、思わず張り上げる大きな声」のことです。
「叫び声」の中でも言葉にならないものは「悲鳴」とも言います。
「叫び声」の英語(解釈)・例文など
「叫び声」の英語には“scream”や“shout”があります。
- “I heard a scream last night.”
- “The boy shouted loudly.”
“I heard a scream last night.”
「夕べ叫び声を聞いた」になります。
“scream”は「悲鳴を上げる」という意味になります。
“The boy shouted loudly.”
「その少年は大きな叫び声を上げた」になります。
“shout”は何かの言葉を大声で叫ぶという意味になります。
叫び声の文字での表現例
「叫び声」を文字列で表現すると以下の様になります。
- 「うわあああああ!」
- 「キャーッ!」
- 「ひっこめ!」「反対!」「帰れ!」
「うわあああああ!」
“Arghhhhhhhhhh!!!”です。
「う」は入っていないのですが、アメリカンコミックで驚いた時のコマによく大きな文字で描かれています。
「キャーッ!」
“Yikes!”で「ヤイクス!」と読み、「ヤ」にアクセントを置きます。
「ひっこめ!」「反対!」「帰れ!」
“Boo. . . . !”、「ブーイング」です。
日本で文句を言う様子を「ぶーぶー言う」と言いますが、海外では本当に「ブーブー」と言うのです。
海外の映画やドラマなどでスポーツの試合のシーンがあると、よく見られる光景です。
「叫び声」は「急に大きな声を張り上げること」です。
恐い時、驚いた時だけではなく嬉しい時にも叫び声を上げることがあるのです。
「叫び声」は実際には言葉にならないこともあるので、悲鳴や反射的にでるうなり声なども「叫び声」と解釈しておきましょう。