「共通点」の意味とは?「共通点」と「関連性」の違い・対義語・英語・類語
「共通点」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「共通点」の英語や対義語、「共通点」を使った言葉や例文などを紹介して行きます。
目次
- 「共通点」の意味とは?
- 「共通点」の読み方
- 「共通点」の英語
- 「共通点」の対義語はある?
- 「共通点」の言葉の使い方
- 「共通点」を使った言葉・慣用句や熟語・関連
- 「共通点」を使った例文や短文など
- 「共通点」の類語や類義表現
- 「共通点」と「関連性」の違い
「共通点」の意味とは?
みなさんは「共通点」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
誰かと誰かの「共通点」について考えた事がある人もいるでしょう。
一方で、「共通点」とは何か、まるで知らない人もいるかもしれません。
「共通点」には、「どちらにも当てはまる事」という意味があります。
例えばAさんとBさんのどちらにも当てはまる事を「共通点」と言います。
他にも「背が高い」「花粉症」など、様々などちらにも当てはまる事があるのではないでしょうか。
人に対してだけでなく、商品や出来事、思い出などにも「共通点」はあります。
このように「共通点」には「どちらにも当てはまる事」という意味があります。
「共通点」の読み方
「共通点」という言葉をどのように読めばいいでしょうか。
「共通点」は「きょうつうてん」と読みます。
特に難しい漢字が使われているわけではないため、読み間違える事も少ないでしょう。
これを機会に「共通点」は「きょうつうてん」と読むようにしましょう。
「共通点」の英語
「共通点」という言葉を英語に直したい、そのような機会があるかもしれません。
「共通点」という言葉は英語にするとどのような表現になるのでしょうか。
「共通点」は英語で“common point”(コモンポイント)になります。
“common point”には「共通点」という意味があります。
誰かと誰かの「共通点」を英語で書きたい時などに、“common point”というフレーズを覚えておきましょう。
「共通点」の対義語はある?
「共通点」という言葉には、対義語があるでしょうか。
反対の意味を持つ言葉にはどのような言葉があるでしょうか。
- 「不同」【ふどう】
- 「千差万別」【せんさばんべつ】
「不同」【ふどう】
「不同」には「同じではない事」または「揃っていない事」という意味があります。
「商品が不同」という場合は、商品が揃っていない、同じ商品ではないなどの意味があります。
「千差万別」【せんさばんべつ】
「千差万別」には、「多くの物に様々な違いがある事」という意味があります。
人の個性は「千差万別」という場合は、様々な人がいて、様々な個性があるという意味になります。
「共通点」の言葉の使い方
「共通点」という言葉の使い方を紹介します。
「共通点」には「どちらにも当てはまる事」という意味があるため、二つ以上のものを比較してどちらにも当てはまる事がある時に使いましょう。
例えば二人の人を比較して、当てはまる事を探してみましょう。
「色が白い」「○○大学出身」などの「共通点」がみつかるでしょう。
また二つ以上の持ち物を比べると、「黒い」「固い」などの「共通点」がみつかるかもしれません。
このように二つ以上の何かを比較して、どちらにも当てはまる事がある時に「共通点」という言葉を使ってみましょう。
「共通点」を使った言葉・慣用句や熟語・関連
「共通点」を使った言葉や慣用句に注目してみましょう。
知っておくと使い勝手がいい、便利な言い回しが登場します。
- 「共通点がある」【きょうつうてんがある】
- 「共通点を見つける」【きょうつうてんをみつける】
「共通点がある」【きょうつうてんがある】
「共通点がある」という言い回しは良く使われています。
何かを見比べて、何となく似ていると感じるものには、「共通点がある」事が多いからです。
人同士、物と物の「共通点」がある時に、「共通点がある」という言葉を使います。
「共通点を見つける」【きょうつうてんをみつける】
「共通点をみつける」という言葉も、様々な場面で使う機会が多いでしょう。
例えば初対面の人と話をする時、「共通点を見つける」と話が弾みやすくなります。
同じ故郷の人、同じ趣味の人などとは話をしやすいでしょう。
「共通点」を使った例文や短文など
「共通点」と言う言葉を使った例文や短文を見て行きましょう。
「共通点」を文章に入れるコツが理解できるかもしれません。
- 「共通点」を使った例文1
- 「共通点」を使った例文2
「共通点」を使った例文1
「部長と課長には、関西出身という『共通点』がある」
この例文のように、職場の誰かと誰かを比較すると、関西出身、東北出身などの「共通点」をみつける事ができます。
「共通点」をみつけると、「だから冗談が多いのか」「だから性格が真面目なのか」など、気付きがあるかもしれません。
「共通点」を使った例文2
「彼女とは『共通点』が多いため、話をしていて楽しい」
この例文のように「共通点」がたくさんある相手とは、話をしていて楽しいでしょう。
友達になる相手とは、ほとんどの場合、たくさん「共通点」があるはずです。
また恋人になる相手、結婚を決める時も、「共通点」が決め手になるかもしれません。
考え方に「共通点」が多いほど、一緒にいて気持ちが楽かもしれません。
「共通点」の類語や類義表現
「共通点」の類語や類義表現を紹介します。
「共通点」と似た意味の言葉を知り、言葉の言い換えなどに使ってみましょう。
- 「同じ」【おなじ】
- 「同然」【どうぜん】
「同じ」【おなじ】
「同じ」には「全く区別がつかない」または「そのもの」という意味があります。
AとBは「同じ」と言う時、二つの物や人を全く区別できないという意味になります。
「同じ趣味」「同じセンス」など、日常的に頻繁に使う言葉です。
「同然」【どうぜん】
「同然」には、「同じである事」という意味があります。
例えば「勝負がついているのと同じだ」という意味で、「勝負がついたも同然」という言い回しを使います。
「共通点」と「関連性」の違い
最後に「共通点」と「関連性」の違いを見て行きましょう。
「関連性」の「関連」には「ある事と他の事がつながっている」という意味があります。
そのため「関連性」には、「ある事と他の事がつながっている性質」という意味があります。
例えば「肥満」と「高カロリー食品」は、高カロリーな食品を食べると肥満になりがちなため、「関連性」があると言えます。
一方「共通点」は、AさんとBさんは「肥満」、CとDという食品は「高カロリー食品」など、どちらにも当てはまるという意味で使います。
二つの言葉にはこのような違いがあるため、意味に応じて使い分けるようにしましょう。
「共通点」という言葉について見て行きました。
自分と周囲にいる誰かの「共通点」は、無意識的に探してしまうものです。
特に好きな人との「共通点」をみつけると、嬉しい気持ちになるでしょう。