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「迷う」の意味とは?「迷う」と「悩む」の違い・読み方・対義語・類語・英語

「迷う」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「迷う」の英語や、「迷う」を使った例文を紹介して行きます。

迷う

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「迷う」の意味とは?「迷う」と「悩む」の違い・読み方・対義語・類語・英語>


目次

  • 「迷う」の意味とは?
  • 「迷う」の意味
  • 「迷う」の英語
  • 「迷う」の言葉の使い方
  • 「迷う」の類語や類義の表現
  • 「迷う」を使った言葉と意味を解釈
  • 「迷う」を使った例文


「迷う」の意味とは?

「迷う」の意味とは?

「迷う」という言葉を知っているでしょうか。

「迷う」「まよう」と読む、一般的に良く使われている言葉です。

大学卒業前に、進路について「迷う」経験をした人もいるでしょう。

また誰かが「迷う」姿を見て、手を差し伸べた経験がある人もいるかもしれません。

一方で、「迷う」という言葉の意味がまるで分からないという人もいるでしょう。

そこで「迷う」の意味や使い方を紹介します。

この言葉の意味を知る事で、「迷う」とはどのような状態か理解できるようになるでしょう。

あなたが何かに「迷っている」事に気付けるかもしれません。



「迷う」の意味

「迷う」の意味

「迷う」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「迷う」には、「心が決まらずに判断が下せない」という意味があります。

さらに「まごつく」「ためらう」などの意味もあります。

「正常な状態ではなくなる」などの意味もあるため、「迷う」は様々な場面で使う事ができます。

例えば初めて訪れた街で、どの道を進めばいいのか分からずにまごついてしまう事を「道に迷う」と言います。

また「道に迷う」には「進路に対する判断が下せない」という意味もあります。

二者択一の問題を出されて、どちらを選んでいいか分からず決心できない事も「迷う」と言います。

このように「迷う」には、「心が決まらず判断が下せない」「まごつく」「躊躇う」などの意味があります。

「迷う」の英語

「迷う」の英語

「迷う」という言葉を英語にするとどのような表現になるでしょうか。

「迷う」は英語で、“get lost”(ゲットロスト)になります。

“get lost”には、「(道に)迷う」という意味があります。

また「ためらう」などの意味での「迷う」には“be in doubt”(ビーインダウト)という英語を使います。

さらに“hesitate”(ヘシテイト)にも「迷う」「ためらう」という意味があります。

このように「迷う」という言葉は、いくつもの英語に直す事ができますので覚えておきましょう。



「迷う」の言葉の使い方

「迷う」の言葉の使い方

「迷う」という言葉をどのような場面で使えばいいでしょうか。

「迷う」には「心が決まらず判断が下せない」という意味がありますので、そのような場面で使ってみましょう。

例えば部下に対してどのような指示を出せば、良い結果が得られるのか判断が下せない事があるかもしれません。

このような時、「指示を迷う」という表現をします。

また恋愛の場面では、異性に告白されて、告白を受けるかどうかためらう事があるかもしれません。

このような時は「返事に迷う」と表現します。

日常的な場面でも、お昼ご飯を何にするか、心が決まらない事があるでしょう。

このような時に、「迷う」という言葉を使ってみましょう。

「迷う」の類語や類義の表現

「迷う」の類語や類義の表現

「迷う」の類語や類義表現を紹介します。

「迷う」と似た意味を持つ言葉を知ると、「迷う」を他の言葉に言い換えられるようになります。

ボキャブラリーが豊富になり、文章作りが楽しくなるでしょう。

  • 「戸惑う」【とまどう】
  • 「幻惑」【げんわく】

「戸惑う」【とまどう】

「戸惑う」という言葉は、日常的に良く使われる言葉です。

「戸惑う」には、「手段や手法が分からず、まごまごする事」という意味があります。

例えば、新しい職場に転職したばかりの頃は、だれでも仕事の仕方が分からずに、まごまごするのではないでしょうか。

このような時に、「転職先の勝手がわからずに『戸惑う』」などと表現します。

「幻惑」【げんわく】

「幻惑」には「ありもしない事に惑わされる事」という意味があります。

例えば童話を読んでいると魔法使いが、子供たちにありもしない景色やモンスターを見せて惑わせるシーンがあります。

このようなシーンを「魔法使いが子供を『幻惑』する」と表現する事ができます。

子供たちの立場からすれば「戸惑い」「迷う」事になります。

「迷う」を使った言葉と意味を解釈

「迷う」を使った言葉と意味を解釈

「迷う」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。

「迷う」を使った定型句のような言葉のため、覚えておくと使い勝手が良く便利でしょう。

  • 「道に迷う」
  • 「結婚に迷う」
  • 「転職に迷う」

「道に迷う」

「道に迷う」は、単純に捉えると、駅までの道が分からなくなったり、家に帰る方法が分からなくなる事を意味します。

また進路や今後の方向性が分からなくなる事も「道に迷う」と言います。

「結婚に迷う」

結婚をするかどうかは、人生を大きく分ける出来事になりますので、「迷う」のも当然です。

「結婚に迷う」人も少なくないでしょう。

また「結婚に迷う」時、相手を「迷う」ケースと、結婚という形を取るかどうか「迷う」ケースがあります。

「転職に迷う」

「転職に迷う」という言葉も20代から30代の人が良く使う言葉です。

現在の勤務先で一生終えていいかどうか、「迷う」時に、「転職するかどうかを迷う」のではないでしょうか。

「迷う」を使った例文

「迷う」を使った例文

「迷う」という言葉を使った例文を紹介します。

様々な場面における「迷う」を使った文章を見る事で、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。

  • 例文1
  • 例文2

例文1

「A君はいい人だが、少し頼りないため、結婚を『迷う』部分がある」

結婚は人生の大きな転機になりますので、決断するのは容易ではありません。

この例文に登場する女性のように、結婚の決断に「迷う」人もいるでしょう。

恋愛相手は好きならそれだけで十分かもしれませんが、結婚はその後の生活がかかっています。

そのためA君の頼りなさが、決断を鈍らせているのでしょう。

しっかり考えて最良の選択をしましょう。

例文2

「今の会社で一生を終えていいのかどうか、真剣に『迷う』」

転職するかどうかは、サラリーマンをしている人にとって大きすぎる問題でしょう。

特に20代から30代の男女は、自分の売り時でもありますので、転職するか現在の会社に残るか「迷う」はずです。

後で後悔しないよう、たくさん考えて良い結論を出したいところです。

icon まとめ

「迷う」という言葉の意味や使い方を見てきました。

「迷う」には様々な意味があり、使い道が豊富な事に改めて気づかされたかもしれません。

人生などに「迷う」人も多いでしょう。

しかし「迷う」事を恐れずに、心が決まるまでたくさん考える事が必要かもしれません。