「目を引く」とは?意味・読み方・英語【使い方や例文】
「目を引く」という言葉の意味と使い方を紹介します。
さらに「目を引く」の英語や、「目を引く」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「目を引く」の意味とは?
- 「目を引く」の意味
- 「目を引く」の英語
- 「目を引く」と「目を惹く」の違いはある?
- 「目を引く」の言葉の使い方
- 「目を引く」を使った例文
「目を引く」の意味とは?
「目を引く」という言葉を知っているでしょうか。
「目を引く」は「めをひく」と読みます。
みなさんも、最近誰かに対して「目を引く」と感じた事があるでしょう。
また「あなたは目を引くね」などと、他の人から言われた経験があるかもしれません。
一方で、「目を引く」という言葉の意味がまるで分からないと言う人もいるでしょう。
そこで、「目を引く」の意味や使い方を紹介します。
この言葉の意味を知る事で、誰かから「目を引くね」と言われた意味が分かり、嬉しい気持ちになるかもしれません。
「目を引く」の意味
「目を引く」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「目を引く」には、「注目させる」「注意を引き付ける」という意味があります。
例えば、これからラーメン店を開店する予定の人がいたら、外装をどのようにしようとするでしょうか。
ラーメン店である事が分かる外装、また美味しいラーメンを出しそうな事などをアピールできるような外装にしたいと思うはずです。
なにより通行人の注目を集める外装である事が大切です。
このような店主の気持を「ラーメン店の外装を『目を引く』ようにしたい」と表現する事ができます。
また「火の用心」などのポスターを作る時も、見た人が火の始末をきちんとしようと思えるような注目されるデザインにする必要があります。
「目を引くデザイン」になるように意識してポスター作りをするはずです。
このように「目を引く」には、注目させる、注意を引き付けるという意味があります。
「目を引く」の英語
「目を引く」という言葉を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「目を引く」は英語で、“draw somebody's attention”(ドロウサムバディズアテンション)になります。
“draw”には「引く」という意味があり、“somebody's attention”には、「誰かの注意」という意味があります。
“draw somebody's attention”は「誰かの注意を引く」「目を引く」という意味になります。
難しい英単語は使われていませんので、「目を引く」の英訳が“draw somebody's attention”だと覚えやすいのではないでしょうか。
今後、英語を使う機会のために覚えておきましょう。
「目を引く」と「目を惹く」の違いはある?
「目を引く」とよく似た言葉に、「目を惹く」があります。
ふたつの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。
注意を引き付けるという意味では、「目を引く」という言葉使うのが一般的です。
一方で「目を惹く」という言葉を使う時は、主に女性に対して使われます。
綺麗な女性、セクシーな女性などを見た時に、男性は魅力を感じます。
このような男性を魅惑するような力を持つ女性を「目を惹く女性」と言います。
「彼女の仕草はセクシーで、つい目で追ってしまう」という時は、「目を惹く」という言葉を使う事もできます。
ただしこの場合でも「目を引く」を使って構いません。
「彼女の仕草はセクシーで、『目を引く』」の方が一般的な表現かもしれません。
このように注意を引き付けるという意味の言葉は「目を引く」を使うのが一般的で、どうしても使いたい時に、「目を惹く」を使って見ましょう。
「目を引く」の言葉の使い方
「目を引く」という言葉は、どのような場面で使えばいいでしょうか。
何かを注目させたい時、または何かが注意を集めていると思った時に「目を引く」という言葉を使ってみましょう。
例えば、街を歩いている時に、派手なファッションで身を包んだ男性が歩いてきたら、つい見てしまうかもしれません。
このような男性は「目を引く男性」と表現できます。
またつい見てしまうような不思議な形の看板があるかもしれません。
このような看板も「目を引く」という言葉を使って表現する事ができます。
ビジネスシーンでは、注目集めるデザインや、装飾などが求められる事があります。
このような時に、「目を引くデザイン」という言葉で、発注する事ができます。
注目を集めている物を見た時、注目させたい時に、「目を引く」を使ってみましょう。
「目を引く」を使った例文
「目を引く」という言葉を使った例文を紹介して行きます。
様々な場面における「目を引く」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「Aさんは八頭身なので、大勢の中にいても『目を引く』人だ」
この例文に登場するAさんのように、スタイルが抜群な人は注目されます。
大勢の人がいて、とても見分けなどつかないような場所でも、不思議と目立つものです。
このような人は「目を引く」人と言えます。
待ち合わせ場所にAさんがいると、「スタイルのいい女性の後ろにいる」などと、Aさんが待ち合わせの目印にされてしまう事があるほどです。
Aさんの立場になると、移動しにくくなりそうです。
例文2
「目玉商品を掲載するチラシのため『目を引く』デザインにしてくれ」
この例文はスーパーの店長が、デザイン会社にチラシを発注している場面です。
安くて品質が良い目玉商品を提供するのですから、お客さんに知ってもらいたいものです。
そのために注目を集めやすいデザインにする事を依頼しています。
このような時に「目を引く」という言葉を使うと、相手に意図が伝わりやすいでしょう。
例文3
「少年の打撃フォームが『目を引き』スカウトの注目を集める」
この例文に登場する少年は、スカウトの目から見て将来プロ野球選手として大成する可能性を感じる打撃フォームだったのでしょう。
実際にプロに入るような選手は、少年時代から他の少年と比べて抜群のセンスを見せていると言います。
光る物がある打撃フォームでスカウトの『目を引き』、中学時代、高校時代と見守られて、順調にステップアップした少年が、ドラフト会議で指名される事になります。
「目を引く」という言葉の意味や使い方を見てきました。
「目を引く」は使い勝手が良い言葉ですので覚えておくと便利です。
ビジネスシーンや日常生活を送る時など、様々な場所で「目を引く」という言葉を使ってみましょう。