「詳しい」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】
「詳しい」という言葉の意味や類語を紹介します。
さらに「詳しい」の使い方や、「詳しい」を使った例文を紹介していきます。
目次
- 「詳しい」の意味とは?
- 「詳しい」の意味
- 「詳しい」の英語
- 「詳しい」の使い方
- 「詳しい」の言葉の類語
- 「詳しい」を使った言葉と意味を解釈
- 「詳しい」を使った例文
「詳しい」の意味とは?
「詳しい」という言葉は、一般的に知られた良く使う言葉です。
「詳しい」は「くわしい」と読み、読み間違える事が少ない、読みやすい言葉です。
「○○に詳しい」という言い回しをする事が多く、日常的に使っている人も多いでしょう。
また何かのマニアだったり、趣味を持っている人は、周囲の人から「詳しい」と言われた経験があるかもしれません。
一方で「詳しい」という言葉の意味が、まるで分からないと言う人もいるでしょう。
そこで「詳しい」という言葉の意味や使い方を紹介します。
この言葉の意味を知る事で、自分は何かのジャンルに「詳しい」事に気付くかもしれません。
「詳しい」の意味
「詳しい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「詳しい」には、「大雑把ではなく、細かいところまでよく知っている事」という意味があります。
また中途半端な知識の持ち主だけでなく知識が豊富で、細かい点まで目が行き届いている人の事を「詳しい」と言います。
何かに精通している人は「詳しい」と言われやすいでしょう。
また「詳細な部分まで観察や注意が行き届いている事」を「詳しい」と言う事もあります。
「詳しい知らせ」「詳しい報告」などのフレーズの時は、こちらの意味の「詳しい」になります。
このように、「詳しい」には、大雑把ではなく、詳細までよく知っている事という意味があります。
「詳しい」の英語
「詳しい」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「詳しい」という言葉を英語にすると、“an expert in”(アンエクスパートイン)となります。
“expert”はカタカナ語の「エキスパート」になり、「専門家」の意味があります。
“an expert in”の後ろに続く言葉の「専門家」となるため、「○○に詳しい」という意味になります。
例えば「彼は動物の専門家です」という場合、“he is an expert in animal.”という文章を作る事ができます。
このように「詳しい」を英語にすると、“an expert in”という言葉にする事ができますので、覚えておきましょう。
「詳しい」の使い方
「詳しい」という言葉を、どのような場面で使えばいいでしょうか。
「詳しい」には、大きく分けて2つの意味があります。
「詳細まで精通している人」という意味と「詳細まで観察や注意が行き届いている事」という意味です。
まず知識が豊富で詳細まで精通している人を褒める時に「詳しい」という言葉を使ってみましょう。
「A君は、魚について『詳しい』ね」などという言い回しをします。
また、詳細まできちんと描かれている報告書などを見た時に、「詳しい報告書」などと言います。
ビジネスシーンで、このような報告書を見た時は、「B君の報告書は『詳しい』ので分かりやすい」などと褒めてみましょう。
このように「詳しい」は意味によって使い分けてみましょう。
「詳しい」の言葉の類語
「詳しい」の類語や類義表現を紹介します。
「詳しい」という言葉と似た意味の言葉を知る事で、この言葉の意味をより深く知る事ができるでしょう。
- 「博学」【はくがく】
- 「博覧強記」【はくらんきょうき】
「博学」【はくがく】
「博学」には、「広く学問に通じている事」という意味があります。
「彼は『博学』なので、話を聞きに行こう」などという言い回しで「博学」という言葉を使います。
様々な学問に付いて広くしっているため、参考になる意見を数多く聞く事ができる人です。
「博覧強記」【はくらんきょうき】
「博覧強記」には、「広く書物を読み、よく覚えている事」という意味があります。
普通ではない読書量を誇り、暗記する能力も以上に高い人です。
図書館や古本屋街などに入りびたり、一日中、たくさんの知識を仕入れていて、さらに覚えた知識を忘れずに保持する事ができます。
まさに「人間図書館」「人間検索エンジン」と呼ばれるような人を「博覧強記」と呼びます。
「詳しい」を使った言葉と意味を解釈
「詳しい」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます。
「詳しい」を使った定型句のような言葉ですので、覚えておくと便利でしょう。
- 「詳しい説明」
- 「詳しい事情」
「詳しい説明」
「詳しい説明」という言葉は、日常的にも、ビジネスシーンでも良く使う言葉です。
何かわからないことがあった時に、質問をしますが、答えを聞いても分からない時に「詳しい説明をお願いします」などと言います。
また、説明をする時間がないため、後で詳細を話す時には「後ほど詳しい説明をします」と言います。
「詳しい事情」
「詳しい事情」という言葉も、日常的に、さらにビジネスシーンで良く使います。
例えば、親しい友達が離婚をするという話を聞いた時、詳細について知りたくなると思います。
このような時に友達に電話を掛けて「詳しい事情を聞かせてくれ」などと言うでしょう。
仕事の場面でも、部下がミスをして取引先を怒らせてしまった時に、部下を呼び「詳しい事情を話してくれ」と言うでしょう。
詳細を知らなければ対処する事ができないからです。
このように「詳しい事情」という言葉を使う機会はとても多いので、このフレーズを覚えておくと便利でしょう。
「詳しい」を使った例文
「詳しい」という言葉を使った例文を紹介します。
様々な場面における「詳しい」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 「詳しい」の例文1
- 「詳しい」の例文2
「詳しい」の例文1
「A君は子供の頃から昆虫に『詳しい』」
この例文のA君は子供の頃から昆虫が好きで、今では昆虫マニアなのかもしれません。
マニアのように、あるジャンルについて詳細まで知識を持っている人は「詳しい」と呼ばれます。
「詳しい」の例文2
「B君の作る書類は、中身が『詳しい』ため好評だ」
例文に登場するB君の作る書類は、中身が詳細で充実しているのでしょう。
このような注意や調査が行き届いた書類は「詳しい」と言われて、賞賛されやすいでしょう。
「詳しい」という言葉の意味や使い方を見てきました。
みなさんも何かのジャンルに精通していて、「詳しい」と呼ばれる事があるでしょう。
何かについてじっくりと調べたり観察するのは楽しいため、誰もが「詳しい」ものを持つ事をおすすめします。