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「時々」とは?意味・読み方・英語【使い方や例文】

この「時々」は、聞いたり使ったことがないという人は居ないでしょう。

それどころか、毎日一度は使う言葉だど言ってもいいくらいです。

時々

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目次

  • 「時々」の意味とは?
  • 「時々」の読み方
  • 「時々」の英語(解釈)
  • 「時々」の言葉の使い方
  • 「時々」を使った言葉と意味を解釈
  • 「時々」を使った例文・短文(解釈)
  • 「時々」の類義語


「時々」の意味とは?

「時々」の意味とは?

時々は、「たまに」という意味で使う言葉です。

いつもではなく、たまにそういうことがある、そういったことをすると言いたい時などに用いられます。

例えば、「時々調子が悪くなる」と使うと、いつもはきちんと動いているのに、たまに調子が悪いことがあるという意味になります。

その頻度についてはこの言葉だけは分からないので、それも表現したい時には「時々」ではなく、それに変えて詳しい内容を入れてください(週に1回くらい、月に2、3回など)。



「時々」の読み方

「時々」の読み方

「時々」「ときどき」と読む言葉です。

「々」「踊り字」と呼ばれ、日本語表現における技法の1つで、前の漢字を繰り返す時に使われます。

「時」「々」と付いていることから、「時」(とき)を2回繰り返す「時時」の略字表現となっています。

その「時時」も同様に、「ときどき」と発音します。

意味も一緒なので、どちらを使っても構いませんが、「時々」の方が使われることがほとんどです。

「時々」の英語(解釈)

「時々」の英語(解釈)

時々は英語では“sometimes”と表記します。

この単語は中学校の英語の授業で習うレベルなので、恐らく聞いたことがあるでしょう。

熟語でも「時々」を表現できる形があり、“at times”と表現します。

どちらを使ってもほとんど変わりはありません。

注意したいのは、“sometimes”と書く場合に、間違って最後の“s”を付けずに“sometime”としてしまうことです。

“sometime”だと、「いつか」「そのうち」という意味になってしまい、「時々」とは意味は全然違ってしまうので気を付けてください。

また、“at times”も、“at (the) time”としてしまうと、「その時」という意味になります。

これらの英語はどちらも最後に“s”と付けるのを忘れないようにしてください。



「時々」の言葉の使い方

「時々」の言葉の使い方

時々は、「たまに」と言いたい時にすぐに使える言葉です。

それが何であろうと、大抵の物事に対して問題なく使えます。

「時々雨が降るという予報だ」「時々は当たるらしい」「そんなのは時々だけだ」などと、いくらでも使い方の例が挙げられるほど、日常生活に深く浸透している言葉だと言っていいでしょう。

「時々」を使った言葉と意味を解釈

「時々」を使った言葉と意味を解釈

「時々」という言葉を含んだ、比較的聞くことがある言葉です。

どちらも「時々」の意味が絡んだ解釈をする言葉となっていますが、2つ目は固有名詞です。

  • 「時々刻々」【じじこっこく】
  • 「時々迷々」【ときどきまよまよ】

「時々刻々」【じじこっこく】

最初の「時々」「ときどき」とは読まないのがポイントです。

この言葉は、「刻一刻」(こくいっこく)と同じ意味で使います。

そちらの方がメジャーと言える表現なので、この「時々刻々」はそれほど見聞きしないでしょう。

「その時、その時で」という意味になり、使い方としては、「情勢は時々刻々変化している」といった形になります。

そのまま「刻一刻」と置き換えても意味は一緒です。

「時々迷々」【ときどきまよまよ】

これは、NHKで放送している小学生向けの教育番組のタイトルです。

よって、固有名詞なので、このような言葉が存在している訳ではありません。

道徳の授業向けの番組で、このような時にはどうするのが(人間として)正しいのか、迷うことが多い具体的なケースについて、その解説が行われる内容となっており、この放送の録画を使った授業も盛んに行われています。

以前はNHKの総合チャンネルの方でしたが、2019年1月現在ではEテレの方で放送しています。

「時々」を使った例文・短文(解釈)

「時々」を使った例文・短文(解釈)

時々を使った例文や短文です。

先にも書きましたが、様々な物事に対して使える言葉なので、例文の形も豊富です。

  • 「時々」の例文1
  • 「時々」の例文2
  • 「時々」の例文3

「時々」の例文1

「こんなに青空が広がっているのに、時々小雨が降ってくる変な天気だ」

見るからに晴天なのに、たまに雨が降ってくること様子を表現しています。

これは、「天気雨」と呼ばれる現象で、雲から降った雨が地上に落ちてくる前に、その雲自体が消えてしまったことで起こります。

「対流雲」と呼ばれる、すぐに消える雲が原因のことが多く、平野部より山間部でよく観測されます。

尚、このような天気雨は、虹を伴うことが多いという特徴もあります。

「時々」の例文2

「それほど使う訳ではないので、時々レンタカーを借りている」

車を所有するほどでもなく、たまに借りるレンタカーで間に合っているという例文です。

この文章だけでは、そのレンタカーをどれくらいの頻度で借りているのかは不明です。

そこまで言いたい時には、前述したように「時々」ではなく、それと置き換えて「1ヶ月に1、2回ほど」などという具体的な内容を入れます。

「時々」の例文3

「地震が時々ある度にびくびくしてしまう」

近年、大きな被害が出た地震が多かったことから、このような人も多いかも知れません。

地震は元々(ほとんどそれがない一部の地域以外では)時々は起こるものですが、大きなものとなると、各種のライフライン(水道や電気など)や交通機関にも影響が出てしまい、生活自体の混乱をも招きかねません。

起こらないに越したことはありませんが、こればかりは予測が(ほぼ)不可能なのが現状です。

「時々」の類義語

「時々」の類義語

時々と同様の意味で使える言葉を挙げていきます。

どれもそのまま「時々」と置き換えて使うことができます。

意味として使った「たまに」は除いています。

  • 「時たま」【ときたま】
  • 「時折」【ときおり】

「時たま」【ときたま】

「時々」と、その意味となる「たまに」が合体した言葉です。

俗語ですが、充分普通に使える言葉で、「時々」より軽い表現になる為、若者が好んで使っていることが多いです。

「時たま調子が悪くなる」などと、「時々」と全く同じ意味で使えます。

「時折」【ときおり】

「時折り」と表記されることもあり、これも「時々」と同じ意味です。

こちらは上の「時たま」とは逆に、「時々」を少々堅くした表現です。

この言葉を使うと多少文章を引き締めることができるので、ビジネスで使われる場面も多く見掛けます。

icon まとめ

時々は、誰でも普段からごく普通に使っている言葉だと言えるでしょう。

改めて意味などを学ぶ必要はないかも知れませんが、上の類義語も含めて詳しくこの言葉について覚えておくと、役に立つ機会も多いでしょう。