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「想いを馳せる」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】

「想いを馳せる」という表現を聞いたことがあるでしょうか。

これは遠く離れている事について様々な想像をし、思いを募らせる、という意味を持ちます。

例えば実家から離れて勉強や仕事に精を出している人が、疲れた時や寂しくなったときなどに故郷に「想いを馳せる」ということもあるかもしれませんね。

ここでは、「想いを馳せる」という表現について紹介します。

想いを馳せる

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「想いを馳せる」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「想いを馳せる」の意味とは?
  • 「想いを馳せる」の読み方
  • 「想いを馳せる」の英語(解釈)
  • 「想いを馳せる」の思いを巡らすに違いはある?
  • 「想いを馳せる」の言葉の使い方
  • 「想いを馳せる」の例文・短文(解釈)
  • 「想いを馳せる」の類語や類義表現


「想いを馳せる」の意味とは?

「想いを馳せる」という表現は遠く離れている人や物事を思い出すこと、遠方の人や物事に思いめぐらせること、をさしています。

色々と想像して想いを募らせる、思いやる、という意味があるのです。

最近はグローバル化が進み、留学などに行く人も増えました。

1年間の留学生活を経験して日本に戻ってから、懐かしい留学生活に「想いを馳せる」ということもあるのではないでしょうか。

留学を始めたばかりの時は日本に対して想いを馳せていたかもしれませんね。



「想いを馳せる」の読み方

「想いを馳せる」という表現は「おもいをはせる」と読みます。

馳せるというのは走ること、走らせること、という意味もありますが、遠くまで至らせるという意味もあります。

つまり「想いを馳せる」という表現はその思いを遠くまで至らせるという意味になるのです。

「想いを馳せる」の英語(解釈)

想いを馳せる meaning in english

「想いを馳せる」という表現を英語にすると“think about”という表現が使えるでしょう。

これは簡単に言えば考えるという事です。

“think about”以外には“think of”という表現を使うこともできます。

また、“give more than a passing thought to”という表現を使うこともできます。

また、亡くなった人に対して「想いを馳せる」のであれば“remember”という単語を使うこともできます。



「想いを馳せる」の思いを巡らすに違いはある?

「想いを馳せる」という表現とよく似た言い回しに思いを巡らすというものがあります。

思いを巡らすというのはあれこれといろいろなことを考える様子を指しており、瞑想にふける、思索する、じっくり考える、などという意味があります。

それに対して「想いを馳せる」という表現は遠く離れているものに対して思いを募らせるという事ですから、あくまでも自分の過去や思い出に対して思いを巡らせているということがわかります。

思いを巡らすという表現だけでは何について考えているのか全く判りません。

何かについて考えていれば、それが何であったとしても思いを巡らすという表現が使えるのです。

これが「想いを馳せる」という表現との大きな違いになります。

「想いを馳せる」の言葉の使い方

「想いを馳せる」という表現は自分の思い出に浸る、過去について考える、過去を懐かしく思う、などという時に使えます。

例えば学生時代に「想いを馳せる」と言えば学生時代を懐かしく思うという意味になりますし、故郷に「想いを馳せる」と言えば故郷を恋しく思うという意味になります。

家族に「想いを馳せる」と言えば家族が恋しいということになりますし、日本に「想いを馳せる」と言えば日本が恋しいということになります。

「想いを馳せる」の例文・短文(解釈)

「想いを馳せる」という表現にはどのような文章があるのでしょうか。

ここでは「想いを馳せる」という表現を利用した例文をいくつか紹介します。

  • 「想いを馳せる」の例文1
  • 「想いを馳せる」の例文2
  • 「想いを馳せる」の例文3

「想いを馳せる」の例文1

「避難生活が長くなり、彼らは昔の生活に想いを馳せた」

日本は自然災害が多い国であり、地震や台風、さらには津波まで起こります。

そのような中で自分の地元が被災し、避難生活を余儀なくされているという人も多いのではないでしょうか。

2011年3月11日には東日本大震災が起こり、前代未聞の大津波が東北地方を襲いました。

それによって家を失った人も多く、未だに行方がわからない人たちもたくさんいます。

家を失い、仮設住宅等で生活していた人々も仮設住宅を出なければいけない状況になり、困っている人も少なくありません。

そのような中で過去の生活に想いを馳せ、「あの頃はよかった」と考える人たちもたくさんいるのです。

「想いを馳せる」の例文2

「新入社員たちは会社に入り、努力をしながらも学生時代に想いを馳せる」

大学生の多くは大学を卒業してから就職します。

新入社員としての生活は学生時代の生活とは大きく異なり、学生時代の生活を恋しく思う人も少なくありません。

学生時代は基本的に何時に起きても問題はなかった、授業に行かなくても別に怒られる事はなかった、など、比較的自由な生活だったでしょう。

しかし社会人になれば時間通りに会社に行き、しっかりと働かなければいけません。

そのような中で学生生活に想いを馳せ、過去を懐かしく思う新入社員は少なくありません。

そしてストレスを発散し、また頑張ろうと思えるのです。

「想いを馳せる」の例文3

「結婚してから生まれ育った場所を離れ、彼女は実家に想いを馳せた」

結婚することによって引っ越さなければいけなくなったという女性はたくさんいるのではないでしょうか。

男女雇用機会均等法、男女平等、などと言われてもいまだに男女が結婚すれば女性が男性についていかなければならないケースが多いとされています。

そのような中で実家から離れ、新しい場所で結婚生活を始め、孤独を感じながらも実家に「想いを馳せる」という女性は少なくありません。

特に引っ越した先ではまだ知り合いがいない、友達ができない、誰に頼ったら良いのかわからない、などという状態になりがちです。

そのため実家に想いを馳せ、実家での生活を恋しく思う女性がたくさんいるのです。

「想いを馳せる」の類語や類義表現

「想いを馳せる」という表現にはどのような類義語があるのでしょうか。

ここでは類義語をいくつか紹介します。

  • 思いを募らせる
  • 思いにふける

思いを募らせる

いろいろ考える、という意味では、「想いを馳せる」という表現の類義語に思いを募らせるというものがあります。

想いを募らせるというのは物事への感情が次第に強くなるということを意味しています。

例えば実家を恋しく思っている人が毎日より強く実家のことを考えるようになっているのであれば、実家に思いを募らせているといえます。

思いにふける

思いにふけるという表現は悩み事や考えことに没頭する様子を指しています。

過去の思い出などに没頭すればいい、それは過去の思い出にふけっていると言えるでしょう。

icon まとめ

「想いを馳せる」という表現は日常的にもよく使える言葉です。

きちんと意味を理解した上で、うまくこの言葉を使いこなせると良いですね。

誰でも過去の思い出等に思いを巡らす事はありますか。

そのような時に「想いを馳せる」という表現を使ってみましょう。