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「地に足をつける」の意味・類語・対義語【使い方や例文】

「地に足をつける」という言葉は一般的によく使われている言葉で、話し言葉としても書き言葉としても馴染みのある人も多いでしょう。

「私は、地に足をつけた生き方をモットーとしています」など、自己紹介などでよく使うという人もいるのではないでしょうか。

そんな「地に足をつける」という言葉について詳しく解説していきます。

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「地に足をつける」の意味・類語・対義語【使い方や例文】>


目次

  • 「地に足をつける」の意味とは?
  • 「地に足をつける」の対義語
  • 「地に足をつける」の言葉の使い方
  • 「地に足をつける」を使った例文・短文(解釈)
  • 「地に足をつける」の英語と解釈
  • 「地に足をつける」の類語や類義表現


「地に足をつける」の意味とは?

「地に足をつける」は、地面に足をしっかりと付けて、どっしりと安定した様子から、「落ち着いた様子」「着実な様子」「安定した様子」という意味があります。

物事を、ゆっくりでも確実にこなす様や、落ち着いて安定している様、集中している様を表す時に使われる表現となります。

安定感や安心感、信頼感などをイメージさせる言葉として好んで使う人も多くいます。

  • 「地に足をつける」の読み方

「地に足をつける」の読み方

「地に足をつける」「ちにあしをつける」と読みます。

「地」は、「地面(じめん)」「地主(じぬし)」、のように「じ」とも読みますが、この場合は「ち」と読みますので注意しましょう。

「地」「ち」と読む言葉には、「地下街(ちかがい)」「地価(ちか)」「地上波(ちじょうは)」など、お馴染みの言葉も沢山あります。



「地に足をつける」の対義語

「地に足をつける」という言葉を否定した形の「地に足がつかない」という表現もよく使われています。

落ち着きがなく、不安定な様子を表す言葉で、「地に足がつかない生活」などと使われます。

その他にも、「浮足立った」「腰の据わらない」「そわそわした」といった対義語が知られています。

「そんなに浮足立っていては、成功するものも成功しなくなる」「職を変えてばかりで、なかなか腰が据わらない」「そわそわしていて心ここにあらずな様子」のように使います。

「地に足をつける」の言葉の使い方

「地に足をつける」は、堅実で落ち着いた様子や安定した様子、集中して取り組む様子を表す言葉で、堅実で安定した人生を表す時には「地に足のついた人生」、集中して確実に業務を進める様子を表す時には「地に足をつけて業務を進める」というような使い方をします。



「地に足をつける」を使った例文・短文(解釈)

「地に足をつける」の意味や使い方などについて詳しく解説してきましたので、ここではこの言葉を使った例文をご紹介します。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

「地に足をつけた生き方をしていきたいと思っています」

安定感のある堅実な生き方には、安心感があります。

地道でも手堅く、危ない賭けはしないような生き方をしている人は、確実に前進していきます。

ハラハラドキドキするようなスリルを人生に求めるタイプと、穏やかで安定した、落ち着きを人生に求めるタイプの人がいるものです。

例文2

「職を転々とするのはやめて、そろそろ地に足をつけなさい」

やりたいことが見つからない、自分に合った仕事に出会えない、すぐに飽きてしまう、など、職を転々とする人には様々な理由があります。

人それぞれ歩むスピードも歩幅も違うのですから、その人のペースで、長く打ち込める仕事を見つけるのがよいのですが、現実問題として、なかなかそのように悠長なことを言ってもいられないのでしょう。

例文3

「妹は子供の頃から堅実な性格だったので、地に足のついた人生を送っています」

堅実な性格の人というのは、時間をかけてでも地道に確実に1つのことをこなしていきます。

現実的で、現状を冷静に見極めることができる人であるといってもよいでしょう。

そんな人は、自ずと危なげのない確実な道を選択することになるのです。

「地に足をつける」の英語と解釈

「地に足をつける」を英訳する時には、「足」という意味の「foot」を複数形にした「feet」という単語と、「地面」という意味の「ground」という単語を使って「feet on the ground」と表現することができます。

又、「地に足をつける」「現実的な」という意味合いで使う場合には、「realistic」という単語を使うこともできます。

「地に足をつける」の類語や類義表現

落ち着いて安定している様、集中している様を表す「地に足をつける」という言葉の類語には、「危なげない」「手堅い」「着実な」といった言葉があります。

この項では、そのような類語について解説していきます。

  • 「危なげない」
  • 「手堅い」
  • 「着実な」
  • 「地道な」

「危なげない」

「危なげない」「あぶなげない」と読み、「危なっかしい様子がない」という意味があります。

具体的には、「あの選手の危なげない完璧な演技は、安心して見ていられます」「彼女の危なげない仕事ぶりは、後輩たちの良いお手本になっています」「料理などしないような彼女が、危なげない手つきで魚を捌いて驚きました」のように使います。

「手堅い」

「手堅い」「てがたい」と読み、「堅実である」「危なげない」といった意味があります。

具体的には、「彼の手堅い守りで、チームは念願の優勝を手にしたのです」「ここは手堅く、安全な選択肢を選ぶのが得策でしょう」「その方法は手堅いように見えますが、実は落とし穴があります」のような使い方をします。

「着実な」

「着実な」「ちゃくじつな」と読み、「手堅い」「地道で危なげない」「真面目で確実な」といった意味があります。

具体的には、「ゆっくりですが、着実に歩みを進める彼女を応援したいと思っています」「新任の担当者は、とても着実に対応してくれるので助かっています」「努力を着実に続けてきたことが、今日の成功に繋がっているのです」のように使います。

「地道な」

「地道な」「じみちな」と読み、「地味で真面目な」という意味の他、ものごとを着実にこなす様子を表す時にも使われます。

「毎日、地道に勉強することが大切なのです」「地道に働く彼の姿に心を打たれました」「地道な努力は決して裏切りません」のように使います。

icon まとめ

「地に足をつける」という言葉を解説してきましたがいかがだったでしょうか。

何事に対しても堅実な人というのは、仕事も丁寧で着実にこなす人が多く、いつも冷静に現状を見ています。

「地に足がついていない」と言われることがある人は、周りを見渡してみて、「地に足がついている人」を参考にしてみてはいかがでしょう。