「ハスキーボイス」の意味・差別用語？使い方・例文

「ハスキーボイス」の意味とは?

「ハスキーボイス」とは、一般的に「独特のしゃがれた声、かすれた声」を指します。

静かにしゃべりながらも、音は少ししゃがれ、かすれている、渋いイメージ、でしょうか。

若い人にもそう表現することはありますが、どちらかというと年配の方、渋くて深みや重みを感じさせる人に使うことが多いのではないでしょうか。

「ハスキーボイス」とダミ声の違い

「ハスキーボイス」もダミ声もかすれた声を表現する言い方ですが、「ハスキーボイス」がしゃがれていても通る声なのに対し、ダミ声の方はハスキーボイスよりも聞き取りにくく、ガサガサしているイメージです。

プラスのイメージで使われる「ハスキーボイス」に比べて、ダミ声はマイナスのイメージで使われていますね。

「ハスキーボイス」の言葉の使い方

やはり、その人の声質をほめるときに使うのではないでしょうか。

あまり悪い意味で「ハスキーボイス」とは使いません。

また、女性よりも男性に向けて使うことの方が多いですね。

男性に使うことの方が多いですが、女性の「ハスキーボイス」もとても素敵です。

簡単に作れる声質ではないので、あこがれの対象になることも。

「ハスキーボイス」を使った例文や短文・解釈

• 例文1
• 例文2
• 例文3

例文1

「彼はハスキーボイスだ」

男性に使う機会の多い「ハスキーボイス」。

渋くて、深みを感じさせる声質だということをほめるときに使います。

「ハスキーボイス」と褒められて悪い気になる人はほとんどいないと思います。

例文2

「この歌手の歌声はハスキーボイスでとても渋みがある」

演歌やジャズ、JPOPなど、いろんな歌にはいろんな種類の歌声がありますが、ハスキーボイスの似合う歌手だと、渋みがあったり、大人の雰囲気を醸し出している、というイメージになります。

例文3

「ハスキーボイスにあこがれて、昨日から大声を出して声を枯らしているんだ」

「ハスキーボイス」は一般的に声をかすれさせると出るようになる、と言われています。

「ハスキーボイス」になりたくて、無理に大声をだしても、声は枯れるだけ…ということにならないように気を付けたいですね。

「ハスキーボイス」の英語と解釈

「ハスキーボイス」を英語であらわすと「husky voice」ですね。

では「husky」にはどんな意味があるのでしょうか? 実は「husky」とは、とうもろこしの皮を意味する「husk」から来ています。

直訳すると「とうもろこしの皮のような声」という意味ですね。

かさかさしているからでしょうか。

ちなみに、ハスキー犬のhuskyとはスペルは同じだけれど、語源が違う、と言われています。

「ハスキーボイス」で魅力的な芸能人

「ハスキーボイス」で魅力的な芸能人はたくさんいます。

特に歌手に多い印象ですね。

やはり声が重要な職業なので、魅力的な「ハスキーボイス」の歌手は人気があるんだと思います。

• 「桑田佳祐」
• 「宇多田ヒカル」
• 6-3.「GLAY　TERU」

「桑田佳祐」

いわずと知れたサザンオールスターズの桑田さん。

クリアな高い高音と、セクシーな低音を使い分けていますよね。

実は若いころに、大声を出す、お酒でうがいをする、などをして「ハスキーボイス」を手に入れたそうです。

「宇多田ヒカル」

女性でハスキーボイス、といえば宇多田ヒカルさんが浮かぶ人も多いと思います。

デビューした時も16歳とは思えぬ、渋みのあるハスキーボイスで世間を驚かせていました。

6-3.「GLAY　TERU」

ロックな曲調も、バラードもこなせる「ハスキーボイス」の持ち主です。

とくに低音のぎりぎり聞き取れるくらいのかすれ具合がとても好き!という女性ファンがたくさんいそうですよね。