「ソロPT」の意味・メリット・デメリット【使い方】
ソロPTとは、多人数が同時に参加して遊ぶゲームで使われる言葉ですが、どのようなことを指すのでしょうか。
目次
- 「ソロPT」の意味とは?
- 「ソロPT」のメリット
- 「ソロPT」の言葉の使い方
- 「ソロPT」のように使われる言葉
- 「ソロPT」のデメリット
「ソロPT」の意味とは?
ソロPTの「PT」とは、「パーティ」のことです。
つまり、「ソロのパーティ」という意味になり、これだけでは何を指すのか全く分かりません。
「ソロ」は、文字通り1人でプレイすることです。
プレイスタイルとしてはその言葉のまま、それぞれソロでプレイしていても、パーティとしての登録だけはしておくことを、このソロPTと呼んでいます。
つまり、A、B、Cという3人のキャラクターがパーティを組んでいたとしても、原則的に一緒に行動することはなく、全く別々に行動している状態です。
このような時に、この3人は各々「ソロPTを組んでいる」と言います。
「ソロPT」のメリット
ソロPTでは、パーティになるメリットがないと思われるかも知れませんが、パーティのうちの誰かが敵を倒したり、目的(クエストのクリアなど)達成による経験値などが得られる時に、同パーティの他の人にもおすそ分けがあるゲームがあります。
そのようなゲームでこそ、ソロPTは威力を発揮します。
お互いに好きなことがしたいので、パーティとして一緒に行動はしませんが、パーティとして組んでいることで、お互いに得ができるということです。
「ソロPT」の言葉の使い方
ソロPTという言葉は、自分はその状態であるということを表現する場合や、あの人がその状態だと言いたい時などに使います。
また、「一緒にソロPTを組んでくれる人を募集」などという掲示で使われているのも多く見掛けます。
「ソロPT」のように使われる言葉
「ソロPT」のような言葉で、違う意味で使われるものをいくつか見ていきましょう。
これらを見ると、「ソロPT」という状態がいかに特殊なのかが分かるでしょう。
- 「2人PT」
- 「3人PT」
- 「4人PT」
「2人PT」
2人で組んでいるパーティのことです。
ソロPTが2人で組まれているという訳ではなく、パーティを組む本来の目的通り、2人で役割分担しながら協力プレイしていることが前提です。
この2人PTでは、1人がとても強く、もう1人はその人に助けられているという場合も多いのが特徴です。
基本的にはソロプレイをしている人が、初心者の人をある程度まで強くしてあげる目的で、一時的に2人PTにしているケースがその例です。
「3人PT」
3人でパーティを組んでいるのが、この3人PTという状態です。
パーティが組めるゲームの場合、4〜6人程度で組むことが推奨(公式にではないですが、ジョブや役割、分け前といったバランス的に)されていることが多いです。
その為、3人PTでは些か心許ないことも多いと言えますが、遭えて3人で組んでみようと考えたり、(皆強いので)3人で充分という時には、やってみても面白いかも知れません。
「4人PT」
パーティの人数は、多ければいいというものでもありません。
大人数になると、中には足手まといになってしまう人が居たり、それぞれが勝手なことを言い出した日には、パーティとしてまとまらなくなってしまいます。
そのようなことを考えると、この4人で組む4人PTはバランスに優れていると言えるでしょう。
(もちろんゲームにも依ります)。
5人がベストだと言われるゲームでも、強い人だけで集まれば、4人PTでも充分に戦うことができるでしょう。
「ソロPT」のデメリット
ソロPTは、お互いにおすそ分けを期待した形だけのパーティなので、1人では勝てない敵と出会ってしまった場合でも、共闘する訳ではありません。
パーティの仲間同士なので、やろうと思えばできないこともありませんが、それを求められては自分勝手なことができなくなってしまいます。
ソロPTでは、自分勝手にプレイできることが原則です。
よって、(形だけでも)パーティを組んでいる割には、何の戦力アップにも繋がっていません。
また、きちんとした意味でのパーティに入ろうと思った時に、ソロPTを組んでいる他の人に多少なりとも迷惑が掛ける(その人の分のおすそ分けが期待できなくなるので)ことも覚えておきましょう。
ソロPTは、それが有効なゲームが限られています。
実質的にソロプレイでは、先に進めないゲームも多いからです。
面白い遊び方ではありますが、実際にはゲームを選んた上で考えてみましょう。