「ゲーマー」の意味・英語【使い方】ゲームオタクとの違い
ゲーマーは、単にゲームをする人のことを指すだけの言葉ではなく、もうう少し深い意味を含めて使っています。
目次
- 「ゲーマー」の意味とは?
- 「ゲーマー」の語源
- 「ゲーマー」の言葉の使い方
- 「ゲーマー」と「ゲームオタク」の違い
- 「ゲーマー」を使った言葉と意味を解釈
「ゲーマー」の意味とは?
ゲーマーは、"よくゲームをする人"、"ゲームが大好きな人"と解釈してください。
スマホゲームがこれだけ普及した現在、その1つや2つは誰でもプレイしているものですが、たまに時間潰しにそれらをプレイする程度の人はそうとは呼びません。
言い方が多少悪くなるかも知れません、"時間があればゲームをしている"、"ゲームの為の時間が何より大切"というくらいのレベルでないと、このゲーマーとは呼びません。
「ゲーマー」の語源
ゲーマーは、英語でその表記の「game」を進行形にする為に、後ろに"er"と付けた言葉です。
直訳すると"ゲームをする人"という意味になり、ゲームをしたことがあれば、誰でもゲーマーだということになります。
しかし、日本語で「ゲーマー」という使う場合には、上記のように、"(それなりに)ゲームハマっている"ことが条件です。
これは、「ランナー」という言葉と同じだと考えることができます。
(ただ走ったことがある人全て「ランナー」とは呼ばないからです)
- 「ゲーマー」は英語では?
「ゲーマー」は英語では?
ゲーマーを「gamer」と英語表記したものが、そのまま英語圏でも使えます。
本来は"ゲームをする人"という意味にしかなりませんが、そこは日本語として使う場合の解釈と同様です。
ゲームをしている人の間では、このgamerだけで充分に通じますが、全くゲームに興味がない人に"ゲームにとても興味があって、頻繁にプレイしている人"という意味で伝えたい時には、「the game player」と表記する方が分かりやすいです。
尚、この「ゲームプレイヤー」は、日本語として使うと"ゲームをプレイする為の装置(やソフト類)"という意味になってしまうので注意してください。
「ゲーマー」の言葉の使い方
ゲーマーという言葉は、ゲームが大好きだと公言している人が、自らをそうだと使うことがあります。
そして、"ゲームばかりしている人"という多少悪い意味で、そのような人を指して使うケースです。
先にも書いたように、スマホゲームの普及により、ゲームが誰にとっても身近な存在になってきたのは間違いありませんが、諸手を挙げてそうだと公言できるまでには至っていません。
ゲームがとても好きというだけで、マイナスイメージとなってしまうことも少なくないのが現実だと言っていいでしょう。
よって、現状でゲーマーだと人から呼ばれた場合、少なからずそのようなイメージをもたれていると考えた方がいいかも知れません。
「ゲーマー」と「ゲームオタク」の違い
「ゲーマー」と呼ばれる人の中でも、特にゲームに造詣の深い人のことをこの「ゲームオタク」と表現します。
「ゲームヲタク」と表記することもあり、文字通り、ゲームにどっぷりとハマっている人のことです。
このゲームオタクとまで呼ばれると、"ゲームのことしか考えていない"、"ゲームにしか興味がない"という意味で使われていると考えてください。
しかし、そのような人は、ことゲームに関してはものすごく詳しいことがほとんどなので、ゲーマーの間では尊敬に値する存在なことも珍しくありません。
「ゲーマー」を使った言葉と意味を解釈
「ゲーマー」を使っている言葉の意味を解説していきます。
今や、ゲームをプレイしているだけでも、それが抜きん出ていれば、仕事にもなる世の中です。
- 「プロゲーマー」
- 「にわかゲーマー」
「プロゲーマー」
この「プロゲーマー」とは、主にゲームのプレイによって収入を得ているプロのゲーマーのことです。
対戦型(順位が決まるタイプ)のゲームが"eスポーツ"と呼ばれることも多くなってきたのはご存知の通りですが、プロとしてそのような大会に出たり、スポンサー企業の広告に登場したり、時には指導するような立場でゲームと関わりをもっている人だと考えてください。
例として適当な対象を挙げるとすると、ゴルフで大会にも出場しているレッスンプロが近い立場だと言うことができます。
プロゲーマーになるには、スポンサー企業と契約を結ぶ必要があり、その為には大きなeスポーツの大会での活躍が一番の近道だと言われています。
尚、他にも仕事をもっている専業ではないプロゲーマーも存在します。
「にわかゲーマー」
ゲームが好きで、自分では結構なレベルのゲーマーだと思っていても、人からは初心者の域を抜けていないと思われている人が、この「にわかゲーマー」に該当します。
知識や実力が伴っていないのに、一人前にゲームについて語ると、このような称されることが多いと言えるでしょう。
そのような人に対して使う蔑称です。
ゲーマーと呼ばれるほどゲームをしていても何も問題がある訳ではありませんが、プロゲーマーを目指すのでなければ、ゲームに夢中になり、実生活に影響が出るほどにはならない程度(プレイの為の時間、掛けるお金など)にしておきましょう。