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「重課金」の意味・読み方【使い方や例文】

色々なスマホゲームやオンラインゲームをプレイしていると、そのうち必ず聞くと言っていい言葉の1つがこの「重課金」です。

重課金

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「重課金」の意味・読み方【使い方や例文】>


目次

  • 「重課金」の意味とは?
  • 「重課金」と「廃課金」の違い
  • 「重課金」の言葉の使い方
  • 「重課金」を使った例文と解釈
  • 「重課金」から派生したゲーム用語の解釈
  • 「重課金」を英語にすると?


「重課金」の意味とは?

「重課金」の意味とは?

重課金という言葉は、ゲームへの課金(実際のお金を支払うこと)が極端に多いという意味で使われています。

そう思われる人に対して使う言葉で、いい意味で使うことはまずありません。

この重課金と表現される人は、同時に「お金の力で強く(有利に)なっている」「お金に頼って(楽に)プレイしている」と思われていることがほとんどで、それを揶揄する為に使う言葉でもあります。



「重課金」と「廃課金」の違い

「重課金」と「廃課金」の違い

この「重課金」の類義語として挙げられるのが、「廃課金」という言葉です。

重課金の「重」には「課金を重ねている」という意味がありますが、廃課金の「廃」は、「廃人のように課金している」という更に強い意味からです。

毎月どれくらいのお金を遣うと「重課金」「廃課金」と表現されるのかといった基準はありませんが、一例として、月に5万円もそのゲームに遣っていれば「重課金」と言われてもおかしくない状態で、「廃課金」となると、毎月10万円以上は当たり前に遣っているという世界です。

「重課金」の言葉の使い方

「重課金」の言葉の使い方

重課金は、その状態の人が自分を称して使う場合もありますが、大抵は人のことを指して使われます。

決していい意味で使われる言葉ではありませんが、中にはこう呼ばれることをそれほど悪くないと考えている人も居るようです。

(その分だけゲームの運営に貢献していると自負しているような場合です)



「重課金」を使った例文と解釈

「重課金」を使った例文と解釈

重課金という言葉を使った例文です。

自分をそう表現して使う場合はともかく、人に対して使う時には注意が必要です。

周りからはどう見ても重課金と言える状態の人でも、自分ではそうは思っていなかったり(まだそこまでとは考えていない)、課金行為によって強くなったり、有利になったりしていると思われるのが嫌な人も多いからです。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

「あの人は重課金だから、勝てる訳ないよ」

その人が課金によって強くなっていると揶揄している使い方です。

このような使い方が一番多い言葉だと言っていいでしょう。

例文2

「ゲームにそこまでお金を遣っている重課金って…」

各ゲームで無料の範囲程度でしか遊ばない人には、重課金までしてそのゲームを遊んでいる人の気持ちは分からないかも知れません。

ですが、人のお金の遣い方にあれこれと口を挟むのは無粋というものです。

例文3

「自分のお金なら重課金でも別にいいと思うけど、借金をしてまでそれというのはさすがに引くよ」

これは、決して冗談ではなく、そこまでしてゲームに課金をしている人も居るのが実情です。

どれだけ面白いゲームとしても、そこまでしてプレイするものではありません。

「重課金」から派生したゲーム用語の解釈

「重課金」から派生したゲーム用語の解釈

「重課金」のような、ゲームに対する課金の程度が分かる派生語をいくつか紹介していきます。

課金額のランク別と言ってもいいでしょう。

  • 「廃課金」
  • 「微課金」
  • 「無課金」

「廃課金」

先にも紹介した言葉ですが、毎月10万円以上は普通に課金している状態を表します。

何もそこまでと思ってしまうかも知れませんが、そのような人も居ないと、ゲームの運営が維持できないという現実もあるのです。

「微課金」

全く課金しないという訳ではなく、欲しいと思ったキャラクターやアイテムなどがあった時だけ課金するというスタイルを表す言葉です。

課金額としては、月平均で5千円程度だと考えていいでしょう。

「無課金」

無料の範囲でしかプレイしないことを指して使います。

多くのスマホゲームやオンラインゲームは、基本プレイは無料でアイテム課金制となっている為、無料でもある程度は遊べます。

ただし、本格的にプレイするとなると、どのゲームでもある程度の課金は必要になってしまいます。

(その課金が頼りのゲームも多いので当然です)

「重課金」を英語にすると?

「重課金」を英語にすると?

この「重課金」「廃課金」は、日本だけで使われている言葉ではありません。

元々オンラインゲーンは海外で誕生したものなので、当然、英語圏でもこれらに相当する言葉(スラング)が存在します。

海外では廃課金は“whale”(クジラ)と呼ばれています。

そして、重課金は“dolphin”(イルカ)です。

それぞれ体の大きさが課金額を表していると考えることができ、更に、イルカが成長した姿がクジラなので(イルカの体長が6m以上になるとクジラと呼んでいます)、このような言葉で表現されている次第です。

つまり、イルカ(重課金)がもっと成長する(課金額が増える)と、クジラ(廃課金)になるというニュアンスがまた面白いところなのです。

icon まとめ

自分のお金をどう遣おうが、それはその人の勝手というものですが、あくまで遊興費と言える範囲までで留めておくことが大切です。

重課金や廃課金などと呼ばれるほどゲームに夢中になるのは考えものです。