意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「詫び課金」の意味【使い方や例文】

ソーシャルゲームをツイッターと連動させて遊んでいる人も多いでしょう。

そのとき「詫び課金」という書きこみを見たことがあるのではないでしょうか。

ここでは、「詫び課金」という言葉について紹介します。

詫び課金

Meaning-Book
「詫び課金」の意味【使い方や例文】>


目次

  • 「詫び課金」の意味とは?
  • 「詫び課金させろ」は一般人から気持ち悪いと思われる?
  • 「詫び課金」と「詫び石」の違い
  • 「詫び課金」の使い方・例文や短文・解釈
  • 「詫び課金させろ」の英語と解釈
  • 「詫び課金」の元ネタ


「詫び課金」の意味とは?

「詫び課金」の意味とは?

「詫び課金」は文字通り、「お詫びとして課金する」ことを意味します。

無料で気軽に始められるソーシャルゲームですが、欲しいアイテムやキャラクターを得るためには「ガチャ」という抽選に参加する必要があります。

「ガチャ」をするためには石が必要です。

その石を購入することを「課金」と言います。

「お詫びとして課金」とは、ゲームユーザーが「お詫びの気持ち」として石を購入し、運営側に課金することを意味します。

自分達の課金額が足りないから、こんなことになった。

もうしわけない。

また「いつもありがとう」とねぎらいの意味もあると言われています。



「詫び課金させろ」は一般人から気持ち悪いと思われる?

「詫び課金させろ」は一般人から気持ち悪いと思われる?

「詫び課金」の言葉の使い方として「詫び課金させろ」があります。

命令調の言葉なのでクレームのように聞こえますよね。

確かに、クレームの一種なんです。

サーバーがダウンしたり、予定されたメンテナンスが更に遅れたりしたら、ゲームユーザーは運営側に怒るでしょう。

その声のあげ方、ノリが「詫び課金させろ」なんですね。

クレームなのになぜお金を払うのか、意味が分からない人も当然います。

それをまるで調教をされているように感じるゲームユーザーもいて、気持ち悪いと思われることがあるかもしれませんね。

「詫び課金」と「詫び石」の違い

「詫び課金」と「詫び石」の違い

「詫び課金」と似た言葉で「詫び石」があります。

しかし、似ているようで全く逆の意味です。

「詫び課金」はゲームユーザーが、運営側の不備に対して声をあげ課金します。

しかし、「詫び石」は運営側がゲームユーザーに不備のお詫びとして無料で配布します。

ゲームユーザーからの「詫び石はよ」という不満の声にこたえて配布する場合もあります。

通常は不備で迷惑をかけた補填として、クレームが出ないようにあらかじめ配布することが多いでしょう。

それを「詫び石をばらまく」と言い、嬉しい補填となります。

特に、非課金のゲームユーザーにとって「詫び石」は貴重です。



「詫び課金」の使い方・例文や短文・解釈

「詫び課金」の使い方・例文や短文・解釈

「詫び課金」という言葉が、具体的にどのように使われるか例文をあげて紹介していきます。

  • 例文1

例文1

「メンテまだ終わらないのか。これは、きっと自分達の課金が足りないからだ。詫び課金させろや。はやく、みんなで課金するで」

こんな文章がツイッターや掲示板に次々と書き込みされました。

ここまでの気持ちにさせるだけのゲームの魅力と今までの運営側の努力があるのだと思います。

「詫び課金させろ」の英語と解釈

「詫び課金させろ」の英語と解釈

この「詫び課金させろ」という特有の文化は日本だけで英語圏では使われていないようです。

直訳すると「Billing in apology」となるでしょうか。

ただ、「詫び石」は海外でも広がりを見せています。

面白いので一緒に紹介します。

「詫び」「apologize」ですよね。

石は宝石「gem」と比喩されています。

その2つの合体した言葉として「Apologems」となりました。

なかなかセンスがありますよね。

「詫び課金」の元ネタ

「詫び課金」の元ネタ

ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」と言われています。

アイドルを育成していくゲームです。

2016年6月8日に予告されていないメンテナンスがあり、しばらくプレイできない状況になりました。

そのときにゲームユーザーが「詫び課金させろ」と書き込みした現象が発端だと言われています。

icon まとめ

「詫び課金」は運営側とゲームユーザーの不思議な絆がもたらした深い言葉であることがわかりました。

ソーシャルゲームではサーバーダウンはつきものです。

「詫び課金」「詫び石」の違いを正しく理解し使っていきましょう。