「サンドボックス」の意味【使い方や例文】
最近、若者言葉などでよく聞く言葉。
実はゲーム用語から来ていることはご存じでしょうか?
今回はその中でも「サンドボックス」の意味を説明したいと思います。
目次
- 「サンドボックス」の意味とは?
- 2「サンドボックス」の英語
- 「サンドボックスゲーム」の言葉の使い方
- 「サンドボックスゲーム」を使った例文と解釈
- 「サンドボックスゲーム」で有名なもの
- 「サンドボックスゲーム」の魅力
「サンドボックス」の意味とは?
さて、「サンドボックス」とはどういう意味でしょうか?
これは主にパソコンやスマホなどのオンラインゲームに使われる用語で、ゲームソフトウェアのなかでも行動を制限されたクエスト(探索任務)や指定行動がなく、自由に行動するという意味を持ちます。
大抵のオンラインゲームはやるべき行動や目的が順次決まっており、それを目標としてこなしていくのですが、サンドボックスゲームの場合はそう言った行動がなく、自由にゲームの世界観の中を楽しむことができます。
その為、サンドボックスゲームの中ではゲームクリアという概念も存在しません。
あくまでも自分の納得するまでその世界観を楽しむことができます。
2「サンドボックス」の英語
サンドボックスとはもともと「砂場」の意味。
まるで砂場遊びをするように枠の中で自由な構築や遊びができますね。
また一般的にはサンドボックスの中では一つの物にとらわれず、自由に書いたりけしたりといった構築ができる、という意味でも使われます。
「サンドボックスゲーム」の言葉の使い方
「サンドボックスゲーム」という言葉を一般的に使う場合はコンピューター用語、学生などのレポート用語など幅広く使われます。
最も一般的に使われる場合は「下書き」「構築する際の下地」などの意味に使われる場合が多いようです。
また自由度の高い言葉なので最近はビジネス用語としてもよく使われるようになりました。
「サンドボックスゲーム」を使った例文と解釈
では一般的に「サンドボックスゲーム」とはどんな使われ方をするのでしょうか?
例文を出して見てみましょう。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
ビジネス・コンピューター用語の場合「この新しいプログラムをサンドボックスで試してみてください」
例文2
レポートや構文を利用する場合「まずはサンドボックスゲームでやってみてから本文を構築しよう」
例文3
新しいショッピングセンターができて喜んでいるときなどに「これってサンドボックスだよね!」
「サンドボックスゲーム」で有名なもの
こういったサンドボックスゲームは海外のオンラインゲームが多く、名作も次々にリリースされています。
- 「Minecraft」
- 「Fallout」シリーズ
- 5-3「シムシティ」
「Minecraft」
世界の全プラットフォームでなんと1億本を売り上げたサンドボックスゲームの元祖です。
もとはスウェーデンのストックホルムに本拠を置くMojang社が開発したゲームで、内容は単純。
ボクセルと呼ばれる岩や土、木材などを集め構築して世界を作っていくゲームです。
非常に複雑な積み木遊びといったシステムで、どんどん自分の世界を作っていきます。
子供から大人まで楽しめる単純な機構でありながら、やりこむ人はとにかくやりこめるシステム。
マインクラフト芸術という分野まで生み出しました。
「Fallout」シリーズ
Falloutとは放射性降下物のこと。
その名の通り、核戦争後の世界での中でサバイバルをしながら探索をするRPGシステムです。
こちらも基本サンドボックスゲームですが、こちらは他と違い、ゲームオーバーだけはあります。
かなりのヒット作で、現在すでに7本ものシリーズがリリースされています。
5-3「シムシティ」
国産サンドボックスゲームの名作です。
サンドボックスゲームといえばシムシティを上げる方も多いのではないでしょうか?
こちらは都市構築型シミュレーションゲーム。
自分だけの都市を造ったり壊したりと様々に手を入れられます。
「サンドボックスゲーム」の魅力
サンドボックスゲームの魅力とはやはりその無限の可能性ではないでしょうか。
サンドボックスゲームは終わりがないため、ゲームのない用も非常に作り込まれています。
何時間もかけてやりこむ人、少しづつ楽しむ人…まさに楽しみ方を選ばないのです。
そう言った可能性がサンドボックスゲーム好きを引きつけてやまないのかもしれません。
いかがでしたか?
「サンドボックス」は若者言葉だけでなく、ビジネス用語としても使われる言葉なので、ゲーム自体も知っておくといいかもしれません。