「クエスト」の意味【使い方や例文】ゲーム用語

「クエスト」の意味とは?

冒険系のゲームでは、このクエストをクリアしていくのがゲームの目的だと言っていいでしょう。

その為に力を蓄え(レベルを上げる、装備を充実させるなど)、自分やパーティの実力に見合ったクエストを選んで挑戦します。

ほとんどがこの繰り返しだというゲームも多く、ゲームによっては、全てのクエストをクリアしてしまうと、新たなそれが登場する(ゲームがアップデートする)のを待つことになります。

「クエスト」と「リクエスト」の違い

クエストはリクエストという言葉に似ていますが、ただ言葉の響きが似ているだけで、意味は全く違います。

クエストは「冒険」という意味ですが、リクエストは「要求」、「要望」を表す言葉で、"好きな曲を掛けてくれるようにリクエストした"などという使い方をします。

英語で表記すると、「quest」と「request」となり、こちらもよく似ていますが、これらは全くの別物です。

「ミッション」と「クエスト」の違い

ミッションとクエストは、よく混同されがちです。

クエストをそのままミッションと呼んでいることもあり、一緒の意味で使っている場合も多いですが、クエストはゲーム上で決められた1つの冒険の括りとして存在することが多いのに対し、ミッションは単一の行動(もしくは戦闘)だということがほとんどです。

つまり、クリアまで比較的長く時間が掛かるのがクエストで、その敵さえ倒せば終わりだといったような単一の行動を求められるのがミッションだと考えてください。

ゲームによっては、クエスト、ミッションという明確な違いを付けてプレイヤーに提供されるので、その場合は分かりやすいでしょう。

「クエスト」と「コンクエスト」の違い

コンクエストとは、"征服"、"制覇"を意味する言葉です。

クエストとは違い、冒険という行為自体を表現する言葉ではなく、その目的(クリアすること)を意味していると考えていいでしょう。

ゲームでも普通に使われる言葉ですが、クエストなどをクリアしたことを"コンクエストした"と使うことはあまりなく、"コンクエストミッション"(全ての敵を倒すことが目的のミッション)、"コンクエスト大会"(最後まで生き残った人が勝ちというルールの大会)といった使われ方が多いです。

「クエスト」を使った例文と解釈

クエストにはどれも推奨レベルが設定されており、それくらいの強さに達した時に挑戦するのがちょうどいい(ゲーム的に面白い)とされています。

チャレンジャー気分で、多少それより低いレベルで挑戦する分にはいいですが、逆にレベルを上げ過ぎてしまうと、クリアがとても容易になってしまい、面白くなくなってしまう場合があるので注意が必要です。

5-1 . 「まだ少しレベルが足りないが、次のクエストに挑戦してみようと思う」

各クエストに設定されている推奨レベルは、あくまで一般的なプレイヤーを対象にしています。

よって、特にアクション要素が絡むゲームでは、その腕に自信があれば、推奨レベル未満で挑戦してみるのも面白いでしょう。

「新しいクエストが登場したらしいので、次に挑戦するのはそっちにしてみよう」

クエストは多くのゲームでクリアしていく順番が決まっていますが、特に順番がなく、好きなものから挑戦できるようなゲームも中には存在します。

「クエスト間のキャラクターの強化が面倒なのを何とかして欲しいもんだ」

1つのクエストをクリアして、次のクエストに向かう前には、ほとんどの場合でキャラクターの強化が必要になります。

この間を面倒だと思うか、それも面白さの1つだと思うかは、人によって判断が異なるところでしょう。

「クエスト」を英語にすると?

クエストは前述したように、英語では「quest」と表記し、"冒険"を意味します。

そのまま英語圏でも使うことができる言葉です。

ただ、英語で表現するquestは、ゲーム中のクエストより大きなスケールを意味することが多いので、「part quest」と表現するのが意味としてちょうどいいでしょう。

「メインストーリークエスト」と「サブストーリークエスト」とは?

これは、ゲームにもよりますが、クエストが「メインストーリークエスト」と「サブストーリークエスト」に分かれていることがあります。

前者はそれをクリアしていくことがゲームの目的となるのに対し、後者はあくまで"おまけ"という扱いに留まる存在で、無視してもゲームの進行には何も問題がない小さいクエストのことを指します。

しかし、無視しても構わないとは言え、サブストーリークエストは、クリアするとそこでしか手に入らないアイテムがもらえるようなことも多いので、クリアできるレベルや余裕があれば、是非そちらにも挑戦しましょう。