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「放置ゲーム」の意味・類語【使い方や例文】

最近ではスマホ用のゲームに、この「放置ゲーム」と呼ばれるジャンルのゲームが増えてきています。

放置ゲーム

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「放置ゲーム」の意味・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「放置ゲーム」の意味とは?
  • 「放置ゲーム」の類語や言い換え
  • 「放置ゲーム」の言葉の使い方
  • 「放置ゲーム」を使った例文と解釈
  • 「放置ゲーム」の語源
  • 「放置ゲーム」を英語にすると?
  • 「放置ゲーム」の楽しさとは?欠点は?


「放置ゲーム」の意味とは?

「放置ゲーム」の意味とは?

放置ゲームとは、プレイヤーが何も操作をしなくても、キャラクターが勝手に必要な行動を行ってくれるゲームのことです。

ゲームの進行上、どうしても必要になる選択(次に進むコースなど)以外、ただ画面を見ているだけ(その間の行動まで詳細に知りたくなければ、見ていなくても構いません)でいいゲームのことで、極力自分で操作をせずに遊べるのが特徴です。

ロールプレイング系のゲームでは、レベルを上げるように指示すれば、その為に近場でモンスターを倒す行為を勝手に繰り返してくれます。

それによって傷付けば、回復行為も勝手に行います。

これまでの同様のゲームにおいて、面倒だと思った(それが面白いという人も居ますが)部分が自動プレイになっていると考えてください。



「放置ゲーム」の類語や言い換え

「放置ゲーム」の類語や言い換え

放置ゲームは、要は「オートプレイ機能」を備えたゲームです。

これまでにも、シミュレーション系のゲームでは、領地ごとにそこを守らせるキャラクターに内政を任せてしまう(そのキャラクターの能力により、オートで行ってくれる)ことができるゲームがありましたが、今の放置ゲームはそれどころではなく、移動やバトルまで自動で行ってくれるのです。

それも、バトル中がオートになるだけでなく、敵とのエンカウントまで勝手に行うので、それらを自分で行うゲームと比べると、そのキャラクターを育てているという感覚に薄い点は否めないところです。

「放置ゲーム」の言葉の使い方

「放置ゲーム」の言葉の使い方

放置ゲームという言葉は、同様のジャンルのゲームを呼ぶ時に、普通にそのまま使って構いません。

スマホ用のゲームを探す時に、ジャンル別で「パズル」「アクション」などと同列に、「放置ゲーム」が用意されているも全く珍しくなく、今や1つのゲームのジャンルとして立派に確立していると言っていいでしょう。



「放置ゲーム」を使った例文と解釈

「放置ゲーム」を使った例文と解釈

この放置ゲームという言葉と似た言葉に、「放置プレイ」がありますが、全く意味が違うので、混同しないように注意が必要です。

この放置プレイとは、男性と女性の関係の1つの形で、女性に遭えて恥をかかすこと(目立つ場所にあらぬ格好で放置するなど)をして、それによって男性側が楽しみ、女性側もそれを望んでいるような関係、もしくは、そのような行為のことです。

その為、放置ゲームと言いたかったところに、間違ってこの放置プレイと言ってしまうと、恥ずかしいことになってしまうので気を付けましょう。

  • 「放置プレイのゲームはこれで3つ目だけど、どれも本格的にやる気にはならないね」
  • 「この放置ゲーム、もう少し自分で操作ができれば面白いのになぁ」
  • 「いつの間にか、放置ゲームにも色々な種類が登場していて驚いた」

「放置プレイのゲームはこれで3つ目だけど、どれも本格的にやる気にはならないね」

放置プレイで進めることができるゲームは、どれもやり込みという要素に欠けるところがあります。

レベル上げなど、本来は苦労して行わなければいけない部分が自動で行えてしまうので、それも仕方のないことかも知れません。

「この放置ゲーム、もう少し自分で操作ができれば面白いのになぁ」

放置ゲームの中には、オートプレイにしている部分を設定を変えることで、自分で操作するようにできるものもありますが、オートの部分はオートでしか遊べないゲームも多く、そのようなゲームは、人によっては物足りないと感じてしまうことがあるでしょう。

「いつの間にか、放置ゲームにも色々な種類が登場していて驚いた」

放置ゲームは、定番のロールプレイング系のゲームから、他のプレイヤーとのバトルがメインのゲームまで、このジャンルの中で、更にジャンル分けがされるほど多く存在します。

どれも、画面を常に見ていなくてもゲームが勝手に進むという点は一緒で、違うことをしながら、たまに画面を見るという形で遊ぶことができます。

「放置ゲーム」の語源

「放置ゲーム」の語源

放置ゲームという言葉の語源は、このジャンルのゲームの特徴の、「放置していても内容を進めることができるゲーム」からです。

これを縮めて、「放置ゲーム」という言葉になりました。

そのほとんどが、スマホ(もしくは、タブレットのような携帯端末)用のゲームだというのは、その手の端末なら、「ながらゲーム」をしやすいからこそだと言えそうです。

「放置ゲーム」を英語にすると?

「放置ゲーム」を英語にすると?

放置ゲームは、英語では“auto-play game”と表現できますが、スラングで“left game”とも呼ばれることがあります。

英語のleftには、ご存知の「左」という意味から、「残った」「居なくなった」という意味まであります。

left gameという表現は、誰も居なくても進むゲームといったニュアンスから、そう呼ばれるようになったものと推測されます。

「放置ゲーム」の楽しさとは?欠点は?

「放置ゲーム」の楽しさとは?欠点は?

放置ゲームの楽しさは、放っておいてもゲームを進められるので、そのゲームに集中する時間がない人でも、そのゲームさえ起動していればいいという点です。

ストーリーの進行に大切な選択は、当然自分で行うので、そこまでゲームをしている感に薄くはなく作られているゲームがほとんどです。

ただ、欠点とまでは言えませんが、ほとんどがそのようなゲームなだけに、人によっては「これではゲームとは呼べない」と思ってしまうのも事実です。

icon まとめ

放置ゲームは、携帯端末用ならではのジャンルのゲームだと考えることができます。

人よって、向き、不向きがありますが、その特徴から、それも当然だと言えるでしょう。