「ファーミング」の意味・類語【使い方や例文】ゲーム用語

ゲーム用語の「ファーミング」の意味とは?

ゲーム用語として使うファーミングとは、その為に行動する範囲を決め、そこに現れる敵を根こそぎ退治し、経験値やアイテムなどを手に入れる行為を何度も繰り返すことです。

次のステップの為にキャラクターを強化させるには、ある程度は必要なことだと考えられますが、あまりこればかり続けていると、何の為にゲームをしているのか分からなくなってしまうので、切り上げ時が大切になります。

ゲーム用語の「ファーミング」の類語や言い換え

ファーミングを違う言葉で言い換えると、「レベル上げ」や「経験値稼ぎ」という言葉になります。

どちらも一緒の意味の言葉ですが、これを決められた範囲の中(自分が楽に倒せるモンスターしか現れないエリア内など)だけで行うのがファーミングです。

ゲーム用語の「ファーミング」の言葉の使い方

ファーミングは、自ら今それを行っている、これから行う予定だという使う場合と、人がその様子を見て、「ファーミングをしているのだろう」といったようにも使われます。

他の人を指して使う場合、あまりいい意味で使うことはなく、「いつまでそんなことをしているのか」、「早く一緒に行きたいのに、もういい加減にして欲しい」などという理由から使われることが多いです。

ゲーム用語の「ファーミング」を使った言葉と意味を解釈

このファーミングを絡めたゲーム用語、また、本来の英語としてのファーミング(farming)にちなんだゲームについて紹介していきます。

特に前者は知っておいて損はない言葉ですが、これを禁止しているゲームも多いので、実際にそれを行うのはやめておいた方が無難です。

• 「ゴールドファーミング」
• 「ファーミングシミュレーション」

「ゴールドファーミング」

ゴールドファーミングとは、ファーミングによって得たアイテムを、他の人に実際の金銭で販売することを指す行為、または、その為に行っているファーミングという意味です。

ゲーム内のアイテムを実際のお金で販売するという行為は、RMT(リアルマネートレーディング)と呼ばれており、現在ではほとんどのゲームで禁止されています。

その理由は、プレイヤー同士のトラブルの原因になる可能性が高いことと、運営側にはそのお金は一切入ってこない(と同時に、その分の課金が減る可能性がある)ので、迷惑な行為だという点からです。

「ファーミングシミュレーション」

ファーミングの本来の英語としての意味は、「農地を耕す」、「農園を経営する」です。

ゲーム用語としての意味は、前者からきていますが、後者の意味で、農家を経営するというジャンルのゲームのことを、このファーミングシミュレーションと言います。

そんなに数は多くありませんが、収穫量による価格の変動や、暑さや大雨、台風などの自然災害による被害まで考えて、実際の農家さながらの経営をしていかなくてはいけないというゲーム内容で、数あるシミュレーションゲームの中でも結構な難易度のゲームになっています。

「ファーミング」を英語にすると?

ゲーム用語としてのファーミングは、英語でもそのまま“farming”で構いません。

これでそのまま通じます。

元々、まるで農地を耕すかのように、同じ範囲で同じことばかり繰り返していると揶揄する表現として、英語圏で使われ始めた言葉です。

それが日本でも、同様の行為に対して使われているという訳です。

「ファーミング」を使った例文と解釈

ファーミングは、レベル上げやアイテム稼ぎには最適な行為です。

しかし、これを長時間行っていると、いつしかゲーム本来の目的(先に進むこと)より、このファーミングによってレベルを上げたり、アイテムを手に入れることの方が楽しくなってしまう場合があるので注意してください。

ファーミングはあくまで、次に進む為の言わば下地として行うものです。

• 例文1
• 例文2

例文1

「2週間もファーミングをしてたので、さすがに強くなった」

ファーミングの切り上げ時は自分で決めるものなので、しばらくそれだけしか行っていなくても一向に構いませんが、所属しているパーティの意向などがある場合は、それも充分に考慮しましょう。

自分勝手な考え方や行動は、多人数参加型(MMO)のゲームで、他の人から嫌われてしまう一番の原因です。

例文2

「もうそろそろファーミングはいいのでは?」

いつまでもファーミングしか行わない人に対して、このように使うことがあります。

このような言い方は、呆れたように使うことが多いので、一緒にプレイしている仲間が居る時には、こういったことを言われない程度にしておくことが大事です。