「寝マクロ」の意味・類語【使い方や例文】ゲーム用語
寝マクロは、その使用によって周りから嫌われる原因になったり、禁止行為に準じる場合も多いので、使う時には注意が必要です。
目次
- 「寝マクロ」の意味とは?
- 「寝マクロ」の類語や言い換え
- 「寝マクロ」の言葉の使い方
- 「寝マクロ」を使った例文と解釈
- 「寝マクロ」の問題点
- 「寝マクロ」によってBANされるリスクがある?
「寝マクロ」の意味とは?
寝マクロとは、それを実行させておくと、本人が何も操作をしなくても(例え寝ていても)、決められた通りにゲームを進行させることができる仕組みのことです。
自動でキーボードやマウスの操作ができるソフトで、行うこと(キー操作やボタン操作)を記録し、それを実行することで、このようなことが可能になります。
自動で何かの操作や動作を行う為の簡易的なプログラムやルーチンをまとめて「マクロ」と表現することと、寝ている間に使われることが多いので、この「寝マクロ」という言葉で呼んでいます。
これを利用する主な目的は、自分が画面の前に居ない間でも経験値を稼ぐ為だと考えていいでしょう。
「寝マクロ」の類語や言い換え
寝マクロと同様の行為に、「自動巡回」があります。
この自動巡回とは、同じように自動的に色々な場所を順番で巡回するような仕組みを確立させ、それを実行することです。
それによって、一定の時間ごとにその場所に出現するアイテムを自動で集められたり、そこを訪れることで自動で回復行為が行えるなどのメリットがありますが、これもあまり褒められた行為でもありません。
「寝マクロ」の言葉の使い方
寝マクロという言葉は、それを使っている本人から自らそう表現する場合と、「あれは寝マクロに違いない」といったように、該当するキャラクターの行動を見た他の人が、その行動を表現する為に使う場合があります。
これを使っていると、あまりよく思われないことが多いのは覚悟しておきましょう。
「寝マクロ」を使った例文と解釈
寝マクロは、前述のように、自動でキーボードやマウスの操作ができるソフトさえあれば、簡単にその仕組みを作ることができます。
また、中にはソフト類は使わず、そのルーチンの為のプログラムを自分で書いてしまうような人も居るくらいです。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「あのキャラクターは恐らく寝マクロだろうから、話し掛けても無駄だよ」
寝マクロだとバレてしまう一番の原因は、これだと言っていいでしょう。
寝マクロで動いているキャラクターは、特定の場所をうろうろしながら、敵が出れば攻撃という繰り返しのことがほとんどなので、話し掛けてもまず反応はありません。
例文2
「よくもまあ、そんな凝った仕組みの寝マクロを作ったものだ」
自分で寝マクロの為のプログラムを作ってしまうレベルの人になると、すぐにはそれとバレないような仕組みにしている場合があります。
例えば、話し掛けられた時に、予め登録した内容からランダムで返事をするような仕組みになっていたり、動きが一定ではなく、ある程度のランダム性を持たせていることまであるくらいです。
例文3
「寝マクロがうまくいかなかったようで、起きて見てみたら死んでいた」
寝マクロを動作させる前には、きちんと思った通りに行動して、その間に間違っても死ぬことがないようにという工夫が求められます。
操作がうまくいかなかった場合や、想定より強い敵が出てしまった時にこのようなことが起きてしまう可能性がありますが、これも覚悟の上で行うものです。
「寝マクロ」の問題点
現在では、寝マクロによる経験値稼ぎは、多くのゲームで禁止行為に該当すると考えてください。
プレイヤー自体が不在の間に自動でそんなことをされては、真面目にプレイしている人にとって迷惑だからです。
また、オンラインゲームは、ゲームを進めることだけが目的ではなく、プレイヤー同士のコミュニケーションも大事な要素の1つです。
寝マクロによって自動で動いているキャラクターでは、それを行えない(会話用のルーチンが搭載されていたとしても、発せられるのは定型文だけなので)為、この点からも、ゲームを楽しむ基本姿勢から逸脱していると言わざるを得ません。
「寝マクロ」によってBANされるリスクがある?
ゲームによっては、寝マクロだと判断されると、まずはその警告があり、それを無視して何度も使っていると、BAN(そのゲームの利用停止処分、永久追放)されてしまうことまであります。
実際にも、過去に有名なオンラインゲームで、明らかに寝マクロだと判断されたキャラクターが一斉にBANされたことがありました。
寝マクロは、基本的には使わないことをおすすめしますが、どうしてもの場合(その日のうちにどうしてもレベルアップしなくてはいけないが、プレイしている時間がとれないなどの理由)でも、最小限に留めて、毎日すすんで使うようなことは絶対にやめましょう。
寝マクロを使ったことで何かが起きても、それは全て自己責任です。
BANされてしまった場合でも、運営側や通報者(が居た場合)を怨むのは筋違いというもので、通常のプレイ方法ではない行為を行っている方が悪いのです。
これが理解できないようであれば、オンラインゲームなどプレイしないことです。