「リセマラ」の意味・類語【使い方や例文】ゲーム用語
最近のスマホゲームでよく使われる言葉のリセマラとは、どんなことを指すなのでしょうか。
目次
- 「リセマラ」の意味とは?
- 「リセマラ」の類語や言い換え
- 「リセマラ」の言葉の使い方
- 「リセマラ」を使った例文と解釈
- 「リセマラ」をするメリット
- 「リセマラ」をするデメリット
- 「リセマラ」をしなくていいゲームも増えている?
「リセマラ」の意味とは?
リセマラとは、気に入った状態でゲームを始める為にリセット(初期化)を繰り返すことです。
多くのスマホゲームでは、新規にゲームを始めると、最初に無料で何回かガチャを回すことができます。
ここで強いキャラクターやアイテムなどが出ると出ないでは、その後のゲームの進行に少なからず影響します。
そこで、大したものが出なかった時にはリセットを行い、また最初からという繰り返しを行うのがリセマラです。
「リセマラ」の類語や言い換え
リセマラは、そのまま「リセット」と呼ぶことも多いです。
それをマラソンのように(それだけの距離を走るほどの時間を掛けてでも、自分が納得するまで)延々と繰り返すという意味で、マラソンという言葉を付け、「リセットマラソン」などと呼んでいたのが、略されてこの「リセマラ」となりました。
「リセマラ」の言葉の使い方
リセマラという言葉は、それができるスマホゲームでは頻繁に使われます。
ゲームによっては、一度登録すると、メールアドレスや端末ごと変えない限り、最初からやり直すことはできない場合があります。
そのようなゲームでは、このリセマラは行えないので、最初のガチャの引きがかなり重要になると言えそうですが、リセットが効かない分、それができるゲームより、最初のガチャではそれほど差が出ないようになっています。
「リセマラ」を使った例文と解釈
リセマラができるゲームでは、運営側もそれが行われるのが当たり前だと考えている為、特に迷惑行為という訳でもありません。
ですが、新しくサービスの始まったゲームで、多数のユーザーからこれが頻繁に行われると、その所為でサーバーに負荷が掛かり、最悪はダウンしてしまうことが考えられます。
そうなってしまってはゲームどころではないので、サービス開始直後の場合はほどほどにしておきましょう。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「もう何度目にリセットだよ… そろそろリセマラにも疲れたよ」
強力なキャラクターやアイテムを引き当てる為には、それこそ何十回、時には何百回とリセットを繰り返さないといけない場合があります。
その一度ごとに、ニックネームやメールアドレス、パスワードなどの登録を繰り返す必要があるので、ゲームを始める前に、それだけで疲れ切ってしまうということもあるくらいです。
例文2
「リセマラのお陰で、かなりいい感じで始められる」
ゲームによっては、最初の無料ガチャで低確率ながら、課金しないとまず手に入らないキャラクターやアイテムが出現するものがあります。
運よくそういったキャラクターなどを引ければ、有利にゲームが進められるのは間違いないでしょう。
例文3
「リセマラをしようと思ったら、このゲームではリセットが効かないようだ」
プレイデータのリセットが一切効かないゲームも中には存在します。
どのゲームでも、不利になったらリセットすればいいと簡単に考えてはいけません。
このようなゲームでは、「(ガチャの)運も実力のうち」ということです。
「リセマラ」をするメリット
リセマラのメリットは言うまでもなく、できる限り有利な状態でゲームを始めることができるという点に尽きます。
最初のガチャでしか手に入らないキャラクターやアイテムが存在することもあるので、是非それらを手に入れてからゲームを始めたいと考えても当然です。
また、ガチャだけでなく、最初の方で間違ったことをして、不利になってしまった(その状態で続けないといけなくなってしまった)時にも、リセットという手段はとても有効です。
「リセマラ」をするデメリット
リセマラを覚えてしまうと、それなりの引きでは満足できず、完璧な引きをするまでリセットを繰り返してしまう場合も少なくありません。
大抵のゲームにおいて、レアなキャラクターやアイテムの出現率は、かなり低くなっています。
1/200以下などという場合も珍しくなく、それを2回連続で引き当てるとなると、単純計算で4万回に1回という確率です。
そんな確率を期待してリセマラを繰り返していては、いつまで経っても肝心のゲームが始められません。
なまじ何回でもやり直しが効くというのも考えものかも知れません。
「リセマラ」をしなくていいゲームも増えている?
リセマラは登録や削除を繰り返すことから、サーバーに負担を掛けることにもなるので、最近ではリセマラをしなくてもいいシステムのガチャを最初に引けるゲームが増えています。
そのシステムとは、引いた内容に満足できなければ、同じ回数だけまた引き直すことが繰り返せるようになっており(ゲームによってはこの回数の制限があります)、リセットの手間が省けるというものです。
しかし、リセットが必要ないだけで、何度もガチャを繰り返すことに代わりはないので、引き次第という点は一緒です。
リセマラは、一度始めるとキリがなくなってしまうことが多いので、ある程度のラインで満足することが大事です。
ゲームを始める前に、これだけで疲れてしまっては、折角のゲームを楽しめなくなるので注意しましょう。