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「安危」の意味・読み方・類語【使い方や例文】

「安危」とは、「安全であるか危険であるかということ」を示す言葉です。

「安危」「意味・類語・言い換え・使い方・例文・英語」などについて、詳しく説明していきます。

安危

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「安危」の意味・読み方・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「安危」の意味とは?
  • 「安危」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「安危」の言葉の使い方
  • 「安危」を使った例文
  • 「安危」の英語


「安危」の意味とは?

「安危」の意味は、「安全であるか危険であるかということ・安全と危険に関すること」の意味になります。

「安危」という言葉には、「安全な状態がこのまま続くか分からない・安全に見える状況下でも危険(リスク)が潜在的に存在する」というニュアンスがあります。

そのため、「国家の安危」「一身の安危」といった言葉で「安危」を使用する時には、「国家の危険・危機の潜在的リスク」「一身(自分)の危険・危機の潜在的リスク」が暗黙の了解で示されているということになります。

「安全であるか危険であるかの揺れ幅(安全であるか危険であるかの変化の可能性)」があるような状態・状況を、「安危」という言葉は意味しているのです。

  • 「安危」の読み方

「安危」の読み方

「安危」の読み方は、「あんき」になります。

古語的な読み方では、安危は「あんぎ」と読まれることもあります。



「安危」の類語や言い換え・似た言葉

「安危」の類語や言い換え・似た言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「安危」の類語・言い換え・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。

  • 「安否(あんぴ)・消息(しょうそく)」
  • 「死活(しかつ)」
  • 「存亡の機(そんぼうのき)」
  • 「興廃(こうはい)」

「安否(あんぴ)・消息(しょうそく)」

「安危」の類語・言い換えとして、「安否(あんぴ)・消息(しょうそく)」があります。

「安否」という言葉の意味は、「安全であるか否かということ」「無事であるかどうかということ」になります。

「消息」の意味は、「その時々の人の様子・動静(人が元気にしているかどうか)」「盛衰(盛んなことと衰えること)・消長(消えることと長らえること)」になります。

「安危」には「安全であるか危険であるかということ」の意味があるので、「安危」の類語として「安否・消息」を指摘することができるでしょう。

「死活(しかつ)」

「安危」の類語・似た言葉として、「死活(しかつ)」があります。

「死活」の意味は「死ぬか生きるかということ・死ぬことと生きることの変化」であり、「安全であるか危険であるか」を意味している「安危」と良く似た意味合いを持っています。

「安危」の類語として、「死活」という言葉を上げることができるでしょう。

「存亡の機(そんぼうのき)」

「安危」の類語・言い換えとして、「存亡の機(そんぼうのき)」があります。

「存亡の機」「存亡の危機」という誤用(間違った使用例・記憶)が多い言葉ですが、「存在し続けるかここで滅びてしまうかという非常に重大な時」という意味合いがあります。

「安危」には「安全であるか危険であるかということ」の意味があるので、「安危」という言葉は「存亡の機」という似た言葉で言い換えることもできます。

「存亡の機」と同じ意味を持つ言葉として、「存亡の秋(そんぼうのとき)」という言葉もあります。

「興廃(こうはい)」

「安危」の類語・似た言葉として、「興廃(こうはい)」があります。

「興廃」という言葉の意味は「興隆することと衰退すること」「盛んになることと廃れること」になります。

「安危」の言葉の意味は「安全であるか危険であるか」なので、良い意味と悪い意味の漢字を組み合わせている「興廃」と似た意味合いを持っているのです。

アジア太平洋戦争における日本軍のスローガンで「皇国の興廃この一戦にあり」という言葉が使われましたが、「安危」の類語として「興廃」という言葉を考えることができるでしょう。

「安危」の言葉の使い方

「安危」の言葉の使い方は、「安全であるか危険であるかが関係してくる情勢・状態」において使うということになります。

「安危」という言葉は、「完全に安全な状態・完全に危険な情勢」において使われるのではなく、「安全な状態から危険な状態へと変化する可能性(潜在的リスク)がある時」に使われることが多いのです。

「安危」という言葉の使い方で多いのは、「国家(一国)の安危」「一身の安危」「人生の安危」などであり、いずれも国家や身体(身の上)、自分の人生の「安全と危険に関わる変化する可能性がある状況(完全に安全だとも完全に危険だとも断定できない潜在的・確率論的なリスクがある状況)」を意味しています。



「安危」を使った例文

「安危」を使った例文には、どのようなものがあるのでしょうか?「安危」を使った例文について、紹介していきます。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

国家安全保障とは戦争・紛争・領土問題といった国家の安危を司る政治活動であり、国家安全保障の最高責任者は必然的に首相・大統領ということになりやすい。

例文2

安危に関わる潜在的リスクを恐れて、現状維持のまま踏みとどまっていることこそが、最大のリスクであるということをどうか理解して頂きたいのです。

安危の運命を好転させるためには、ここ一番という窮地において勇気ある決断を下す必要が出てきます。

例文3

この分岐点で結婚を取るべきか仕事のキャリアを取るべきかに迷っている彼女は、正に人生の安危に関わる選択を迫られているような落ち着かない心境であった。

「安危」の英語

安危 meaning in english

「安危」の英語は直訳すれば“safety(security) and risk”“safety and danger”になります。

安危を英語で表現する時には一般的に“safety”(安全),“welfare”(幸福),“well-being”(幸福で健康な状態),“fate(運命)”などの英単語も使用されていて、英語では「安危」「安全・幸福・健康を維持できるか否かの問題」として解釈されているのです。

icon まとめ

「安危」という言葉について徹底的に解説しましたが、安危には「安全であるか危険であるかということ・安全と危険」などの意味があります。

安危の類語・言い換え・似た言葉としては「安否」「死活」「存亡の機」「興廃」などがあります。

「安危」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。