「おかんむり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「おかんむり」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「おかんむり」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「おかんむり」とは?
- 「おかんむり」の表現の使い方
- 「おかんむり」を使った例文と意味を解釈
- 「おかんむり」の類語や類義語
「おかんむり」とは?
「おかんむり」というのは機嫌が悪いことや怒っていることを指しています。
機嫌が悪いことを指しており、例えば「今朝は部長がおかんむりだ、今日は気をつけたほうがいい」などと言われます。
特に目上の人が怒っているときなどに使われる表現であり、「課長がおかんむりだよ」などと言われます。
部下や年下の人に対して使われる事はありません。
- 「おかんむり」の語源
「おかんむり」の語源
古代の貴族は上役に反抗する時や天皇に抗議をする時など、冠をわざとずらしてかぶることで忠誠を欠いたことがありました。
ここから「冠を曲げる」という表現が使われるようになり、ここから「おかんむり」という表現になったと考えられています。
目上の人の不機嫌な様子を表すときに使われます。
「おかんむり」の表現の使い方
「おかんむり」という表現は目上の人が怒っているときなどに使われます。
特に職場で聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
「社長がおかんむりだ」「専務がおかんむりだ」などと聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
部下や年下の人に使われる表現ではありませんので、「新入社員がおかんむりだ」などとは言いません。
「おかんむり」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「おかんむり」を使った例文1
- 「おかんむり」を使った例文2
「おかんむり」を使った例文1
「課長がおかんむりだよ、早く行ったほうがいい」
仕事でミスをしてしまったときなど、上司を怒らせてしまうことがあるかもしれませんね。
ミスをした場合にしっかり報告しておかなければ、他の人から「上司が怒っている」と聞かされることもあるかもしれません。
もしも何か失敗をしてしまった場合は自分で報告し、その失敗をどのように正すか考えなければいけません。
わかっていなければバレないだろう、などという考え方は厳禁だといえます。
「おかんむり」を使った例文2
「部長がおかんむりなんだけど、何をしたの?」
上司が怒っている時など、部下の中には何が起こったのかわからず、動揺してしまうこともあるかもしれませんね。
理由もわからないまま上司の機嫌が悪ければ、仕事にも差し障りが生じる可能性もあります。
もしも上司が怒っているならば、誰が何をしたのか、などと部下たちが相談することもあるかもしれません。
上司の機嫌が悪い時は話しかけるのも一苦労ですよね。
「おかんむり」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「不機嫌」【ふきげん】
- 「へそを曲げる」【へそをまげる】
「不機嫌」【ふきげん】
「不機嫌」というのは機嫌の悪いことやその様子を指します。
自分の「不機嫌」はうまくコントロールしていかなければいけませんね。
「へそを曲げる」【へそをまげる】
「へそを曲げる」というのは機嫌を損ねて意固地になる、気に入らないことがあってわざと意地悪をする、という意味になります。
「つむじを曲げる」ということもあります。
「おかんむり」という表現は職場で聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
上司の機嫌が悪ければ緊張してしまうかもしれません。
ミスをしないように仕事をしていきたいですね。