「パワーレベリング」の意味・類語【使い方や例文】ゲーム用語

「パワーレベリング」の意味とは?

パワーレベリングとは、自分より遥かに強い人ばかりのパーティに入り、周りの人の助けによってレベルを上げる行為を表す言葉です。

経験値のシステムはゲームによっても異なりますが、パーティ全体に平等にそれが入るゲームでは、このパワーレベリングはかなり有効です。

強いパーティに入ることができれば、自分は何もしなくても、周りが戦ってくれることで毎回かなりの経験値を得られるからです。

「パワーレベリング」の類語や言い換え

パワーリベリングという言葉なら、それなりに聞こえがするかも知れませんが、要は他力本願で手っ取り早くレベルを上げることなので、「ドーピング」や「コバンザメ」、「乞食」などと揶揄されることも少なくありません。

そのパーティ内で納得の上であれば、何も問題はない行為ですが、傍からはあまりよく思われないことも多いので、あまり多用するのも考えものです。

間違っても自分から、それを目当てでパーティに入れて欲しいなどと言わない方がいいでしょう。

(場合によっては、それでも入れてくれることがありますが、多くの場合は上級者の方から誘ってくれて、初めて行えるものです)

「パワーレベリング」の言葉の使い方

パワーリベリングという言い方は、主にその対象になっている本人が使う言葉です。

これを禁止しているようなゲームはまずないので、効率よくレベルを上げたければ、うまくこれを行うに越したことはありません。

ただし、それが行えるパーティに入れたとしても、ある程度のところまでいう約束のことがほとんどです。

ずっとそれが行えるほど甘くはありません。

(いつまでも役に立たない人を連れていてもメリットがない為。あくまで好意で行ってくれるものです)

「パワーレベリング」を使った例文と解釈

このパワーリベリングという言葉は、そのパーティ内ではいいですが、他の人から言われることはできれば避けたいと考える人も多いでしょう。

つまり、行っていることで、少なからず後ろめたさを感じている場合も多いのです。

逆に、堂々とこれを行える人は、同様のゲームのプレイ経験がかなりある人だと考えていいかも知れません。

• 例文1
• 例文2
• 例文3

例文1

「やっとパワーリベリングができるパーティに入ることができた」

序盤からそのようなパーティに入ることができれば、かなりのペースでレベルを上げることができます。

ですが、それを認めてくれるパーティはそうあるものでもありません。

例文2

「パワーリベリング頼りで結構なレベルまで上げられたが、ここからどうしていいのか分からない」

分相応にコツコツとレベルを上げてきた人とは違って、パワーリベリングで一気に上げてしまった人は、それができなくなった途端に何をしていいのか分からなくなることがあります。

そのゲームを本当に楽しみたいなら、行うべきではないでしょう。

例文3

「すごい早さでレベルが上がってるけど、どうせパワーリベリングでしょ?」

パワーリベリングには悪い印象しか持っていない人も多いです。

間違っても、それを自慢したりすることはやめておきましょう。

下手をすると、それを許しているパーティ内の人まで悪く思われてしまいます。

「パワーレベリング」のメリット

パワーレベリングは、低いレベルから行うほど効果的です。

戦闘ごとに今のレベルで普通に得ることができるのとは桁違いの経験値が入ってくるので、あっという間にレベルを上げることができます。

周りが強く、強い敵との戦闘が多いほど、効果は更に上がります。

これでレベルを上げることに慣れてしまうと、通常にプレイするのが馬鹿馬鹿しくなってしまうほどです。

「パワーレベリング」のデメリット

パワーレベリングは、本来のゲームの進め方とはとても言えない行為なので、これを行わずにそれなりの苦労を重ねてレベルを上げた場合と比べて、どうしてもキャラクターに思い入れが湧きにくくなってしまいます。

同じゲームをまた最初から始めるという時にはいいかも知れませんが、初めてプレイする時から行うべきではありません。

「パワーレベリング」による弊害

何かのゲームでこのパワーレベリングを行ったことのある人は、他のゲームを始める時にもできれば行おうと考えるものです。

そのようなことを繰り返していると、どのゲームをプレイする場合にも、本来の目的より、早くレベルを上げることを優先に考えてしまいがちです。

それでは折角のゲームを楽しめない(本当の楽しさが分からない)ことが多くなってしまうので、この方法を使い過ぎるのも些か問題だと言えるでしょう。