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「愁眉を開く」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

「愁眉を開く」という言葉を聞いたり、実際に会話の中で使ったことのある人は、今の若い人の中にはあまりいないのではないかと思います。

確かに「愁眉」という単語さえ、日常生活はおろか、ビジネスのあらゆるシーンでも登場する機会がほとんどない言葉かもしれません。

しかし、「眉」に関係している言葉は意外に多くて、「眉をひそめる」「眉を曇らす」「眉を吊り上げる」といったような表現を耳にすることがあると思います。

眉の動きを会話の中に入っていると、何となく、その時の人の感情が見て取れるような表現として使われているように思えます。

では、「愁眉を開く」とは、どのような意味があるのかを見ていくことにします。

愁眉を開く

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「愁眉を開く」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「愁眉を開く」の意味とは?
  • 「愁眉を開く」の類語や言い換え
  • 「愁眉を開く」の使い方
  • 「愁眉を開く」を使った例文と解釈
  • 「愁眉を開く」の語源
  • 「愁眉」を使った言葉と意味を解釈
  • 「愁眉を開く」の英語


「愁眉を開く」の意味とは?

「愁眉を開く」の意味とは?

「愁眉を開く」とは、「心配事や悲しみがなくなって、ホッと安心する」という意味があります。

悲しいことや心配事などネガティブな感情がなくなると、思わず安心するものですが、まさにこのような状態のことを言っているのです。

「愁眉」という言葉は、「心配したり不安に思うなどに眉をしかめてしまうこと」の意味を指していますので、それを開くということは、心配そうな顔つきがほぐれてきて、それまでの不安な顔付きから晴れやかな顔に変わっていくような感じを言っています。

  • 「愁眉を開く」の読み方

「愁眉を開く」の読み方

「秋眉をひらく」は、「しゅうびをひらく」と読むことになります。



「愁眉を開く」の類語や言い換え

「愁眉を開く」の類語や言い換え

「愁眉を開く」は、「心配事がなくなり落ち着く」という意味でしたが、この言葉の類語としては、以下のようなものがあります。

  • 「安堵する」
  • 「胸をなでおろす」

「安堵する」

「安堵する」という言葉が「愁眉を開く」の類義語としてありますが、元々の意味は、鎌倉時代に将軍の家臣が所領を保障されることから「垣根の内の土地で安心して生活すること」また「その場所」のことを指していたのですが、「気がかりなことが除かれて安心すること」という意味になってきました。

「安堵の胸をなでおろす」「無事を聞いて安堵した」といったような場合に使われますが、平易な言葉で言うと、「ホッとする」「心休まる」という表現になります。

  • 「安堵する」
  • 「胸をなでおろす」

「胸をなでおろす」

これも「心配していたことがなくなり安心すること」という意味があるので、「愁眉を開く」の同義語として扱うことができるでしょう。

「昨日までの問題がやっと解決したので、胸をなでおろすことができました」

このような例文で使える言葉です。

「愁眉を開く」の使い方

「愁眉を開く」の使い方

「愁眉を開く」とは、それまで懸念していたことが開設して全く悩みがなくなった時に使われる表現ですので、仕事上やプライベート的な悩みで物事の問題がクリアになった場合に使える言葉です。



「愁眉を開く」を使った例文と解釈

「愁眉を開く」を使った例文と解釈

では、「愁眉を開く」の例文を見ていくことにしましょう。

  • 「愁眉を開く」の例文1
  • 「愁眉を開く」の例文2
  • 「愁眉を開く」の例文3

「愁眉を開く」の例文1

「長時間に及ぶ難しい手術が何とか無事に終わり、控え室で待ち続けていた家族は愁眉を開くことができたのです」

困難な手術が無事に終わったことで、今にも泣きそうだった家族は、ホッとしたのですが、その時の光景をこの言葉で表現することができます。

「愁眉を開く」の例文2

「しばらく消息不明だった息子の居所が分かって、家族全員がやっと愁眉を開いた」

家族が行方不明になったなら、どれだけ心配することでしょう。

しかし、安否の確認ができて、ホッとしている家族でした。

「愁眉を開く」の例文3

「うっかり失していた母の形身をようやく見つけたので、妹も愁眉を開くことだと思います」

お母さんの形見を見つけたことでやっと胸をなでおろすことができた場面ですね。

「愁眉を開く」の語源

「愁眉を開く」の語源

「愁眉を開く」という言葉は、顔の表情からその人がどのような心境なのか、感情を読み取るという日常の習慣から由来していると思われそうなのですが、実は中国の漢の時代の頃に由来しているのです。

漢の時代では、都の女性がお化粧する時に愁いをわざと醸し出すように細く折れ曲がった眉毛を書いていた習慣がありました。

特に中国の人相学ではら眉と眉の間は「命宮」と呼ばれおり、運気が集まるところで運気に強くするために、この部分のお化粧には気を使ったのです。

これが「愁眉を開く」の語源とされています。

「愁眉」を使った言葉と意味を解釈

「愁眉」を使った言葉と意味を解釈

では、「愁眉」を使った言葉を見ていくことにします。

  • 「愁眉を集めて」

「愁眉を集めて」

「愁眉を集めて評議した。その結果、画期的な多くの意見が集まったのです」

「愁眉」の場合、「開く」が多いのですが、「集める」という表現もあります。

この時の「愁眉」とは、「心配な心境」ということから、「真剣な赴き」「悩みながらも」というような理解ができるかもしれません。

「愁眉を開く」の英語

「愁眉を開く」の英語

「愁眉を開く」を英語で言い換えると、“feel relieved”“breathe freely”と表現することができます。

icon まとめ

「愁眉を開く」という言葉は、普段の生活の場面ではあまり使うことがないので、意味を知っているだけで感心してしまいますが、眉は人の感情を表している部分でもあることから、この言葉を会話の中で、使えるようにすると、コミュニケーションのボキャブラリーが増えて、とても便利になると思います。

不安から一気に晴れやかになった経験は、誰でもあることなので、このような表現をさりげなく使ってみたい感じがします。