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「様相を呈する」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

「様相を呈する」の意味や読み方を紹介します。

さらに「様相を呈する」の使い方や、「様相を呈する」を使った例文を紹介して行きます。

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「様相を呈する」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「様相を呈する」の意味とは?
  • 「様相を呈する」を分解して解釈
  • 「様相を呈する」の「様相」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「様相を呈する」の言葉の使い方
  • 「様相を呈する」を使った例文


「様相を呈する」の意味とは?

「様相を呈する」という言葉を耳にした事があるでしょうか。

テレビのニュースや、ネットニュースなどを見る機会がある方は、「様相を呈する」という言葉を日常的に目にしているかもしれません。

とはいえ「様相を呈する」という言葉は、ニュースだけでなく、日常生活でも使う事がある言葉です。

そこで「様相を呈する」の読み方、意味を知っておきましょう。

  • 「様相を呈する」の読み方
  • 「様相を呈する」の意味

「様相を呈する」の読み方

「様相を呈する」「ようそうをていする」と読みます。

「様相」「ようそう」「呈する」「ていする」と読みます。

特に「呈する」は読みにくい言葉かもしれません。

これを機会に正しい読み方を覚えておきましょう。

「様相を呈する」の意味

「様相を呈する」は、「物事のありさまを示す」という意味があります。

また「このような様子になっている」という意味もあります。

世界情勢から、日常の小さな部分まで、様子や状況が変わった時などに、「様相を呈する」という言葉を使って、現在の様子を伝える事が多いです。



「様相を呈する」を分解して解釈

続いて「様相を呈する」を分解して解釈してみましょう。

「様相を呈する」「様相」「呈する」に分ける事ができます。

それぞれの意味を理解する事が、「様相を呈する」という言葉の意味を深く理解する事につながりそうです。

  • 「様相」
  • 「呈する」

「様相」

「様相」とは状態を表現する言葉です。

「様相」は外から見ても分かるような様子という意味があります。

例えば、「夫の浮気により、夫婦の『様相』が一変した」という場合は、第三者から見ても二人の関係が悪くなった事を意味します。

「様相」「様子」とほとんど同じだと思っておくと、意味が通じやすいと思います。

「呈する」

「呈する」「呈」は、「贈呈」「呈」でもあります。

「贈呈」はプレゼントなどを贈る、という意味がありますが、「呈する」にも「さしあげる」という意味があります。

また「呈する」には、指し示すように、ある状態を現すという意味もあります。

例えば、「盛況を呈する」という場合は、盛況な様子、盛り上がり活況な様子が現れているという意味があります。

「このようなありさまになった」とか、「このような状態になった」という意味で使う事が多いです。

例えば魚市場からの中継で「盛況を呈しています」というレポートがあった場合、「盛り上がり、活況な状態になっています」という意味になります。

「様相を呈する」の場合は、もちろん後者の意味が採用されています。

「様相を呈する」の「様相」の類語や言い換え・似た言葉

「様相」は外から見て分かる様子という意味があります。

そんな「様相」の類語や似た言葉をチェックしてみましょう。

  • 「様子」【ようす】
  • 「状態」【じょうたい】

「様子」【ようす】

「様相」に似た意味の言葉に「様子」があります。

日常的に使う言葉です。

「様子」は物事のありさまを言葉にしたものです。

「○○さんの様子が変だ」「最近、A君の様子がおかしい」などと、誰かの現在のありさまを伝えたい時に、「様子」という言葉を使います。

「何だか様子が変だ」という言葉も定型句のように使いますが、「何となく、ありさまがおかしい」という雰囲気が良く伝わります。

また「彼女は『様子』がいいね」などと、ルックスや雰囲気を褒める時にも使われます。

「状態」【じょうたい】

「状態」「様相」に良く似た言葉です。

「状態」「様子」と同じように、物事のありさまという意味があります。

「精神状態」「心理状態」など、心のありさまを表現する言葉もあります。

「状態」「様子」には違いがあり、「状態」は物事の一瞬を捉えた言葉で、「様子」は物事の連続的なありさまを捉えた言葉となります。

「Aさんの状態が変だ」という時は、その一瞬のAさんのありさまがおかしいという意味で、「Aさんの様子が変だ」という時は、Aさんの一連の行動や言動がおかしいという意味になります。

自然と使い分けができている人が多いですが、改めてどういう意味なのかを考えると使い分けが難しいかもしれません。



「様相を呈する」の言葉の使い方

「様相を呈する」という言葉は、何かの状況や様子を伝える時に使います。

「現在、このような様子になっています」という感じで使う事が多いです。

例えば年末恒例の、上野のアメ横の様子を中継する時などに、「様相を呈する」という言葉を使ってリポートします。

「アメ横には人があふれ、足の踏み場もないような『様相を呈しています』」という感じです。

年末のアメ横の様子のように、ハロウィンの渋谷の様子、お正月の明治神宮の様子などは、毎年のように見ているので、視聴者も気になると思います。

このような場所をレポートし、「様相を呈する」のは恒例行事ともいえます。

他にも世界情勢や、災害に遭ったエリアなど、人々が気になる場所の現在の様子を伝える時に「様相を呈する」という言葉を使います。

「様相を呈する」を使った例文

最後に「様相を呈する」を使った文章を見て行きましょう。

そして「様相を呈する」をどのように使えばいいかを確認してみましょう。

例文を見ると、分かりにくい言葉の意味も理解しやすくなります。

「様相を呈する」を使った例文をチェックして、言葉の意味をより立体的に理解しましょう。

  • 「様相を呈する」の例文1
  • 「様相を呈する」の例文2

「様相を呈する」の例文1

「様相を呈する」は世界情勢などを伝えるニュースで使われる事が多い言葉です。

そのような場面で「様相を呈する」という言葉が使われている文章を見て行きましょう。

「世界情勢は緊迫した『様相を呈して』います」「A国とB国の関係は、一触即発の『様相を呈して』います」という感じです。

また「ハロウィン当日を迎えて、渋谷のセンター街は混乱の『様相を呈して』います」「クリスマスイブの夜、巨大クリスマスツリーの前はカップルの撮影場所の『様相を呈して』います」など、世相を伝えるニュースでも、「様相を呈する」という言葉は頻繁に登場します。

またスポーツ中継でも、「両チームの力は拮抗しているため、気を抜いたら負けの『様相を呈して』います」などと、実況中継のセリフとして「様相を呈する」という言葉が使われます。

「様相を呈する」の例文2

日常生活やビジネスシーンでも「様相を呈する」という言葉を使う事ができます。

「お隣の夫婦は、仲が悪すぎて、犬も食わない『様相を呈して』きたわ」「○○君は大学受験に落ち続けて、すでに若者ではなく中年の『様相を呈して』きた」という感じです。

また「A部長は仕事をし過ぎて、全然家に帰っていない。だからシャツがぐちゃぐちゃで、ホームレスの『様相を呈して』いる」「職場の雰囲気が悪すぎて、みんなが会社を辞めたいと思っている。しかしみんなが意地で踏みとどまっているので、我慢大会の『様相を呈して』いる」などと、「様相を呈する」という言葉を使う事ができます。

日常生活やビジネスシーンでも、自分がレポーター気分で様子を眺めると、「様相を呈する」という言葉を使いこなす事ができそうです。

icon まとめ

「様相を呈する」の言葉の意味や使い方をチェックしました。

一見、難しそうに見える「様相を呈する」ですが、意味はとても分かりやすく、使い勝手もいい言葉です。

会社に通勤する時、学校に通学する途中などで、様々な様子をチェックして、「様相を呈する」を使った文章にしてみましょう。