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「大仰」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

「大仰」の意味と類語を紹介します。

さらに「大仰」の使い方や、「大仰」を使った例文を紹介します。

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「大仰」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「大仰」の意味とは?
  • 「大仰」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「大仰」の言葉の使い方
  • 「大仰」を使った例文
  • 「大仰」の対義語


「大仰」の意味とは?

「大仰」という言葉を目にした事があるでしょうか。

誰かの表現などに対して使われる言葉です。

「大仰だな」などと、日頃から言われる事が多い人もいるかもしれませ。

一方でまだ一度も目にした事がない、耳にした事がないという人もいるかもしれません。

そこで「大仰」の読み方と意味を紹介します。

  • 「大仰」の読み方
  • 「大仰」の意味

「大仰」の読み方

「大仰」「おおぎょう」と読みます。

「だいぎょう」など、読み間違えやすい言葉ですので、正しい読み方を知っておきましょう。

「大きい」「大」「仰天(ぎょうてん)」「仰」だと覚えておくと、読み間違えが少なくなりそうです。

「大仰」の意味

「大仰」「わざとらしい」「おおげさ」という意味があります。

また「もったいぶる」という意味もあります。

「大仰に首を振る」という場合は、ちょっとオーバーアクションでわざとらしく首を振る様子をイメージすると良いでしょう。

時代劇の悪代官などが、「これはこれは」などと言いながら、首を振るシーンがありますが、このような行動を「大仰に首を振る」と言います。

あなたの周囲にも、何かと大きな動作をしたり、わざとらしい話し方をする人がいると思いますが、そのような人を見かけたら「大仰」という言葉を使ってみましょう。



「大仰」の類語や言い換え・似た言葉

「大仰」と似た意味を持つ言葉には、どのような物があるでしょうか。

そこで「大仰」の類語や、言い換える事ができる、似た意味の言葉を紹介します。

  • 「おおげさ」
  • 「仰々しい」
  • 「大層」

「おおげさ」

「大仰」と似た意味の言葉に「おおげさ」があります。

「おおげさ」という言葉は、日常的にも良く使われる言葉です。

みなさんも「大仰」は使わなくても「おおげさ」という言葉は良く使うと思います。

「おおげさ」「大袈裟」という漢字が使われています。

「袈裟斬り」という言葉がありますが、「大袈裟」はそもそも、日本刀で肩口から体を斬る事を意味します。

「袈裟斬り」は動きが大きく派手な動きなので、大きく誇張する事を「おおげさ」と呼ぶようになりました。

またお坊さんが着る「袈裟」が派手だった事から「おおげさ」という言葉ができたという説もあります。

いずれにせよ、「おおげさ」には、実際以上に誇張する、大きく見せるという意味があり、「大仰」と似た意味を持つ言葉です。

「仰々しい」

「大仰」「仰」を使った言葉、「仰々しい」も、「大仰」に似た意味の言葉です。

「仰々しい」「ぎょうぎょうしい」と読みます。

「仰々しい言い方」は、大げさでわざとらしい言い方を意味し、「大仰な言い方」とほとんど同じ意味になります。

大した話ではないのに、もったいつけて話したりすると、「仰々しい」と呼ばれてしまいます。

「大層」

「大層」という言葉も、「大仰」と似た意味を持つ言葉です。

「大層」「たいそう」と読みます。

意味は「おおげさな事」で、「おおげさ」「大仰」とほとんど同じです。

そのため「仰々しい言い方」「大仰な言い方」は、「大層な言い方」と言い換える事も可能です。

「大仰」の言葉の使い方

「大仰」という言葉はどのような場面で使えばよいでしょうか。

まずは、身の回りにやたらとおおげさな言動をする人がいたり、わざとらしいリアクションをする人がいたら、その人の様子を「大仰」という言葉で表現してみましょう。

例えば昨日テレビで見た事を、さも重大ニュースのように話す人は、「大仰」な人です。

また体の動きが大きく、西欧人のような身振り手振りをする人も「大仰」と言えるでしょう。

また誰かの話を聞いて「大げさだな」と感じた時に、「それは大仰だね」と言ってリアクションする事もできます。

例えば「昨日食べたランチは、世界一旨かった」などという話を聞いた時は、「おおげさだね」と言う感じで、「大仰だね」と言ってみましょう。



「大仰」を使った例文

「大仰」を使った例文を見て行きましょう。

「大仰」は意味が分かっても、文章に組み込むのが比較的難しいイメージがあります。

例文をチェックする事で、文章に入れるコツを覚えましょう。

  • 「大仰」の例文1
  • 「大仰」の例文2

「大仰」の例文1

誰かがおおげさに何かを言っている様子は、「大仰」という言葉を使うのにふさわしい場面です。

そこで、そのような場面を、「大仰」を文章にしてみましょう。

「Aさんは自分の初恋に関する話を、世界の名作のように『大仰』に話した。正直言って、少し迷惑だと感じた」「Bさんはいつも『大仰』な話し方をするので有名だ。なのでみんな、Bさんの話は『話半分』に聞く事にしている」「Cさんの『大仰さ』には辟易する。 Cさんの奥さんは女優さんのように綺麗な事になっているが、そんな事はないだろう」という感じです。

「大仰さ」は周囲にいる人にとって迷惑な事が多いです。

そのような不満を含めて、「大仰」を使った文章にしましょう。

「大仰」の例文2

おおげさな動きや、わざとらしい動きを見た時も「大仰」を使いたくなります。

そこでオーバーアクションが気になる人を、「大仰」を使った文章にしてみましょう。

「彼女はA君の話に、『大仰』にうなづいた。きっと彼女はA君の事が好きなのだろう」「上司は、『大仰』に首を振って、私の事を見る。そんなに大げさな動作をしなくても、自分がミスをしたという自覚はある」「彼は『大仰な』身振り手振りをしながら、アメリカ旅行の話をした。まるで冒険映画を観ているようで、楽しかった」という感じになります。

身の回りに大げさな動きをする人がいたら、心の中で「大仰」という言葉を使って、文章にしてみましょう。

「大仰」の対義語

最後に「大仰」の反対の意味の言葉をチェックしてみましょう。

「おおげさ」「わざとらしい」とはまるで違う意味を持つ言葉ばかりが登場します。

  • 「率直」
  • 「端的に」
  • 「単刀直入」

「率直」

「率直」「繕ったりせず、ありのまま表現する」という意味があります。

「大仰」とは真逆の言葉と言えるでしょう。

「率直な意見」は、「素直でありのままの意見」という意味になります。

わざとらしさや大げさなイメージがある「大仰な意見」とはまるで違う意味になります。

また「率直さ」を持つ人とは付き合いやすいため、人気者になりやすい傾向があります。

「端的に」

「大仰」には「もったいぶる」という意味がありますが、全くもったいぶらずに表現する事を「端的」と言います。

「端的」は、「手っ取り早く要所や急所を突く」という意味があります。

忙しいビジネスシーンでは、「大仰さ」よりも「端的」な表現の方が求められやすいかもしれません。

必要事項を箇条書きのメモにするような行為は、「端的な表現」と言えるでしょう。

仕事上で無駄が多い文章を書いてしまうと、「もっと『端的に』」という指導が入る事もあります。

「単刀直入」

「単刀直入」という言葉も、「大仰」とはまるで違う意味を持つ言葉です。

「単刀直入」には、前置きなどをせず、重要な部分だけ相手に伝えるという意味があります。

会議などで時間が無い時は「『単刀直入』に言いますと…」などと言い、要点だけをいきなり話す事があります。

もったいぶって話をする「大仰」とは、180度違う言葉と言っても良いでしょう。

icon まとめ

「大仰」は大げさでわざとらしい、さらにもったいぶっているという意味がある言葉です。

「大仰な態度」「大仰な話し方」は、たまになら良いですが、いつもだと敬遠されてしまいがちです。

ちょっと「大仰かな」と自分の態度に気付いた時は、行動をあらためてみましょう。