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「明日は明日の風が吹く」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

ことわざには、色々なものがありますね。

物事の状態を比喩的に表現したり、分かりやすく例えたり。

また、人の心境を的確に表しているものもあれば、その心理的な状態を和らげる効果があったりもします。

そんなことを調べているうちに思い浮かべるのが、次の日の言葉です。

「明日のは明日の風が吹く」

明日は明日の風が吹く

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「明日は明日の風が吹く」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「明日のは明日の風が吹く」の意味とは?
  • 「明日のは明日の風が吹く」の類語や似たことわざ
  • 「明日のは明日の風が吹く」の使い方
  • 「明日のは明日の風が吹く」を使った例文
  • 「明日のは明日の風が吹く」は座右の銘にもおすすめ?


「明日のは明日の風が吹く」の意味とは?

「明日は明日の風が吹く」ということわざを聞いたことがないでしょうか?

切羽詰まった時に、この言葉が思わず脳裏をよぎる人もいるのではないでしょうか?

この言葉・ことわざの意味は、「明日が来れば今日とは違う風が吹くもの。だから、今はくよくよと考えても仕方ない。あまり考え過ぎても取り越し苦労になるだけ。物事はなるようにしかならないのだから」

このような意味が込められています。

ある意味、開き直りや、不遇的な自分の身を慰める時も使うことがあります。

実は、この言葉は、マーガレット・ミッチェルの小説で映画としても有名な「風と共に去りぬ」のラストを締めくくるセリフとしてあまりにも有名なりました。

「風と共に去りぬ」のストーリーは、南北戦争の時代のアメリカを舞台にしており、ヒロインのスカーレット・オハラの成功と挫折や失恋を壮大なスケールで描いた小説です。

映画のラストシーンでも出てくる最後に全てを失ったスカーレットが「Tomorrow is another day(明日は明日の風が吹く)」とささやくのです。

この言葉が多くの人の気持ちをどれだけ癒して救ったことでしょうか。

  • 「明日のは明日の風が吹く」の読み方

「明日のは明日の風が吹く」の読み方

「明日のは明日の風が吹く」は、「あしたのはあしたのかぜがふく」と読みます。

特に難しい読み方はありません。



「明日のは明日の風が吹く」の類語や似たことわざ

「明日のは明日の風が吹く」と似たような意味で使われる言葉やことわざには、次のようなものがあります。

  • ケセラセラ
  • 何とかなる
  • 明日は明日、今日は今日

ケセラセラ

「ケセラセラ」の意味を一言で言うなら、「何とかなるさ」

まさに「明日のは明日の風が吹く」そのものです。

「自分で行動せず自然な展開に任せること」「天命を待つ」と言った意味の他に、天に任せる・成り行きに任せる・運を天に任せる・運命をかける・天命に任せる・運任せにする・成り行きに身を委ねる・自然に任せる・なるようになる等の例え方もできます。

「ケセラセラ」は、ヒッチコックの映画の「知りすぎていた男」の主題歌で、主演女優兼歌手のドリス・デイが歌った曲でもあります。

“Que Sera, Sera”と表記され、スペイン語で「なるようになるさ。」

という意味があるとも言われています。

しかし、実際には、スペイン語としては、文法的に成り立たない文章とれていて、一種の擬似的な外国語として使われているともされています。

何とかなる

「何とかなる」 この言葉は、日常でよく使われる言葉ではないでしょうか?

「もうジタバタしても仕方ないよ。何とかなるさ。」

かなりお気楽的なニュアンスが伝わってきますが、「難しいことについて楽観的に解決できるであろうと期待する心境」を表しています。

「どうにかなるさ。大丈夫だよ。」

「そんなに心配しなくても、きっと適当にやれるよ。」

このような言い方にもなりますね。

明日は明日、今日は今日

「明日は明日、今日は今日」という言葉も同じように意味で使われます。

意味としては、「成り行きに任せるのが良い。」ということになるでしょうか。

「明日は明日の風が吹く」「たとえ今日の風が強くても、明日の風は強いとは限らない」「明日になれば、違う風も吹く可能性もある」という意味が込められています。

意味的に言い換えると、「見えない明日のことを心配しても仕方がない。」「あまり先々を案じてもどうしようもない」となります。

もう少し、広い意味で考えると、「ともかく成り行き任せに生きていってもいいのではないか。」「時の結果は運次第。

結局なるようにしかならない」
と理解することもできます。

少し、開き直りような精神を指しています。

「明日のは明日の風が吹く」の使い方

「明日のは明日の風が吹く」は、切羽詰まっている状態の時に、使われることが多い言葉です。

必死になっていても、今はどうしようもなく、自然の流れに任せるしかない時に使われるでしょう。



「明日のは明日の風が吹く」を使った例文

例文としては、次のようなケースがあります。

  • 「明日のは明日の風が吹く」の例文1
  • 「明日のは明日の風が吹く」の例文2
  • 「明日のは明日の風が吹く」の例文3

「明日のは明日の風が吹く」の例文1

「明日は明日の風が吹くと言うし、あれこれ考えて心配しているよりは、今するべき仕事をしっかりとこなして行こう。」

仕事をしていると、色々な悩みごとや課題が次々と現れてくるものです。

先を予測して、事前に手を打っておくということも必要なのですが、予測不可能なことは、どうしても対策を打つことはできないものです。

そのような時に、この言葉が出てくるでしょう。

「明日のは明日の風が吹く」の例文2

「あんまり、クヨクヨするなよ。落ち込んでいても、何にもならない。明日は明日の風が吹くこともあるからさ。」

「明日は明日の風が吹くんだから、今日の失敗は、気にするなよ。落ち込んでばかりいたら、つまらないからさ。」

人は生きている中や仕事でも大きな失敗やトラブルを起こしたり、ひどい目に遭うことは必ずあります。

恋愛でも、失恋や別れなど色々な辛いな出来事も降りかかって来ることでしょう。

そんな日に遇ってしまうと、その日は最悪としか思えないのですが、最悪な日でも、たった1日野子と。

人生を長い目で見れば、その時の苦しい出来事は、ほんの一瞬のことなのです。

良いことがあれば、悪いこともあるがあるのが人生です。

山あり谷があるから人生は、あの時の出来事を振り返ってみると、面白いと思うのです。

人生のリズムやサイクルは、落ちていても必ずいつかは立ち直り、上がって行くものです。

苦しい時こそ、気持ちを切り替えてポジティブに行きていきたいものです。

「明日のは明日の風が吹く」の例文3

「彼は、あまりにも心配しすぎだと思うよ。 いくら準備万端にしていても、思わぬことは起こるもの。 明日は明日の風が吹くこともあるんだから、ここまで来たら出たとこ勝負で乗りきる大胆さも必要だね。」

「明日は明日の風が吹く」という言葉は、ビジネス用語としてはありませんが、仕事をしていると、こんな風に使うケースもよくあります。

ビジネスでは、堅実に業務を行っていくことが理想的です。

しかし、そのようにしていたとしても、思わぬところで足をすくわれることも少なくありません。

人は窮地に陥ると焦ってしまうもの。

ピンチになったからと言って、やみくもにうろたえてもどうしようもないことがあります。

こんな時にこそ、「明日は明日の風が吹く」という姿勢で、ことの成り行きを見守りながら、冷静、そして楽観的に対処することも必要です。

「明日のは明日の風が吹く」は座右の銘にもおすすめ?

人が生きて行く中では、ことわざが時として、自分の指針になることがあります。

現代でも、「座右の銘」としてビジネスマンが自分の支えとしている言葉は必ずあるでしょう。

この「明日のは明日の風が吹く」という言葉も座右の銘として、使われることが結構多いのです。

現代では、インターネットが発達して技術の進化も速くなってきています。

毎日、新しいものが生まれたり、次の進化が出てきたり、変化に富んだことが多い毎日を過ごしているのが、現代人です。

このような社会では、「今日はこんなふうなことがあったのだから、おそらく明日も同じようにことが進んでいくはずだ。」

というような慣習的な流れで、ロジックが成り立たない時代になっているのではないでしょうか? そんな予測不可能な難しい時代に生きている私達なのです。

このような現代人だからこそ、ストレスを抱えながら、苦しく慌ただしい毎日に追われているのです。

しかし、できるだけストレスを溜めずに、抱えこまないようにしたがら、自分なりの思考で柔軟に対応しながら生きていくことが、とても大切でベストな選択なのかもしれません。

「明日は明日の風が吹く」とは、現代人がよく「座右の銘」としても挙げる言葉となっています。

絶えず変化し続ける現代の流れに、いとも簡単にあっさりと飲み込まれてしまわないように、「明日は明日の風が吹く」ということを心にしっかりと刻み込んでいくことが必要なのでしょう。

「成り行き任せでもいいじゃないか。」

とうと、少し無責任な感じもしてしまうのですが、このような考えは、現代社会のあり方を象徴していますし、自然体で生きていく方法方を多くの人々に教えているとも考えられます。

icon まとめ

「成り行き任せでもいいじゃないか。明日は明日の風が吹くんだから」

こんなふうに思いながら、ゆっくりと歩いて行くのもいいのではないかなと思える人も増えています。

日本人は、とても勤勉で一生懸命に働いていることが、大きな特徴でした。

何かトラブルや課題が発生した時は、何事にも真摯に対応して解決していく。

これが日本の典型的な姿勢だったかもしれません。

これが日本経済を大きく成長させた原動力だったのですが、今では時の流れがあまりにも速くて、予想が立てにくいことばかりです。

その結果、間違った方向に物事が進んでしまうことさえあるのです。

しかし、このようなことばかり起こっていると、次の一手を打つことがとても難しくなってきます。

とは言っても、予測しうることに対して、全方位的に対策を練っておくということも、現実的なことではありません。

このようなことから、やるべきことはやっていても、後は、「運を天に任せる」というような進境になることも不思議ではありません。

最大の努力はしつつも、後は「明日のは明日の風が吹く」という心境で臨むことが大切なのかもしれません。

あまりギリギリまで自分を追い込むのではなく、どこかで適当にブレーキをかけることも必要です。