「当社」と「弊社」の違いとは?分かりやすく解釈
この記事では、「当社」と「弊社」の違いを分かりやすく説明していきます。
目次
- 「当社」とは?
- 「弊社」とは?
- 「当社」と「弊社」の違い!
「当社」とは?
「当社」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 概要
意味
「当社」は「とうしゃ」読み、「自分が勤務している会社のこと」という意味です。
概要
「当社」は、単に「自分の会社」という意味で、へりくだった意味はなく、「我が社」と同じ意味です。
つまり、対外的にではなく、対等の立場の人と話す時の言葉です。
社内でのスピーチやプレゼンテーション、報告書、又は企業のホームページなど、特に周囲に対してヘり下る必要がない時に使われます。
新商品の紹介で、既存の商品と比較する時に使われる「当社比」も、「自社製品との比較」という意味で使われています。
「弊社」とは?
「弊社」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 概要
意味
「弊社」は「へいしゃ」と読み、「(話している自分が)勤務している会社をへりくだって言う表現」という意味です。
概要
「弊社」は、社外の人に対して「うちの会社」「私の会社」という意味で使う言葉です。
ビジネスでは、自分の側は徹底的に謙遜しなければなりません。
「弊社」の「弊」は「くたびれる」「ボロボロになる」「ぐったりとなる」という意味があります。
つまり、「くたびれてボロボロの会社」ということで、目いっぱいへりくだっているのです。
実際にそうではないと思っていることは分かっていても、その様に使うのがビジネスマナーです。
「当社」と「弊社」の違い!
「当社」は、「自分の会社」を表す言葉で謙遜の意味はありません。
「弊社」は、「自分の会社をへりくだって表す言葉」です。
「当社」と「弊社」は、全く意味が違います。
社会人ならば恥をかかない様に、使い方を覚えておきましょう。