「表」と「票」の違い
「表」という言葉の意味と、「票」という言葉の意味を紹介します。
さらに「表」と「票」という言葉の意味の違いについて、紹介して行きます。
目次
- 「表」とは?
- 「票」とは?
- 「表」と「票」の違い
「表」とは?
「表」という言葉を使ったことがあるでしょうか。
「表」は「ひょう」と読み、「データを縦横の線で格子状に区切り、記述して表したもの」という意味があります。
パソコン仕事をしている人などは、様々な「表」を使いますが、縦横の線で格子状に区切られた図を使っているという点では共通しているでしょう。
「票」とは?
「票」という言葉の意味を紹介します。
「票」は「ひょう」と読み、「選挙や採決の際に、自分の意思や推薦するもの記入して提出する札」という意味があります。
いわゆる投票用紙は、「票」と呼びます。
また「票」という言葉には、「書付け」や「薄い紙片」という意味もあります。
「表」と「票」の違い
「表」と「票」は似た雰囲気の言葉ですが、意味には若干の違いがあります。
二つの言葉の違いは、「表」や「票」を使った定型句を比べると分かりやすいかもしれません。
「表」を使った定型句には「予定表」「一覧表」「集計表」などがあります。
いずれも縦横の線で格子状に区切られたものです。
一方「票」を使った定型句には「入金伝票」「売上伝票」などがあります。
また「投票用紙」などがあります。
「票」を使った定型句は、役所などで取り扱う正式なもの、一定の様式があるものだと分かります。
一方「表」を使った定型句は、もっと一般的で、形が定まっていないものを指します。
このように、「表」は一般的な使い方をし、「票」は役所などで取り扱う書類だと覚えておくと、違いがはっきりするかもしれません。
「表」と「票」という言葉について見てきました。
二つの言葉の意味と、二つの言葉の意味の違いを知っておきましょう。