「混じる」と「交じる」の違いとは?分かりやすく解釈
この記事では、「混じる」と「交じる」の違いを分かりやすく説明していきます。
目次
- 「混じる」とは?
- 「交じる」とは?
- 「混じる」と「交じる」の違い!
「混じる」とは?
「混じる」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 使い方
意味
「混じる」は「まじる」と読み、「ある物の中に、種類や性質の異なる別のものが入って分らなくなること」という意味です。
使い方
「混じる」は、性質の異なる同士が一緒になり、溶け合うことを言います。
その結果、それぞれを区別できなくなり、融和した新しいものに変わるのです。
例えば、「絵具で赤い色に青い色を加えると、色が溶け合い、「赤」「青」という色は判別できなくなり、「紫」という色に変化します。
この様なときに「混じる」と使うのです。
但し、「男女混合」の様に、個体を区別出来ることもあります。
これは「1つにまとまっている状態」というニュアンスになります。
「交じる」とは?
「交じる」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 使い方
意味
「交じる」も「まじる」と読み、「ある物の中に種類や性質の異なる別のものが入り込む」「仲間に加わる」という意味があります。
使い方
「交じる」は、性質の異なる同士が一緒になりますが、それぞれ区別できる状態のままです。
例えば、「生徒の中に教師がまじる」という場合は、1つの集団の中で大人と子供が一緒ですが、区別はつく状態です。
この様な時には「交じる」を使います。
「混じる」と「交じる」の違い!
「混じる」は、「違う性質のものが、お互いに一緒になり溶け合って区別がつかなくなること」です。
「交じる」は、「違う性質のものが、互いに一緒になっても区別がつく状態であること」です。
「混じる」と「交じる」は、溶け合ってしまうか分離した状態かという点が違います。
どの様な状態なのかにより使い分けましょう。