「講習」と「研修」の違いとは?分かりやすく解釈
この記事では、「講習」と「研修」の違いを分かりやすく説明していきます。
目次
- 「講習」とは?
- 「研修」とは?
- 「講習」と「研修」の違い!
「講習」とは?
「講習」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 概要
意味
「講習」は「こうしゅう」と読み、「学問や技芸を学ぶ為に集り、指導を受けること」という意味です。
概要
「講習」は、一つのテーマに基づいて開催され、専門知識を持っている人の話を聞いたり、実演するところを見るなどして学ぶことを言います。
基本的に座学や見学など受動的で、一方的に説明を受けたり、人が目の前で行うのを見ることが多くなります。
自分が身に付けたいと思う知識やテーマを選んで参加できて、現在の仕事だけではなく、将来的に役立つこともあります。
運営会社などが開催している「講習」も多く、一般的広く受講者を募集しています。
「研修」とは?
「研修」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 概要
意味
「研修」は「けんしゅう」と読み、「職務上必要とされる知識や技能を身に付ける為に、会社からの要請で、一定期間勉強や実習をすること」という意味です。
概要
「研修」は、現在仕事をする上で、必要な知識や技能を身につけることを目的で学ぶことを言います。
会社に入社した時に行われる「新人研修」や、医師を目指す人が学ぶ「研修医」などの制度があります。
仕事の一環として行われる為に、参加は義務であり、それを済ませてから配属されることがほとんどです。
実践的な演習が多く、自分で考えて能動的に学ぶものです。
会社や組織が定めるものであり、一般的に参加者を募集することはほぼありません。
「講習」と「研修」の違い!
「講習」は「知識や技能を身に付ける為に、講師の話を聞いたりや実演を見学して、受動的に学ぶもの」です
「研修」は「仕事に必要な知識や技能を身に付ける為に命じられる課程で、実践して能動的に学ぶもの」です。
「講習」と「研修」は、目的とスタイルが違います。
自主的に受けるのが「講習」、義務的に受けるのが「研修」と言えます。