「戸籍謄本」と「抄本」の違いとは?分かりやすく解釈
この記事では、「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の違いを分かりやすく説明していきます。
目次
- 「戸籍謄本」とは?
- 「戸籍抄本」とは?
- 「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の違い!
「戸籍謄本」とは?
「戸籍謄本」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 概要
意味
「戸籍謄本」は「こせきとうほん」と読み、「戸籍に関する全てが記載されている書類のこと」という意味です。
同じ戸籍に登録されている家族の情報が全て記載されています。
概要
「戸籍謄本」は、戸籍の内容が全て記載されている書類で、その戸籍に登録されている人達の関係性を確認する時などに使います。
具体的には「婚姻・離婚」「養子縁組・離縁」「死亡」「相続」「本籍変更」など、本人とその家族との関係性を証明する書類です。
「戸籍謄本」は、自分の本籍地がある各市町村の役所でしか発行して貰えません。
本籍地が遠くて行けない場合には、郵送して貰えます。
「戸籍抄本」とは?
「戸籍抄本」の意味と概要について紹介します。
- 意味
- 概要
意味
「戸籍抄本」は「こせきしょうほん」と読み、「戸籍上で、一部の人の項目だけが記載された書類のこと」という意味です。
同じ戸籍に複数の人が登録されていても、自分の分だけ、或いは家族誰か一人分だけ抜き出した形で発行して貰えます。
概要
「戸籍抄本」は「戸籍個人事項証明書」と呼ばれることもあり、その戸籍の中で、個人の内容だけ表しています。
何かの必要書類として、自分のことだけ証明できれば良い時に使われます。
具体的には「パスポート申請」「氏名変更手続き」「生命保険の請求」など、個人的な手続きがあります。
「戸籍抄本」も、本籍地がある各市町村の役所で発行して貰います。
「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の違い!
「戸籍謄本」は、「戸籍に記載されている家族全員の情報が記載されている書類」です。
「戸籍抄本」は「戸籍の中で、個人の情報のみが記載されている書類」です。
「戸籍謄本」と「抄本」は、記載されている内容が違います。
目的に合わせて取り寄せる様にしましょう。