「敢然と立ち向かう」とは!意味や使い方!例文も解説
「敢然と立ち向かう」には、それなりの勇気や度胸が必要になります。
目次
- 「敢然と立ち向かう」の意味とは?
- 「敢然と立ち向かう」の表現の使い方
- 「敢然と立ち向かう」を使った例文と意味を解釈
- 「敢然と立ち向かう」の類語や言い換え
「敢然と立ち向かう」の意味とは?
「敢然と立ち向かう」は、思い切って何かと対峙することの表現です。
「彼は無理だと思うことにも敢然と立ち向かうタイプだ」と使うと、それだけ彼は思い切りがいい人間だという意味になると考えてください。
この思い切ってという解釈には、うまくいくかどうかは全く気にしていないというニュアンスが含まれており、それよりも行うという行為自体に価値があると考えての行動だと表現していることになります。
- 「敢然と立ち向かう」の読み方
「敢然と立ち向かう」の読み方
「敢然と立ち向かう」は、「かんぜんとたちむかう」と読んでください。
「敢然」は、「思い切って」という意味になり、「敢然な態度」と使った時には思い切りのいい様子(そのような態度)の表現になります。
「敢然と立ち向かう」の表現の使い方
「敢然と立ち向かう」の表現の使い方を紹介します。
先のように、結果はどうあれ、思い切って何かと対峙するという意味で使う表現なので、勇気や度胸のある行動だと評価することができます。
ですが、そんなことをした所為で反って状況などが悪いことになってしまう場合もある為、何事にもそのような態度で臨めばいいというものでもありません。
これについて、この言葉をそのまま用いて「敢然と立ち向かうことだけが正しいとは限らない」という具合に表現できます。
「敢然と立ち向かう」を使った例文と意味を解釈
「敢然と立ち向かう」を使った例文と、その意味の解釈になります。
この言葉で表現される行為は、悪くとれば「後先を考えていない」と言えるでしょう。
- 「敢然と立ち向かう」を使った例文1
- 「敢然と立ち向かう」を使った例文2
「敢然と立ち向かう」を使った例文1
「敢然と立ち向かうつもりだったが、少し躊躇している」
何事にも思い切ってそうすればいいというものでもないので、そのような躊躇が大事になることもあります。
「敢然と立ち向かう」と使うと、一種の格好のよさが感じられますが、それだけでいいというものでもありません。
「敢然と立ち向かう」を使った例文2
「敢然と立ち向かったところで、とても勝てる相手ではなさそうだ」
ゲームで使っている例で、思い切って戦ったところで勝てそうにはないと言っています。
ゲームの中であれば、ある程度の思い切りも大切になりますが、どう考えても勝てないと思われる相手とは、無理に戦うこともないでしょう。
「敢然と立ち向かう」の類語や言い換え
「敢然と立ち向かう」と同様の意味になる表現です。
使い方もほとんど一緒だと考えていいでしょう。
- 「果敢に立ち向かう」【かかんにたちむかう】
「果敢に立ち向かう」【かかんにたちむかう】
「果敢」という言葉も、「思い切って」という解釈になります。
よって、こちらも結果は気にせず、思い切って何かと対峙する表現として使うことができます。
「~に挑む」、「~にチャレンジする」という使い方もよく見聞きします。
何事にも「敢然と立ち向かう」ことがいいとも限りませんが、時には思い切ってそのような行動が必要になる場合もあるでしょう。